David the smart ass

心のダイエット!〜時には辛口メッセージを〜

アルカイダの友人の友人は「死に神」〜目くそ鼻くそを笑う

2008-06-21-Sat
朝日新聞の夕刊のコラム欄「素粒子」に鳩山法相が「死に神」と書かれてご立腹だそうです。ほぅ、そう〜。

うちは読売ですんでどんなふうに書かれたのかしらないのですが、こちら

 素粒子(6月18日付朝日新聞夕刊一面)

 永世名人 羽生新名人。勝利目前、極限までの緊張と集中力からか、駒を持つ手が震え出す凄み。またの名、将棋の神様。

 永世死刑執行人 鳩山法相。「自信と責任」に胸を張り、2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神。

 永世官製談合人 品川局長。官僚の、税金による、天下りのためのを繰り返して出世栄達。またの名、国民軽侮の疫病神。

と書かれたようだとあり、その情報はこちらとも、こちらとも一致するようなので、一応これが本文だろうということにここではしておきます(こういうのは「孫引き」と言ってほんとうはよくないので、もし、違っていたらぜひご指摘下さい)。

で、これを読んで、友人の友人がアルカイダの鳩山法相が怒ったわけです。

「死に神」表現に猛抗議 死刑執行で鳩山法相(東京新聞6/20)

 「苦しんだ揚げ句に死刑を執行した。彼らは『死に神』に連れて行かれたのか」。鳩山邦夫法相は20日の閣議後会見で、13人の死刑執行を命令したことを朝日新聞が「死に神」と表現したことに対し「軽率な文章には心から抗議したい」と怒りをあらわにした。

 朝日新聞18日付夕刊の「素粒子」欄は、鳩山法相について「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」などと記載した。

 これに対して鳩山法相は「極刑を実施するんだから、心境は穏やかでないが、どんなにつらくても社会正義のためにやむを得ないと思ってきた」と語り、「(死刑囚にも)人権も人格もある。司法の慎重な判断、法律の規定があり、苦しんだ揚げ句に執行した。彼らは死に神に連れて行かれたのか」とマイクが置かれた台をたたいて声を荒らげた。

 さらに「私に対する侮辱は一向に構わないが、執行された人への侮辱でもあると思う。軽率な文章が世の中を悪くしていると思う」と語った。


同じことを朝日はこんなふうに伝えています。

法相、朝日新聞夕刊コラムを批判 「死に神」表現で(朝日新聞6/20)

 鳩山法相は20日の閣議後の記者会見で、朝日新聞の18日夕刊1面の時事寸評コラム「素粒子」で死刑執行に絡んで「死に神」と表現されたことについて「大変な問題だ。そういう軽率な文章を平気で載せるということ自体が、世の中を悪くしている」と批判、「司法の慎重な判断、法律の規定により、私も苦しんだ揚げ句に執行した」などと述べた。

 「素粒子」では「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」などと表現した。

 法相の発言について、朝日新聞社広報部は「『素粒子』は、世の中の様々な出来事を題材に、短い文章で辛口の批評をするコラムです。鳩山氏や関係者を中傷する意図は全くありません」としている。

う〜む。まず思うのは、「軽率な文章で世の中を悪くしている」というのは、いくぶんあたっていると思います。特に大変な努力をして永世名人となった羽生名人に対してはそもそも失礼だと思います。ま、しかし、たしかに中傷されてるわけではないので、これも表現の自由というやつなのでしょう。

また、永世談合名人も、これは悪事、国民の血税を使って私腹を肥やしていたわけで、ま、「疫病神」と言われてもいたしかたないところもあると思います。さて、鳩山法相。確かに、アルカイダの友人の友人であり、ベルトコンベア式死刑執行論ともいうべき主張をした法相であります。そういう軽率な表現で、いろいろと物議を醸してきた法相ではありますが、少なくとも死刑執行は、法相の権限であり、職務であるとわたしは思います。給料だけもらって、その責務を怠っていた杉浦元法相よりもわたしは評価したいと思っています。法律にある以上は、法務大臣といえども、いや法務大臣だからこそ、信念と違おうがその責を果たさなければならないと思います(嫌なら法務大臣になるべきでないと思います)。だからといって、「ベルトコンベア式に執行する」だとか、「乱数表で決める」だとか言っていいということでは全くないわけです。よくも、そんなことを言っておきながら、「死に神」と言われて、「私に対する侮辱は一向に構わないが、執行された人への侮辱でもあると思う」なんてことが言えるもんだと思います。

