David the smart ass心のダイエット!〜時には辛口メッセージを〜 |
Title List
◆Date: 200701
- 01/31 映画:「笑の大学」〜DVDで - シアター
- 01/30 携帯からビックリするほどって〜<週別集計> - FC2ウォッチング
- 01/30 きょうは(BlogPet) - ラクガキノオト
- 01/28 原田知世は今でも時をかける少女だった? - ラクガキノオト
- 01/28 映画:「海を飛ぶ夢」〜DVDで - シアター
- 01/27 「新しいファンのための相撲観戦入門」 - リングサイド
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映画:「笑の大学」〜DVDで
2007-01-31-Wed
くだらないけどおもしろい! 役所広司が叫ぶ台詞なんですけど、おもしろい作品にできあがっていると思いました。ちょっと、Amazonのレビューは辛口〜。
権力と自由
摩訶不思議な笑い
くだらないけど面白い!それだけではない
昭和15年の東京です。浅草で劇団「笑の大学」で台本・演出を担当している椿(稲垣吾郎)は、芝居上演許可を得るために警察に通っているわけです。舞台のほとんどが検閲官向坂(役所)と椿とが、取調室で体面するという形で展開します。
警視庁保安課検閲係の向坂の仕事は、戦況厳しくなりつつある中で、上演前の芝居の台本について検閲し、戦意を喪失させるような、あるいは風俗を壊乱するような、ま、不適切である箇所をチェックし、許可を与えたり、一部削除、一部修正などを指摘したり、そして場合によっては不許可とするわけです。作家たちはそこで「指導」を受け、めでたく許可を得る者、渋々修正に応じる者がいるわけです。−−江戸川乱歩も萩原朔太郎も、こうして検閲と闘ってきたのだなぁと、ま、思います。「怪人二十面相」なんて、もうタイトルから影響を受けていまして、検閲を受けたものかどうか忘れましたが、本当は「怪盗二十面相」にしたかったものが、時局柄「盗」の字がふさわしくないということで「怪人」になったそうです。朔太郎の処女詩集『月に吠える』は、「風俗壊乱」ということで発禁、「愛隣」「恋を恋する人」の二編を切り取って出版するということになります。ああ、こんなこともあったのかと想像しました。また、戦時下イメージというのは、わたしは疎開とか空襲とかそうしたものがどうしても中心になる傾向にあるのですが、戦争が深刻化する前までは内地は、それなりに豊かでいいものもあったんだとしみじみと思います。
閑話休題。さてこの映画、もともとは三谷幸喜の演劇を映画化したものということですが、これは二人芝居だったんだということがよくわかります。幕数はわかりませんが、この取調室の一場で、椿の仕事ぶりや、劇団の様子、実際の舞台などが再現されるというしくみになっています。
「笑の大学」というのは作品のタイトルであり、作中では劇団名になっているのですが、まさにこの取調室が、二人にとってのそれぞれの「笑い」について学ぶ場となっているということですね。向坂はそれまで、おそらく「笑い」などということにマジメに考えたことなどなかったと思うし、笑うことの幸福、笑わせることに難しさ、楽しさなどについて考えたことはなかったのですね。椿の方は椿で、笑いの求道者というとあれですけれど、上演中止に追い込もうとする向坂の無理な条件をなんとか台本に反映し、笑えるものにしようとするわけです。堅物向坂は笑いについて知り、椿はさらに笑いについて、広く、深く学ぶ……みたいな、そんな「笑の大学」になっているのですね。
取り締まる側といやいや取り締まられる側、厳しく検閲しなければならない側と自由に書きたい側、そうした二人の立場を時に乗りこえそうになりながら、また、元に戻りながら、壁を越え交流していくようなそんな展開が、なんとも愉快で楽しいです。そして、いささか感動的な結末へと進んでいきます。おもしろい!


