David the smart ass

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深刻な医師不足に小手先の調整か?

2006-08-31-Thu
医師不足が深刻なようです。

医学部定員増員へ 医師不足10県、24年ぶり方針転換    

厚生労働、文部科学、総務、財務4省は31日、医師不足が深刻な地方の10県について、平成20年度から暫定的に大学医学部の入学定員を増やすことを正式に決めた。また、自治体からの要請に基づき緊急避難的に医師を派遣するシステムの構築など総合的な医師不足対策を盛り込んだ「新医師確保総合対策」を発表した。
   iza「医学部定員増員へ 医師不足10県、24年ぶり方針転換」全文を読む……

記事によると、これまでは医師が増えると医療費も増加するんで、医学部の定員を抑制してきたんだそうです。ところが、医師の都市部への流出・偏在が深刻なことから24年ぶりの方針転換を図ったと。

今度の入学生が医師になるのに、いったい何年かかるのでしょう。最短で8年くらいなんですかね。よくわかりませんが。10年かな。で

今回定員増になるのは、青森、岩手、秋田、山形、福島、新潟、山梨、長野、岐阜、三重の各県だそうで、これらの県は、平成16年に人口10万人あたりの医師が200人未満で、100平方キロあたりの医師数が60人未満だった。

東北はともかくというと、東北に悪いんですが、こういう話題になって東北が上がってくるのはわからないでもないんです。ところが、中国四国地方は入ってないですよね。九州も入っていてもよさそうなんでしょうが、というとやっぱり九州に悪いんでしょうけど、ま、しかし、一応そういう疑問が出ますよね。てのは、偏見なんでしょうか(気分を害したらすみません)。でも、岐阜とか三重とか、長野とかって、そんな感じはしないですよね。ところが入っちゃってる。山梨も。きっと、条件のいいところへ流出しちゃうんですよね。

ところが、愛知が入ってないんで、心配ないかというとそうでもないんです。検索するとこんな記事がありました。

深刻な東三河地域の医師不足!愛知県に対策を要望してきました

全国ネットのテレビでも報道されましたが、東三河、とりわけ奥三河で深刻な医師不足が起こっています。
新城市民病院が救急車の受け入れができず、設楽郡から走ってきた救急車が、豊川や豊橋まで患者を運ばなくてはいけないという事態まで生まれているんです。

また、産科医と小児科医の不足は、奥三河だけでなく、豊橋や田原の地域でも起こっています
  斎藤ひろむ・ブログの記事の全文を読む……

愛知もやばいんです。豊橋がやばいってことは、おそらく日本全国どこでも不足してるんじゃないでしょうか。こんな10の県だけでいいのかと思います。おそらく、小児科とか、産婦人科というような科目を限定したら、関東だって、関西だって、中国・四国、九州だって、よほどの都市部に行かない限りは医師は不足してるんじゃないでしょうか? 北海道も。

医師不足の原因は、「これまでは医師が増えると医療費も増加するんで、医学部の定員を抑制してきた」とあります。これって、なんなのでしょう。

社会保険庁は不正だらけで年金がやばいっていうのに、医療費の増加もこわいんで、医師の育成を抑制してきた結果だなんていうのに。いったい、この国の福祉というのは、どうなんているのでしょうか。少子化対策、高齢化対策の観点からいっても、非常におそまつですね。

まじ、「なんとかしてほしい」です。

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映画:「ドット・ジ・アイ」~DVDで

2006-08-31-Thu
タイトルの「dot the i」は、そもそも「iとtは似ているので、iには点を、tには横棒をつけなさい」ということで、そこから転じて「ちゃんと最後まで注意を払いなさい」という意味の慣用句だそうです。

「ちゃんと最後まで気をつけろ」とは、そのまんま見る者への挑戦というか、「最後のどんでん返しまで注意して見ろ」という警告にもなっています。
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4 最後まで目が離せない!
5 意外な結末!!
5 欧州映画も捨てたものじゃないですね。

作品中でヒロインのカルメン(ナタリア・ヴェルベケ)が、キット(ガエル・ガルシア・ベルナル)に「dotはiの最後の点」というようなことをいうシーンがあったのですね。ところがこれが「dotは愛の最後の点」ということに、フランス語ではそうなるようなことを言うです。「Je t'aime.」ってことなのかと思うけれど。表題は、見る者への挑戦でもあり、映画の中での二人の大切なキーワードだったりするんです。