そうでしょう。過去に、ベルトコンベアのように機械的に執行するとか、乱数表のように適当に決めるとかいうようなことを言っておいて、自分が「死に神」と呼ばれると、「極刑を実施するんだから、心境は穏やかでないが、どんなにつらくても社会正義のためにやむを得ないと思ってきた」とか、「司法の慎重な判断、法律の規定があり、苦しんだ揚げ句に執行した」などと、よくもまぁ言えたもんだと思います。

ああ、それにしても、鳩山法相が死に神だなんて、むふふ、いけない想像力が働いてしまいますわ。
水木しげるの死神ってこんなんですが、あはは、似てるかも〜。となると、自ら貧乏くじって言ってた福田首相は貧乏神ですよね。

舛添厚労相はズバリ!ネズミ男、でもって、伊吹文科相は妖怪中の妖怪ぬらりひょんですね〜。

石破防衛相は、ほら、これ(「呼子」って言うらしい)とか、あ、こっちか……。

なんだが、現役大臣に似ている妖怪を次々と探していかせるなんて、朝日も罪な記事を書いたものです。

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「スピード社」って「SPEED社」でなくて「SPEEDO社」

2008-06-13-Fri
今さらですが、スピード社の水着が注目を浴びてます。

従来、日本水泳連盟はミズノ、デサント、アシックスの国内3社と用具提供のスポンサー契約を結んでいたので、北京五輪でも、当然この3社から水着を選ぶはずだったのですが、先日(6月8日)のジャパンオープンでスピード社の水着着用の選手によって日本新が連発され、なんと、北島康介は男子二百メートル平泳ぎで世界新まで出してしまったのです(「世界新」は大きかったようです)。

北島はミズノ社の契約選手でありながら、またミズノ社の会長(水野正人)はJOCの副会長ということもあって、微妙というか、利害関係などが複雑なところもあったと思うのですが、結局、「特別措置」ということで、北京五輪は特別措置で選手は自由に水着を選べるということになったようです。もちろん、北島だけでなく全選手が。
 → 毎日.jp:「競泳:水着の選択、自由 北京五輪限定の特例措置、水連きょう正式決定」(6/10)
 → 毎日.jp:「競泳:ミズノ会長、スピード社容認の決め手は北島の世界新」(6/11)

なかなか、潔い、スポーツ界らしい決定だと思いました。ぜひ、好結果を期待したいです。こんな話とは全然関係ないのですが、スポーツ好きの知人()との会話です。わたしはなぜか〜w。

はジムに通って、格闘技やダイビング(スキューバ)が趣味のスポーツマンです。途中から乱入気味に加わるも、スキーや釣り、ゴルフ、バドミントンが好きなスポーツマン。

:「短パン買っちゃった。ジムで使おうと思って……」
:「話題のスピード社?」(こういう突っ込み得意w)
:「違うよ。短パンだから……」
:「さんのことだから、もう持ってるよね」
:「何を? スピード社? あ、そうか。持ってないけど、この辺でも売ってるのかな」
:「売ってると思うよ、人気らしいし」
:「そうかぁ。じゃぁ、買って今度ジムで泳いでみようかな〜」
:「さんならいいよね。俺そんなの似合わないし、着て泳いだら、遅くて、かっこわるい上に遅いんじゃ、スピード社にイメージダウンで営業妨害としかられそうw」
:「あははは。お客のはずなのにね」
:「そうそうw」
 〜ここでが参加〜
:「あれ、一人じゃ着られないらしいよ。ものすごくきつくて」
:「キツイ?」
:「ああ〜。言ってましたね」
:「選手たちが着るときにものすごく苦労する」
:「時間かかるらしいですね」
:「そうそう。他の人に、身体を押し込んでもらうって感じらしい」
:「なんか、ビクトリア時代のガードルみたいにしめつけるんですかね」
:「時間もかかるし、大変らしい」
:「じゃ、ジムなんかじゃ着れないな」
:「いくらぐらいですか」
:「ど高い。選手のは7〜8万とか」
:「え〜。じゃ着れないなぁ」
:「もっと普通のもあると思いますよ」