笑の大学 スタンダード・エディション
posted with amazlet on 07.01.31
東宝 (2005/05/27)
売り上げランキング: 21508
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おすすめ度の平均: 

権力と自由
摩訶不思議な笑い
くだらないけど面白い!それだけではない昭和15年の東京です。浅草で劇団「笑の大学」で台本・演出を担当している椿(稲垣吾郎)は、芝居上演許可を得るために警察に通っているわけです。舞台のほとんどが検閲官向坂(役所)と椿とが、取調室で体面するという形で展開します。
警視庁保安課検閲係の向坂の仕事は、戦況厳しくなりつつある中で、上演前の芝居の台本について検閲し、戦意を喪失させるような、あるいは風俗を壊乱するような、ま、不適切である箇所をチェックし、許可を与えたり、一部削除、一部修正などを指摘したり、そして場合によっては不許可とするわけです。作家たちはそこで「指導」を受け、めでたく許可を得る者、渋々修正に応じる者がいるわけです。−−江戸川乱歩も萩原朔太郎も、こうして検閲と闘ってきたのだなぁと、ま、思います。「怪人二十面相」なんて、もうタイトルから影響を受けていまして、検閲を受けたものかどうか忘れましたが、本当は「怪盗二十面相」にしたかったものが、時局柄「盗」の字がふさわしくないということで「怪人」になったそうです。朔太郎の処女詩集『月に吠える』は、「風俗壊乱」ということで発禁、「愛隣」「恋を恋する人」の二編を切り取って出版するということになります。ああ、こんなこともあったのかと想像しました。また、戦時下イメージというのは、わたしは疎開とか空襲とかそうしたものがどうしても中心になる傾向にあるのですが、戦争が深刻化する前までは内地は、それなりに豊かでいいものもあったんだとしみじみと思います。
閑話休題。さてこの映画、もともとは三谷幸喜の演劇を映画化したものということですが、これは二人芝居だったんだということがよくわかります。幕数はわかりませんが、この取調室の一場で、椿の仕事ぶりや、劇団の様子、実際の舞台などが再現されるというしくみになっています。
「笑の大学」というのは作品のタイトルであり、作中では劇団名になっているのですが、まさにこの取調室が、二人にとってのそれぞれの「笑い」について学ぶ場となっているということですね。向坂はそれまで、おそらく「笑い」などということにマジメに考えたことなどなかったと思うし、笑うことの幸福、笑わせることに難しさ、楽しさなどについて考えたことはなかったのですね。椿の方は椿で、笑いの求道者というとあれですけれど、上演中止に追い込もうとする向坂の無理な条件をなんとか台本に反映し、笑えるものにしようとするわけです。堅物向坂は笑いについて知り、椿はさらに笑いについて、広く、深く学ぶ……みたいな、そんな「笑の大学」になっているのですね。
取り締まる側といやいや取り締まられる側、厳しく検閲しなければならない側と自由に書きたい側、そうした二人の立場を時に乗りこえそうになりながら、また、元に戻りながら、壁を越え交流していくようなそんな展開が、なんとも愉快で楽しいです。そして、いささか感動的な結末へと進んでいきます。おもしろい!

携帯からビックリするほどって〜<週別集計>
2007-01-30-Tue
FC2インフォメーションからです。
確かに以前に比べたらはるかに簡単になってます。ただ、ま、「簡単ログイン」とか、「クイックログイン」とか言われている類似機能はブログに限らなければけっこうあるのではと思いますね。それをことさらに〜って感じがするんですね、このタイトル。
たからといって、このたびの機能付加が無意味とか、価値がないわけではなくて、便利になったことは確かなんです。先日の「携帯トップページのリニューアル」と合わせて、ますます拡大すると思われモブロガー(って言う?)へのサービス向上は正解というか、必要というか、必然なんでしょう。そういう意味ではFC2ブログのむいてる方向は間違っていません。
そういえば、mixiは1月28日で登録800万人になったというが(→ITmedia News:「mixiの登録ユーザーが800万人に」)、若年層は携帯のユーザーも多く、今後の若いユーザーも同様の傾向が続き、彼らがPCの乗り換えることがなければ(たぶん場所を選ばない携帯の方が便利だし、それに応じた使い方に慣れているだろうから、平行利用は発生しても完全乗り換えはないでしょう)、携帯への対応は今後、どのサービスも強化せねばならないはずです。
もっと、モバイルの充実を!ということでしょうね。
では、ブログファン(http://www.blogfan.org/)の集計するアクティブユーザー数の比較グラフ(<週別集計>)です。

アメーバーの勢いには目を見張るばかりです。


「簡単ログイン」という言葉が、オリジナリティを主張できるほどの特別な言葉だとは思わないし、その名称を使ったからといってパクリだとは別段思えないのだけれど、ついついそういうコメントをつけたくなるのは(わたしがつけたわけではないのですが)、おそらくこのタイトルにあるのでありましょう。「ビックリするほどログインが簡単に」って。おおげさな(笑)。今まで携帯電話からは、ログインする度にメールアドレス・パスワードを入力しなければならなかったり、間違えたら再度入力しなければいけませんでした。そこで今回追加した機能【簡単ログイン設定】により、一度設定をしていただければ、次回からトップページにある【簡単ログイン】ボタンをクリックするだけで、管理画面...
