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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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◆Date:2005年09月27日
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平成17年度秋場所~雑感

2005-09-27-Tue
全勝街道をひた走っている琴欧州に終盤連続して土がつき、結果、経験に勝る朝青龍が、大鵬以来の6連覇となった秋場所、例によって、同僚K(大の相撲好き)とは、休み時間に相撲談義に花が咲いた。

同僚K曰く「相撲協会にとっては理想の展開」
琴欧州が優勝してもよかったのだが、今場所はやはり朝青龍の逆転優勝で盛り上げて、九州場所は琴欧州の悲願の優勝と大関取り。そうくれば、人気が今ひとつの地方場所も盛り上がるのは必至で、九州場所もも琴欧州人気でのいい営業が期待できる。

さらに、初場所は東京で新大関誕生で、理想の展開。そこに立ちはだかると朝青龍と、日本人の新星稀里の里がからめば、ひさびさの人気回復の大チャンス。

これが、大相撲をこよなく愛し、真剣に日本人力士の弱体化を嘆く、同僚Kの言葉である。わたしもおおむね賛成である。琴欧州の全勝優勝というストーリーもおもしろくはあったが、相撲の将来のことを考えると、琴欧州はまだまだ成長が期待できるのだから、むしろここでもう一回苦汁をなめ、さらに精進しさらに強くなる。朝青龍も横綱の面目を保つし、あの琴欧州を倒した一番の朝青龍の表情をみて、ほんと、横綱にほれぼれとしてしまった。ここまで勝ちにこだわれよ。ここまで勝った喜びを素直に表せるなんて、一生懸命とってる証拠だし、すばらしいと思った。わたしは朝青龍がいっそう好きになった。

Kの持論は「国技である大相撲観戦を義務教育での必須課題とせよ」ということであった。少なくとも本場所が行く地域はそうすべきであると。

同僚K曰く「ヨーロッパの新聞はひどい」
Kは大相撲を愛し、日本人力士が弱体化することを嘆いていたが、どうやら、ブルガリアの新聞が日本の相撲のことをむちゃくちゃ書いたというのである。Kによると、なんでも「大相撲とはデブで醜いアジア人のやるスポーツで、そこに始めて白人の、長身のスマートな琴欧州が登場、活躍し人気を博している」というようなことが書かれているというのだ。琴欧州など優勝できなくてまだよかった。優勝でもしていたらどんな書かれようをしたことだろうかと、ま、日本人びいきで朝青龍でさえ好きではないKが「琴欧州が優勝しないから、このくらいですんでよかった」というのだ。

へぇそうなのか、でも、うまいことを言うなと思って検索してみたら、どうやら、デーリーテレグラフ紙の「Adoring Japanese hail 'European prince of sumo'」という記事がそうらしい。

日本語のいいページがみつからないので、そのことについて触れた「らくだのひとりごと」というブログの<誰が言い出した「角界のベッカム」>の記事から少し引用しよう。

この記事は結構ムッとする書き出しなのだ。いわく「1500年もの間、相撲はファンさえもがハンサムには程遠いと認める太ったアジア人に独占されてきた」と始まり、まるで琴欧州という1人のニューヒーローのおかげで相撲のイメージがガラッと変わったかのような論調なのだ。


これを読んで、ああ同僚Kの言っていたのはこのことだなと思った。

これ、わたしは言い得て妙だと思った。確かに白人優先主義の思想が見え隠れするが、あるいはひょっとして、現在の相撲離れを言い当てているやもしれないと思ったのだ。スマートなこと(身体もそうだが立ち居振る舞いもそうだろう)の好きな現代人(日本人)の心理もそうで、この琴欧州の活躍が、ヨーロッパでの相撲人気の高揚ばかりでなく、日本人の相撲回帰にも通じてくると思ったのだ。

おそらく、この秋場所で琴欧州の名を知った人は、相撲ファンでない層にも拡大していったに違いない。ブルガリアやヨーロッパでのことでなくて、日本でだ。日本の相撲ファンが、今回の琴欧州の活躍できっとどれだけか増えたはずだ。

最後に、こんな記事も見つけた。ニッカンスポーツ「秋場所懸賞金獲得力士」。そのまま表をぺたりといただいてもなんなので、このページをもとに作ったグラフを貼っておく。ちなみにトップの朝青龍は懸賞本数が269本。1本あたりの力士の手取りを5.5万円で計算して、1479万5千円であった。2位は琴欧州で85本(467万5千円)であった。やはりこの二人だが、朝青龍がずぬけてすごい。



※単位は「千」でなくて「千万(円)」。

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