というわけで、Amazonで、スピード社の水着を検索してみました。

<男性用>



SPEEDO(スピード) メンズスパッツ SD88S20
スピード
売り上げランキング: 586


SPEEDO(スピード) メンズシグマスパッツ SD78C05
スピード
売り上げランキング: 377


SPPED(スピード) メンズスパッツ SD88S08
スピード
売り上げランキング: 1642



<女性用>
SPEEDO(スピード) ウイメンズスイムスーツ SD58Y23
スピード
売り上げランキング: 494




SPPED(スピード) ウイメンズセパレーツ SD58Z03
スピード
売り上げランキング: 4092




ゴーグルとかキャップなどもけっこうありますね。

ちなみにスピード社とカタカナで書くと、SPEEDかと思うのですが、SPEEDOで、話題のLZR RACERは予約が一杯で、11月くらいにならないと手に入らないらしいです(情報〜)。
 → 「SPEEDO社」公式ページ

楽天にありました!

北京オリンピックで注目の水着SPEEDO社の
レーザーレーサーLZR Racer
★予約受付中(以下の点を承諾の上、注文願います)★
※納品は北京オリンピック開催後の9−10月の予定です※
※商品の性格上、返品・交換はお受けできません※
以上、未承諾の場合は注文はできません

だそうです。



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「連半濁」ってあるのかな?〜連濁と「読本」の読み方

2008-06-03-Tue
先日、「五里霧中」が「五里、霧中」でなく「五里霧、中」であるという記事を書いたことがあります。その記事の中で、連濁の話になって、そう言えばと思い出したことがあるので、ちょっと書いておきます。

コメントに書いたのですが、わたしは、プロ野球選手のストーブ・リーグで契約更改の話題が出てくる頃にスポーツ新聞に出てくる「推定年俸」ということばを「すいていねんぼう」と読んでいました。これは間違いです。「ねんぼう」でなくて「ねんぽう」です。もっとも、若い頃はもっとひどくて、「推定年俸」のことを「推定年棒」と書いてあるものだとばかり思っていました。つまり、この「年俸」という言葉を知らなくて、「年棒」と書いて「ねんぼう」と読むのだと覚えて、それが、「年俸」と書くのが正しいということはわかったのですが、そのときも「ねんぼうは年棒でなくて、年俸と書くのだった!」と驚いたわけで、まさか、読み方の方まで間違ってるなんて思ってもみなかったのですね。
 ※ちなみに「誤字」を楽しむこんなページもあります。

ところが、ニュースなどをたびたび聞いていると、どうも、ほとんどのアナウンサーが「ネンポー」と言ってます。たびたび聞いていて、はたと気づいたんですね。あ、これ「ネンボー(bou)」でなくて、「ネンポー(pou)」だったんだって。
※ついでに書くと、ごく最近、テレビのアナウンサーで「ネンボー」と、わたしと同じように間違ってる人を見つけました。ひょっとしたら「年棒」だと思ってらっしゃるかもしれません。こういう一つの言葉って、間違って覚えてしまっててもけっこう気づかないでいけちゃうものなんです。

でも、悔しかったわたしは、「棒」の読み方はもともと「ボウ」であって、「俸」の読み方は「ホウ」であって「ポウ」ではない。連濁(れんだく)というくらいだから、濁音になるのが標準で、半濁音になるなんてのは例外的なんだ……などと負け惜しみを言っていた時期があったのだけれど、別に網羅的に調べたわけではないのですが、「連半濁(そんな言葉が正しくあるとは聞いたことがないが)」なんて、決して珍しいものでもなんでもないのですね。