携帯電話からビックリするほどログインが簡単に!
確かに以前に比べたらはるかに簡単になってます。ただ、ま、「簡単ログイン」とか、「クイックログイン」とか言われている類似機能はブログに限らなければけっこうあるのではと思いますね。それをことさらに〜って感じがするんですね、このタイトル。
たからといって、このたびの機能付加が無意味とか、価値がないわけではなくて、便利になったことは確かなんです。先日の「携帯トップページのリニューアル」と合わせて、ますます拡大すると思われモブロガー(って言う?)へのサービス向上は正解というか、必要というか、必然なんでしょう。そういう意味ではFC2ブログのむいてる方向は間違っていません。
そういえば、mixiは1月28日で登録800万人になったというが(→ITmedia News:「mixiの登録ユーザーが800万人に」)、若年層は携帯のユーザーも多く、今後の若いユーザーも同様の傾向が続き、彼らがPCの乗り換えることがなければ(たぶん場所を選ばない携帯の方が便利だし、それに応じた使い方に慣れているだろうから、平行利用は発生しても完全乗り換えはないでしょう)、携帯への対応は今後、どのサービスも強化せねばならないはずです。
もっと、モバイルの充実を!ということでしょうね。
では、ブログファン(http://www.blogfan.org/)の集計するアクティブユーザー数の比較グラフ(<週別集計>)です。

アメーバーの勢いには目を見張るばかりです。

原田知世は今でも時をかける少女だった?
2007-01-28-Sun
最近ちょっとお気に入りの、
原田知世
が三井住友銀行のCMに出ています。
三井住友銀行のTVCMのページ
→「雨やどり」編
→「お風呂あがり」編
→メイキング
ところが、その
原田知世
が載ってる1月のカレンダーのページが、ちょっと謎ってことになってます。おわかりになりますか? どこが変なのか?下のカレンダーなんですけど。

Ameba Newsで知ったのですが。
三井住友銀行HPに不思議なカレンダーが掲載中
三井住友銀行のネットバンキング用ウェブサイトに、1月27日7時42分現在、不思議なカレンダーが掲載されている..........
≪続きを読む≫
そのコメント欄でも「単なる誤植」「MSIMEの不調が原因では?」「こんなふうに二日間がやり直せたらいい〜」「なにかのキャンペーン」とさまざまなコメントが出ていますが、さて、どんなものなのでしょうか? キャンペーンにしたって、もうその1月28日になっちゃってますから、何か起きないとと思うのですけど、ま、営業日じゃないし、何の兆候もありませんね。
じゃ、誤植というか、何かのミスってのも、なんか不思議ですよね。カレンダーである以上は、おそらく月初めから掲示されてたことでしょう。正月休みということを鑑みても、いくらなんでも誰かが気づいて「間違ってるよ〜」って担当者に教えてやってもよさそうなものです。気づいていても担当者に教えないなんて、なんかやな会社って幹事ですよね。
あるいは、担当者は知ってて直してないとしたら、それはそれで、ちょっと腐っているというか、ヤル気を感じないないというか、そんな感じだし、いや、そもそも対外的な宣伝のページだから誰も内部の者は見ないんだってのも、ちょっと妙な感じしますよね。
ミスならミスでありそうなことなんだけれど、それが放置されている銀行ってのもちょっと勘弁してよ〜って思います。わたしのメインバンクではないんですけど、一応口座持ってるし、ちょっとあれです。これじゃ、お客も
原田知世
もお気の毒ってものです。
え?
原田知世
だけに、時をかけるんだって? まさか、そういう落ち?〜。
原田知世の最高傑作だな!
