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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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◆Date:2007年01月26日
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記念硬貨に思う南極観測50年

2007-01-26-Fri
2006年は南極観測50年だったそうです。1956年の11月に初代南極観測船「宗谷」が東京を出発して以来、第48次観測隊までのべ2,300人が上陸したのだそうです。半世紀なんだそうです。ああ、そうなんだぁ。そんなことちっとも知りませんでした~。知らないうちに2007年になっちゃてました。なんか、すみませんでしたって感じです。

今日家族がこんなのもらったよって帰ってきました。正確に言うと、たくさん持ってる人が変えてくれたんだそうです。その人がどこで手に入れたのかまで聞きませんでしたけれど。
coin01.jpg


右が表で、左が裏ですね。ちょっとストロボで光ってしまいましたが、表には樺太犬のタロとジロが(向かって左がタロで右がジロです)が描かれています。裏には、オーロラと南極大陸が描かれていますよね。こんな写真でよくもわかるとお思いかもしれませんが、もちろんわかるわけはありません。種明かしをすればこちらが記念コインの解説のページで、ここにそうしたことが説明にしてあるのです。

タロとジロの話は映画「南極物語」で有名になり、その後ディスニーよりリメイクされました。見てませんけれど、樺太犬タロジロはシベリアン・ハスキーに変わって、ディズニー映画らしいヒューマニズムあふれる、感動作となっているようです。
南極物語
南極物語
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おすすめ度の平均: 3.5
2 オリジナルとは別物として見れば・・・
3 この映画は・・・
4 ディズニーだね!


ところで、南極といって今わたしが思い出すのは、タロジロでも、オーロラでもなくて、地球温暖化現象です。オゾン層の破壊の影響をもろに受け、結果地球全体を滅びに導く一つの象徴という感さえあります。温暖化の影響で南極(や北極)の氷が溶けて、結果する海面の上昇は70センチとも言われています。

地球温暖化。かつて、「温暖化なんて心地よい言葉を使ってはいけない」と倉本聰は言っていたのを記事にしたのですけど、結局一旦定着してしまうとほかの名前はなかなかないわけで、ま、最初に翻訳した人が必ずしも直訳をすればよいというものではなくて、そうした日本語の語感をよく考えて欲しいものだと思います。

さて、現在一つの映画が話題になっています。

不都合な真実
不都合な真実
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アル・ゴア 枝廣 淳子
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おすすめ度の平均: 4.5
5 今・わたしはなにをすべきなのか
4 否定から絶望へ飛躍するのはやめよう。
5 気をつけよう


ゴア元副大統領が出演したということでも有名になった「不都合な真実」です。ラジオでは梅の開花があったと聞いたので検索してみると、「世界的暖冬 エルニーニョの影響で」ということで、東京では平年より11日早いという、ま、「不都合な真実」の世界がまさに体感できる不気味なくらいの暖冬であります。

以前は冒険と感動の世界であったり南極観測が、今では祈るような思いでその危機を測っているのかもしれません。ぜひ真剣に危機感を感じながら、この作品を味わいたいものですね。
 → 「不都合な真実」公式サイト

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