ストーリーです。いささか過去に傷つきながら、エキセントリックなところのある、女性カルメンは、優しくなんでも望みを叶えてくれる、白馬の王子様的なバーナビーと婚約している。しかし、ヘン・ナイト(フランスのおしゃれなしきたり)で、カルメンはたまたま居合わせた男性キットとキスをする。しかし、その時カルメンは気づく。バーナビーにはなく、初対面の男が持っている、カルメンにとって最も必要なもの……。それが少しずつ運命を狂わせる。そして、虚々実々、意外な結末への二転三転のドラマがスタートするのです。

あるいは人によっては「過ぎたるは及ばざるがごとし」などという言葉を思い出させるほどの、どんでん返しです。わたしは、おもしろいと思いましたけど。ただ、こういう体験しちゃうと、たとえ「ゲーム」に勝ち残っても、今後の人生ずっと疑心暗鬼で生きていかないとならないんじゃないだろうかって。

わたしは極力ネタバラシは避けたい派なので、実はあのシーンで変だと思ったというのもないわけではないのですが、これ以上は書けませんけれど、そうかなと思ったところもあるんです。そこまではそうだろうなとか。そして、あるいはそういうのもあるかなとも思ったんです。ただ、あそこまでは。そしてそこまで行くとは思いませんでした。って、変な感想(笑)。

カルメン役のときどきジーナ・ガーションかと思う女優、ナタリア・ヴェルベケというらしいんですが、いいです! でも、ジーナ・ガーションのがいいけど。「パズル」に出てるらしいけど、ちょっと印象にない。ヴェルベケ。
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19歳に「逮捕状」~「保護」ってのはないのか?

2006-08-30-Wed
報道によると、29日山口県周南市の徳山工業高専で、同校5年生の中谷歩さんが絞殺体となって発見された事件で、周南署は同日、同級生の19歳男子学生に対し殺人容疑で逮捕状を取りました。男子学生は事件直前に現場で目撃された、その後行方不明になっており、通学につかっていた原付バイクで逃走の可能性が大というわけです。

19歳の男子学生は殺人事件の容疑者として逮捕状が出されたわけです。殺人犯ですからいわゆる「凶悪犯」ですよね。未成年ということを配慮して、氏名や顔写真、その他特徴などを公開されないままです。それは、法にのっとった一つの見識です。

しかし、ことは殺人容疑ですから。ですから保護でなくて逮捕でということになったのでしょう。しかし、少なくとも今記事を書いている時点では見つかっていません。もちろん、動機もはっきりしていないし、どんな精神状態なのかわからないわけです。

たとえば、ほかにも事件を起こすかもしれない。捜査の結果そういうタイプではないという判断があるのかもしれません。凶器を持っているという感じもないのでしょう。しかし、金がなければ逃亡中に盗みをするかもしれません。あるいは強盗、殺人を起こす可能性もゼロではないのです。可能性としてはある。そうしたら「公共の利益」ということは言えますよね。「他の安全」と言ってもいいかもしれない。「逮捕状」の出た男の氏名、特徴などを隠しておかねばならないものなのでしょうか。疑問に思います。 

もう一つは、犯人が19歳の少年だということです。少なくとも名前を公開されない対象ではあるらしい。彼が自殺をしてしまう可能性はないのでしょうか。高専ならばおそらくは優秀な少年であったろうと思います。一種の先見性と一種のもろさから、また、罪の意識から自殺してしまうこともあるのではないでしょうか。「未成年の保護」という観点から公開したらいけないんでしょうか。

少年法の見地から個人の特定される情報の公開については禁止されるのですが、それは、殺人事件を起こして逃走中でも、また、殺人容疑で逮捕状を出ていてもなんでしょうか。周囲の人たちの安全とか、未成年者の保護とかいう見地を超えてそうなんでしょうか。別に、公開したから見つかるというものでもないかもしれないけれど。ま、そこに非常に難しい問題があるように思います。

かたや、ネットの掲示板などでは興味本位で氏名と写真をアップしろというような、誰が書いてるのかわからないような書き込みもあるというのも事実なんですけどね。

また、厳密には「容疑者」であって、「犯人」って決まったわけじゃないというのもあります。また、論理的には、ひょっとしたら彼自身も事件に巻き込まれている可能性もゼロではないわけです。容疑者の人権、少年法の精神、少年の保護と入り組んだ問題です。早期発見が一番いいのですが、少年の特徴なども知らされないというのは、どんなものなんでしょうか。