何度見ても鳥肌の立つような作品です。
いわゆるアイドル映画としての最高傑作。

原田知世
が三井住友銀行のCMに出ています。三井住友銀行のTVCMのページ
→「雨やどり」編
→「お風呂あがり」編
→メイキング
ところが、その
原田知世
が載ってる1月のカレンダーのページが、ちょっと謎ってことになってます。おわかりになりますか? どこが変なのか?下のカレンダーなんですけど。
Ameba Newsで知ったのですが。
三井住友銀行HPに不思議なカレンダーが掲載中
三井住友銀行のネットバンキング用ウェブサイトに、1月27日7時42分現在、不思議なカレンダーが掲載されている..........
≪続きを読む≫
そのコメント欄でも「単なる誤植」「MSIMEの不調が原因では?」「こんなふうに二日間がやり直せたらいい〜」「なにかのキャンペーン」とさまざまなコメントが出ていますが、さて、どんなものなのでしょうか? キャンペーンにしたって、もうその1月28日になっちゃってますから、何か起きないとと思うのですけど、ま、営業日じゃないし、何の兆候もありませんね。
じゃ、誤植というか、何かのミスってのも、なんか不思議ですよね。カレンダーである以上は、おそらく月初めから掲示されてたことでしょう。正月休みということを鑑みても、いくらなんでも誰かが気づいて「間違ってるよ〜」って担当者に教えてやってもよさそうなものです。気づいていても担当者に教えないなんて、なんかやな会社って幹事ですよね。
あるいは、担当者は知ってて直してないとしたら、それはそれで、ちょっと腐っているというか、ヤル気を感じないないというか、そんな感じだし、いや、そもそも対外的な宣伝のページだから誰も内部の者は見ないんだってのも、ちょっと妙な感じしますよね。
ミスならミスでありそうなことなんだけれど、それが放置されている銀行ってのもちょっと勘弁してよ〜って思います。わたしのメインバンクではないんですけど、一応口座持ってるし、ちょっとあれです。これじゃ、お客も
原田知世
もお気の毒ってものです。え?
原田知世
だけに、時をかけるんだって? まさか、そういう落ち?〜。PI,ASM/角川書店 (2000/12/22)
売り上げランキング: 26076
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原田知世の最高傑作だな!
何度見ても鳥肌の立つような作品です。
いわゆるアイドル映画としての最高傑作。映画:「海を飛ぶ夢」〜DVDで
2007-01-28-Sun
おすすめの映画です。★★★★★
わたしはこの作品と偶然出会いました。そして、びっくりしました。なんだこれはと思いました。
先日「愛の流刑地」を見てきました(→関連記事)。女が男に抱かれながら、「わたしを本当に愛しているなら殺して」と言うのです。自分の愛する人が死を望んだらどうするか? 愛ルケで男は女を殺しました。作家は愛し合った人妻に「本当に愛しているなら殺して」と言われて、夢中で殺してしまい、殺人罪で裁判を受けることになったという映画でした。
で、先日DVDを借りに行ったら、「愛する人が死を望んだら」というようなキャッチコピーのものが見つかったので、ひょっとしたら比較できるのではと思って借りてきたのがこれです。
尊厳とは如何なものか?!