「反発」「茶髪」「万博」「乾杯」「心配」「完敗」「半端」「発破」「前科三犯」「噴飯もの」「絶版」「三泊四日」「絶品」「伝票」「一匹」「嘘八百」「八方塞がり」「貧富」「一夫多妻」「分布」「発憤」「切腹」「人糞」「一風変わった」「三分間待つのだぞ」「扁平足」「一兵卒」「一編の詩」「憲法」「第一報」「漢方薬」「簡保」「日本一」「艦砲射撃」など、ちょっと思い出すのを並べただけでも、こんなにある。ちっとも例外的でも、特別でもなんでもなかったんですね。

というわけで、とりあえず、こういうのを「連半濁」と改めて認定するか、「連濁」の一種に含めるかはともかくとして、日本語には、ふたつ(以上)の言葉がつながって複合語となるとき、あとにくる語の語頭が清音から濁音に変化するという性質があります。ハ行を除いては濁音になるので、このことを「連濁(れんだく)」と呼んでます。

以上が、「年俸」の読み方と「連半濁」の話なんですが、それに絡んで、ここいらで、久しぶりにクイズです。

次の漢字を読め

 1)読書  2)副読本  3)読本  4)文章読本  5)空想科学読本

さて、どうでしょうか。とりあげたいのは「読」の読み方というか、「読本」をどう読むかということです。ここでなんのことかわからない、全部「ドク」と、悩みなく読んでる方もいらっしゃるだろうなぁと思います。ただ、日本語はそんなに簡単じゃぁないのですよ。「ドク」と読んで、全く間違いがないと言っていいのは「1)どくしょ」と「2)ふくどくほん」です。

問題は「3)」以降にあるのですが、「3)読本」の読み方ですね。これはそもそもは「とくほん」と読むのです。ヤフー辞書です。

とく‐ほん【読本】
 1 太平洋戦争前まで小学校で国語の授業に使用した教科書。また一般に、教科書のこと。
 2 読みやすいようにやさしく書かれた入門書や解説書。「文章―」
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]

つまり、「とくほん」と読んで教科書のことなんです。また、ガイドブックみたいなものをそう呼ぶときもあって、その例として「文章読本(ぶんしょうとくほん)」が示されているわけなのです。

だから、ま、こういうあえてするクイズでは「3)とくほん(いちおう「よみほん」というのもあるが、ま、ここでは趣旨に合わない)」、「4)ぶんしょうとくほん」というのを、したり顔で正解にするのがいいようです。ただ、最近では国語辞典でも「最近では「どくほん」と読む」と説明を付しているものもあり、「間違い」と言い切ってしまうのも問題が残りそうです。
 → 教えてgoo!:「読本(とくほんとどくほん)について

この教えて!gooの説明を読むと「読」の字は呉音では「ドク」と読み(「読書」など)、漢音では「トク」と読む(「読本」)のだそうです。「とくほん」という読み方は、わが国に漢音が入ってくる以前の読み方だったわけで、それが明治まで受け継がれていたのですね。ところが、「読」を「トク」」と呉音で読む字はなかなか他に思いつかないという一方で、唯一その読み方を残していた「読本(とくほん)」という言葉が単独で使われることがほとんどなくなってしまいました(「教科書」とか「テキスト」と呼ばれるようになりました)。

ただ、単独で「読本」と使われなくても、「読本」で検索すればいくらでも出てくるのですが、「就職読本」とか「歴史読本」とか、「○○読本」という言い回しが、書名などで残るようになってきたのですね。そこで、「5)空想科学読本」です。これは10年くらい前に流行った本なのですが、固有名詞ですので、著者がタイトルを決めればそれが正式名称ということになるので、なんとも言えないのですが、あくまで考え方として、「とくほん」と呉音で読む。「どくほん」と漢音で読む。さらに、前半の連濁の考え方で、「とくほん」と呉音で読むが連濁して「どくほん」となる考え方もあるわけです(※ちなみにWikipediaでは「くうそうかがくどくほん」と読み仮名をつけています)。



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そういえばFEPと呼んでたんだよな〜VJEがWebで復活

2008-05-28-Wed
MS−DOS時代の日本語入力プログラムをヤフーがAPI化ってニュースがCNET Japanに載ってました。
 → CNET Japan:「ヤフー、かな漢字変換Webサービスを公開--MS-DOS時代に全盛の「VJE」をAPI化