こういうの難しいです。究極の選択というか、なにがわからない選択ですよね。警察も、マスコミも、学校側も、被害者側も、「加害者」側も、そういう矛盾というか、疑問というか、困難というか、法律と現実の間にはさまっているのでしょうね。

誰が、どういったことで決断しているのでしょうか。逮捕状の申請は警察(検察)で発行は裁判所でしたっけ。それは手続きどおりで、おそらくできるんでしょうけど、「19歳の保護のために特徴、顔写真、氏名を公開する」というのはできないんでしょうか。あとで「少年法」との絡みで訴訟されたりして不利になったり、賠償問題になったりするんでしょうか。それは、誰が判断しているのでしょう。それとも、事なかれ主義、前例主義で、誰も判断していないのでしょうか。

「容疑者」の両親が自殺するかもしれないから、公開して探して欲しいと言ったらいいんでしょうか? それとも、少年法はその場合でも、少年の人権を守るものなのでしょうか。

少年法が少年自身の救出の妨げになることがあるのかもしれないと、ま、そんなことを思う一日でした。

被害者のご冥福をお祈りします。

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映画:「ルパン」~DVDで

2006-08-30-Wed
「ルパン」というと、現代の若い人の多くはモンキーパンチの「ルパン三世」を思う人が多いと思うのですが、そもそも、その「三世」ってのは何かっていうと、孫ってことですね。言わずとしれた。
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「ルパン三世」には十三代目石川五右衛門や銭形警部が、戦国の大泥棒石川五右衛門やTV時代劇(野村胡堂の小説が原作なんですけど)『銭形平次』の子孫という設定になっているように、ルパン三世にもおじいちゃんがいるわけですね。それが、フランスの怪盗アルセーヌ・ルパンなんです(ちなみに、次元大介はわたしの解釈では「事件大好き」のシャレからつけた名前で、モンキーパンチのオリジナル。峰不二子の「不二子」は乱歩の「黄金仮面」に出てくる美女不二子(苗字忘れた)に由来すると、勝手に思っています。なにせ、「黄金仮面」ですからね~)。……どうでもいいけど、なんかルパンシリーズの参考書があるんですね~(笑)
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4 とてもいいです。
1 説明が・・・
5 4コマ漫画が分かりやすい


さて、そうではなくて映画「ルパン」です。

あるのどかな春の昼下がり、フランスの豪邸で、アルセーヌが父親にボクシングの手ほどきを受けているシーンから始まります。屋敷はルパンの伯父の家です。そこに、理解ある美しく優しい母がいて、アルセーヌは幸福な日々を送っていたのは明らかなのですが、そこに憲兵隊(警察?)が突然現れ、ルパンの父を逮捕連行しようとします。しかし、父は格闘の末逃れるのですが、残された母とルパンは、その豪邸から追いやられることとなるのですね。新しい住居を求めて馬車で旅立つ母子は、とんでもない事件に遭遇します。ある男の惨殺体が、二人の行く道で発見され路上が封鎖されているのです。そして、その死体は、なんとルパンの父だったのです……。

アルセーヌの子ども時代が描かれているのは、冒頭のここまでで、あとは、もう大人になっています。すっかりいっぱしの泥棒になり、すぐにこの物語の核である、「フランス王家の財宝の秘密が隠される十字架をめぐる冒険」の世界に突入していきます。しかし、そこに、「カリオストロ伯爵夫人」と名乗る魔女(?)が登場し、ルパン三世と峰不二子のように、虚々実々の愛と駆け引きの世界が展開されます。同時に、ルパンは 「父親の死の謎」も一つの宿命として抱えています。


ルパンシリーズ生誕百年を記念した書かれた小説の映画化で、いわば、「ルパン・ビギンズ」的な話になっているのです。ルブランが書いたルパンシリーズを読み込んでいると、いろいろと楽しいと思います。わたしも少年時代に読んだのであまり覚えていないのですが、それでも、「カリオストロ」「奇岩城」「813」くらいは頭に浮かびましたので。もちろん、それを知らなくても楽しめます。

ルパン
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