人間の尊厳
ただ、ただもう、素晴らしい。
全然違ってました! 誤解のないように言いますが、どちらがいいとか悪いとかいうことはありません。わたしは「愛の流刑地」もひじょうに素敵な作品だと思いました。そしてうっすらと涙して見ました。しかし、同時にこの愛はどの程度普遍的に理解されるものだろうと思いました。なるほど、すべての男も女も、一瞬、もしくは、一時期真剣にこの男女のような想いに囚われるかもしれない。しかし、それは一種のパッションであり、それにかくも忠実に実行に移すなどと言うのはフィクションであろうと。
しかし、「海を飛ぶ夢」はそうではありません。その是非はともかくとして、この主人公の思いは愛ルケの男女のものよりもはるかに普遍的に受け入れられ、理解される可能性が高かろうと思いました。もちろん、だからといってこれが正しいかどうかは別の問題なのですけれど。
主人公のラモンは聡明で快活、行動的な男でした。若き日、海の浅瀬に過って飛び込み頸椎を骨折、あやうく一命はとりとめたものの、首から下は全品麻痺という状態になりました。以来20数年、彼は他人の手を借りなければ、それこそ何もできないのです。彼の望みは死でした。自分一人では何もできない。ただ、兄たち家族の庇護の元に、足手まといであることを感じながら生きているわけです。誰かに助けられなければ、与えられた食事を口に運ぶことさえ出来ない。それは彼にとって屈辱でありました。自ら死を望んでも、それを実行することはできないのです。
ラモンの望みは自殺であり、安楽死であり、尊厳死です。それは苦悩からの逃避とか、そういう感じはありません。むしろ、よりよく生きるために彼は死を望んでいるという感じなわけですね。彼が足手まといだと書きましたが、家族から一方的に邪魔者扱いされていたわけではありません。
両親がなくなったあと、彼は兄夫婦の世話になっていたわけですが、時折、夜中に泣くのですね。「俺は死ぬ自由もない。どうして死ねないんだ」って。それを聞いた兄夫婦はその悲しみを理解します。そうして献身的な介護を続けるのですが、やはり人間です。感情が溜まってきます。こちらが介護を一生懸命しているのに、当の本人が「死にたい」などと訴えるのは、介護としてもまさに苦悩でしょう。「馬鹿野郎。俺たち家族はお前の奴隷なんだ。俺の妻はお前の奴隷だ。俺の息子もお前の奴隷だ〜」と兄は寝たきりのラモンに怒鳴ってしまいます。憎くて行っているわけではありません。兄も非常にラモンを理解し愛しています。しかし、やはりお互いの感情が絡みあうと、なにかの拍子にそういう言葉をぶつけてしまうわけです。
もう、兄もラモンも若くありませんので、その言葉の真意を言われたラモンも知っています。実際どんなに兄嫁が献身的に尽くしてくれ、甥(兄の子)が協力的であるったかは、言われなくてもラモン自身がよくわかっているわけです。そうではありながら、独りではなにもできないわけです。なんというのでしょう、精神的には自立していても、肉体的には赤ん坊以下なわけなんです。そんな生活が20数年続いてるわけです。
自分で死ぬことはできません。首をしめてもらうか、ズブリとやってもらうか、一服もってもらうか、いずれにしろ、自分が死ぬためには誰かの手伝ってもらわねばならず、それは、そこまでしてくれた協力者を殺人犯にしてしまうことを意味するのです。それがこの映画の複雑なところです。「愛する人が尊厳死を望んだら、あなたは協力できますか?」というのが、この作品のテーマです。「愛ルケ」と同じであり、「愛ルケ」とは、またずいぶんと違います。
わたしは、実はこういう重いテーマの作品は借りる傾向にあるのですが、ついつい「愛ルケ」との比較がしたくて過って借りてしまったという感じです。しかし、見てみるととてもいい映画でした。
死を望む彼の周りには、献身的に面倒を見る兄一家以外にいろんな人が現れます。よくラモンのことを理解してくれるボランティアとか、ラモンの存在によって勇気を与えられた女性とか、法的に尊厳死を認めさせられないものかとラモンとともに闘う弁護士とか、あるいは逆に説得しようとする、やはり同じように全身麻痺の説教師(神父)とか、いろんな人が出てきてラモンと関わっていく。それがまた、おもしろいです。
実話を元にした映画のようです。見た人が必ずしも尊厳死を肯定するようになるとは思えませんが、尊厳死について、よりよい生について、愛について、夢についていろいろ考えさせてくれる作品であることは事実です。


わたしはこの作品と偶然出会いました。そして、びっくりしました。なんだこれはと思いました。
先日「愛の流刑地」を見てきました(→関連記事)。女が男に抱かれながら、「わたしを本当に愛しているなら殺して」と言うのです。自分の愛する人が死を望んだらどうするか? 愛ルケで男は女を殺しました。作家は愛し合った人妻に「本当に愛しているなら殺して」と言われて、夢中で殺してしまい、殺人罪で裁判を受けることになったという映画でした。
で、先日DVDを借りに行ったら、「愛する人が死を望んだら」というようなキャッチコピーのものが見つかったので、ひょっとしたら比較できるのではと思って借りてきたのがこれです。
ポニーキャニオン (2006/07/19)
売り上げランキング: 10879
売り上げランキング: 10879
おすすめ度の平均: 

尊厳とは如何なものか?!