早い話が、Yahoo!がインターネット関連の開発者向けに行っているサービスの中で、かな漢字変換Webサービスを提供して、その中で「日本語入力プログラム「VJE」(VACS Japanese Entry)」を使えるようにした……ということらしいのですが、わたしのような門外漢には、そもそもこれがどんなサービスで、VJEがどのように役に立つことになるのか、全く見当もつきません。細かなことはわからないけれど、アウトラインとしてはこんなことでいいのだろうとはったりで書いています。そんなこまかなことまではわからなくて、ただただ、お、VJEか〜。懐かしいなぁという気分だけで。

当時は「日本語入力ソフト」なんていうまっとうな言い方はなくて、日本語FEP(Front End Processor)と言ってました。今ではすっかり日本語FEPという言い方は消えて日本語IMEという言い方になっています。わたしの中では、日本語FEPも日本語IMEもなんにも違わない、キーボードで言葉(日本語)を入力するための補助的なシステム、まさに「日本語入力ソフト」以外のなにものでもないのですが、パソコン用語としては、使い慣れたFEPをIMEに変えるには相応の理由があったようなのです。

インプットメソッドへの誤用
かつてMS-DOSがパソコンで主流だった時代、多くの日本語入力システムがキーボードから入力された文字をOSに渡す前に処理するFEP方式を採用していたため、MS-DOSユーザーの間ではFEPは日本語入力システムの代名詞と化していた。

しかし、MS-DOSパソコンにおいてさえ日本語入力システム以外にもFEP形式のものがあったほか、マルチタスクOSであるWindowsでは日本語入力システム以外のプログラムも同時に動作するためFEPという呼称がそぐわなくなり、IME(本来はWindowsのみの用語)、日本語インプットメソッド、日本語入力システム、かな漢字変換ソフトウェアなどと呼ばれることが多くなった。古くからのパソコンユーザーの一部は昔の名残で今でもFEPと呼ぶ者がいるが、これは誤用である。

「日本語入力フロントエンドプロセッサ」という言葉が初めて用いられた製品はバックスがPC-9801用に発売したかな漢字変換システム「VJE-86」である。
  → Wikipedia:「FEP」

FEPもIMEも単に日本語入力支援ソフトだというくらいの理解しかなかったのですが、Windowsになったときに呼称が変わったのは、なんとなくちょっとわかったような気がします。

わたしは、VJEを使ってなくて、フリーウェアソフトのWXPってのを使ってました(WXP入手前はどうしていたのか……などという質問には怖くて答えられません)。もう、正確には覚えていませんが、WXPはパソコン通信を利用して辞書を鍛える(巨大な辞書を開発する)というような企画をしていました。当時の2大パソ通、NIFTY−ServeとPC-VANに会議室を持ち、ユーザーのFEPが日本語入力時に学習した言葉を取り出して(そういうことをするためのツールがあるのです)、そのデータをそれぞれの会議室にアップロード、それを再編集して新たな辞書データを作ってユーザーがダウンロードするように提供するわけですね。こういうことを繰り返すことによって、一人では作れない巨大辞書(かな漢字変換用の辞書です)を作っていこうということです。つまり、辞書データの共有化です。ま、Web2.0の先取りみたいなもんですわ〜。わたしもVANで少しだけ協力させてもらいました(オムライスさん、お元気ですか〜とここで書いても読んでないかw)

こういうのフリーソフトウェアで提供してくれてたのが、エー・アイ・ソフトでした。後にEPSONに吸収合併されてしまうのですが、一時は、こうして作ったWXPを製品化し日本語FEPWX2として単体で売り出しました(→Wikipedia:「WXシリーズ」)。MS−DOSの当時は、ワープロ一太郎のATOK、ワープロ松の松茸など、ワープロソフトに日本語FEPが付属していましたが、上の記事に登場するVJEと同じようにアプリケーションを選ばない日本語FEPとして、注目され、また、便利でした。今でも単体で売ってるのはATOKくらいでしょうか。

VJEにつられて、懐かしく思い出しました。



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