人間の尊厳
ただ、ただもう、素晴らしい。全然違ってました! 誤解のないように言いますが、どちらがいいとか悪いとかいうことはありません。わたしは「愛の流刑地」もひじょうに素敵な作品だと思いました。そしてうっすらと涙して見ました。しかし、同時にこの愛はどの程度普遍的に理解されるものだろうと思いました。なるほど、すべての男も女も、一瞬、もしくは、一時期真剣にこの男女のような想いに囚われるかもしれない。しかし、それは一種のパッションであり、それにかくも忠実に実行に移すなどと言うのはフィクションであろうと。
しかし、「海を飛ぶ夢」はそうではありません。その是非はともかくとして、この主人公の思いは愛ルケの男女のものよりもはるかに普遍的に受け入れられ、理解される可能性が高かろうと思いました。もちろん、だからといってこれが正しいかどうかは別の問題なのですけれど。
主人公のラモンは聡明で快活、行動的な男でした。若き日、海の浅瀬に過って飛び込み頸椎を骨折、あやうく一命はとりとめたものの、首から下は全品麻痺という状態になりました。以来20数年、彼は他人の手を借りなければ、それこそ何もできないのです。彼の望みは死でした。自分一人では何もできない。ただ、兄たち家族の庇護の元に、足手まといであることを感じながら生きているわけです。誰かに助けられなければ、与えられた食事を口に運ぶことさえ出来ない。それは彼にとって屈辱でありました。自ら死を望んでも、それを実行することはできないのです。
ラモンの望みは自殺であり、安楽死であり、尊厳死です。それは苦悩からの逃避とか、そういう感じはありません。むしろ、よりよく生きるために彼は死を望んでいるという感じなわけですね。彼が足手まといだと書きましたが、家族から一方的に邪魔者扱いされていたわけではありません。
両親がなくなったあと、彼は兄夫婦の世話になっていたわけですが、時折、夜中に泣くのですね。「俺は死ぬ自由もない。どうして死ねないんだ」って。それを聞いた兄夫婦はその悲しみを理解します。そうして献身的な介護を続けるのですが、やはり人間です。感情が溜まってきます。こちらが介護を一生懸命しているのに、当の本人が「死にたい」などと訴えるのは、介護としてもまさに苦悩でしょう。「馬鹿野郎。俺たち家族はお前の奴隷なんだ。俺の妻はお前の奴隷だ。俺の息子もお前の奴隷だ〜」と兄は寝たきりのラモンに怒鳴ってしまいます。憎くて行っているわけではありません。兄も非常にラモンを理解し愛しています。しかし、やはりお互いの感情が絡みあうと、なにかの拍子にそういう言葉をぶつけてしまうわけです。
もう、兄もラモンも若くありませんので、その言葉の真意を言われたラモンも知っています。実際どんなに兄嫁が献身的に尽くしてくれ、甥(兄の子)が協力的であるったかは、言われなくてもラモン自身がよくわかっているわけです。そうではありながら、独りではなにもできないわけです。なんというのでしょう、精神的には自立していても、肉体的には赤ん坊以下なわけなんです。そんな生活が20数年続いてるわけです。
自分で死ぬことはできません。首をしめてもらうか、ズブリとやってもらうか、一服もってもらうか、いずれにしろ、自分が死ぬためには誰かの手伝ってもらわねばならず、それは、そこまでしてくれた協力者を殺人犯にしてしまうことを意味するのです。それがこの映画の複雑なところです。「愛する人が尊厳死を望んだら、あなたは協力できますか?」というのが、この作品のテーマです。「愛ルケ」と同じであり、「愛ルケ」とは、またずいぶんと違います。
わたしは、実はこういう重いテーマの作品は借りる傾向にあるのですが、ついつい「愛ルケ」との比較がしたくて過って借りてしまったという感じです。しかし、見てみるととてもいい映画でした。
死を望む彼の周りには、献身的に面倒を見る兄一家以外にいろんな人が現れます。よくラモンのことを理解してくれるボランティアとか、ラモンの存在によって勇気を与えられた女性とか、法的に尊厳死を認めさせられないものかとラモンとともに闘う弁護士とか、あるいは逆に説得しようとする、やはり同じように全身麻痺の説教師(神父)とか、いろんな人が出てきてラモンと関わっていく。それがまた、おもしろいです。
実話を元にした映画のようです。見た人が必ずしも尊厳死を肯定するようになるとは思えませんが、尊厳死について、よりよい生について、愛について、夢についていろいろ考えさせてくれる作品であることは事実です。

「新しいファンのための相撲観戦入門」
2007-01-27-Sat
今日本屋さんで、ベースボールマガジン社の「月刊相撲」別冊冬季号「新しいファンのための相撲観戦入門」ってのを見つけたので買ってきました。雑誌というよりは、ムックという感じです。それほど厚くはありません。(表紙は朝青龍の横綱土俵入りです)
Amazonの方に登録されていないようで、検索しても出てきません。出たら、いつものように画像付きのコードを貼ろうと思うのですけど。下のベースボールマガジン社のサイトで、表紙の写真、簡単な内容紹介そして通販の注文ができます。
→ SportsClick「新しいファンのための相撲観戦入門」
最初の20ページぶんくらいのカラーグラビアは本場所の観戦ガイドです。本場所の一日や土俵入り、弓取り式などの様子を写真付きで解説しています。
目次をはさんで、20ページくらいが「相撲なんでも基礎講座」です。これもカラーページからの続きみたいな構成になっていて、「開け荷」「行司」に始まって、「櫓太鼓」「呼び出し」「ちゃんこ」など16項目を解説しています。
そのほかには、「現代花形力士名鑑」「昭和平成40人の横綱の横顔」「相撲部屋MAP」「大相撲名勝負十番」「決まり手図鑑」「国技館と地方場所会場案内図」その他データや歴史的なことも載っています。本場所観戦にはぜひ携行したい1冊です。
観戦のコツと4ページの記事があって、けっこうおもしろい読みものになっています。
【1】テレビ観戦のコツ
1)勝負を予想しろ!
2)力士のクセを見破れ!
3)力士の好みを探れ!
【2】本場所生観戦のコツ
1)事前準備をしっかりと!
2)場所入りをチェック!
3)声を出して応援しよう!
【3】舞の海の教える「ここを見れば相撲が分かる」
1)立ち合いの当たりに注目!
2)立ち合いの手の動きに注目!
3)力士の心理に注目!
4)得意な形にさらに注目!
5)「こだわり度」に注目!
ここに書いたのは小見出しだけですので、実際どういうことをアドバイスをしているかは、実物を見ないとわかりませんよね。
上に紹介したSportsClick:「新しいファンのための相撲観戦入門」のページで入手可能です。
上記とは別ですが、こんなのも出てますね。
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最初の20ページぶんくらいのカラーグラビアは本場所の観戦ガイドです。本場所の一日や土俵入り、弓取り式などの様子を写真付きで解説しています。
目次をはさんで、20ページくらいが「相撲なんでも基礎講座」です。これもカラーページからの続きみたいな構成になっていて、「開け荷」「行司」に始まって、「櫓太鼓」「呼び出し」「ちゃんこ」など16項目を解説しています。
そのほかには、「現代花形力士名鑑」「昭和平成40人の横綱の横顔」「相撲部屋MAP」「大相撲名勝負十番」「決まり手図鑑」「国技館と地方場所会場案内図」その他データや歴史的なことも載っています。本場所観戦にはぜひ携行したい1冊です。
観戦のコツと4ページの記事があって、けっこうおもしろい読みものになっています。
【1】テレビ観戦のコツ
1)勝負を予想しろ!
2)力士のクセを見破れ!
3)力士の好みを探れ!
【2】本場所生観戦のコツ
1)事前準備をしっかりと!
2)場所入りをチェック!
3)声を出して応援しよう!
【3】舞の海の教える「ここを見れば相撲が分かる」
1)立ち合いの当たりに注目!
2)立ち合いの手の動きに注目!
3)力士の心理に注目!
4)得意な形にさらに注目!
5)「こだわり度」に注目!
ここに書いたのは小見出しだけですので、実際どういうことをアドバイスをしているかは、実物を見ないとわかりませんよね。
上に紹介したSportsClick:「新しいファンのための相撲観戦入門」のページで入手可能です。
上記とは別ですが、こんなのも出てますね。
決定版!大相撲観戦道場―相撲の楽しみ方教えます
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「相撲」編集部
ベースボールマガジン社
売り上げランキング: 24867
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