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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

「黒笹」ってこれか……。~「竹と笹の違い」って

2011-09-13-Tue
この夏、オランダ・フランドル絵画展を見に行った折り(→過去記事:「「フェルメール地理学者」展でなく「オランダ・フランドル絵画」展~豊田市美術館」)、駐車場の傍らで親子連れが「あ、黒い竹」と言っているところを通りかかりました。ふっと見ると、確かに黒い竹が生えていました。


……珍しいと一応は思いましたが、まずわたしの念頭に上がったのは、
「ああ、黒笹ってこれか!」
でした。

どうでしょう、愛知県に住む人で黒い竹を見て、「黒笹」の地名を思いつく人はどのくらいいるのでしょうか。特にわたしも詳しいわけではないのですが、愛知県には「愛知大学」という国公立大学みたいな名前の私立大学があります。地元では「あいだい」と呼んでるんですけど、愛大の名古屋校舎が大学バブル期に広いキャンパスを求めて郊外に移転したのが黒笹(みよし市黒笹町)でした。

こんな写真を紹介しているブログもあります。

kurosasa
→ MAKOのお部屋 : 名鉄 駅訪問(5月11日)

ま、つまり、わたしはこの「黒い竹」を見つけて、「黒笹町」を思い出したってことなんです。そして、地名になるくらいなんだから、この地方にはさぞたくさん生えていたのだろうなと思ったのです。ま、そんだけと言えば、そんだけなんですが。

愛知県で戦国時代にちなんだスタンプラリーをやってる!

2010-09-23-Thu
我が郷土愛知は、いわずと知れた戦国時代エリートの輩出国なんですけれど、それにちなんだ観光キャンペーンがスタートしていることを知りました。

sengoku_cap.jpg
 → 「タイムトラベル戦国あいち」のページ


9月11日に始まった「タイムトラベル戦国あいち」ですが、名古屋城、岡崎城、犬山城といった城のほか、名古屋市博物館や徳川美術館、豊橋市美術博物館などの美術館、博物館、大須観音、豊川稲荷などの社寺、小牧山、設楽原などの史跡などさまざまな観点に、墨俣城や浜松城などの県外にまで至る広いエリアをカバーして、全部で62箇所にスタンプを設置しています。

コースも全12コースで、家康のルーツ松平家をたどるコースや、桶狭間の戦いの現場をたどるコースなど、歴史を楽しみながら、感じることができるものになっているようです。
 → スタンプ設置場所と12のモデルコースのページ

これは、地元に住んでいてもなかなかじっくり歩くことができないので、いいきっかけになるかもしれません。けっこう好きなんで、ぜひ、参加してみたいです。


関連記事
 → 中日新聞:戦国スタンプラリー参戦を 県内62カ所12コース:愛知(CHUNICHI Web) 中日新聞:戦国スタンプラリー参戦を 県内62カ所12コース:愛知(CHUNICHI Web)
 → タイムトラベル戦国あいち 「武将のふるさと愛知」スタンプラリー2010


「菅原健彦展」を見る~岡崎市美術博物館

2009-09-20-Sun
シルバーウィークが今年からできたようなのですが(といって来年はなくて、次は6年後のようなんですけど)、これと言った予定はなくて、先日、ポスターで見かけた「菅原健彦展」に行くことにしました。近年老人力が俄然ついてきていますので、「菅原健彦」という名前ではわからなかったのですが、そのポスターとその字面になんとなく、あの時の滝の画家では? と思わせたのです。

あの時の滝の画家とは、あれは確か「無名の滝」でした。大げさに言えば、わたしの現代美術に対する見方を崩してくれた画家の一人でした。

あと、菅原健彦の「無名の滝」もすごいです。墨と岩絵の具で、ふすま障子の紙みたいのに書いてあります。ひとことで言うとどうやって作るの~って感じ。どこまで偶然で、どこまで計画的で、どこまで修正でってところがなかなか興味深い。流れ落ちる水が白で、水しぶきが墨(黒い)なんです。おもしろい。

ほかにも面白い作品はあるのだけれど、こうして書き並べてみると、「現代美術は屁理屈的だ」と思ったのは、作品や作者の側に責任があるのではなくて、わたしが屁理屈的に作品をみているからにほかならないのではないかという気がしてきますね。もっと直感的な見方というか、色彩のおもしろさや、かたちのおもしろさを言葉を介さずに感覚的にわかる人が見たら、わたしの見方はなんとおもしろくない散文的な見方だと馬鹿にされるかもしれないと、ま、そんな気がして、ちょっと恥ずかしいです。
 → 過去記事:「「現代のコンフィギュレーション」展~岡崎市美術博物館


さて、今回の「菅原健彦展」は「水墨の光と風」というサブタイトルがついてます。わたしは「風」には結びつかなかったんですね。確かに、「光」は感じましたんで、この点はいいでしょう。特に、「首都道路シリーズ」(勝手な命名。たぶん似たようなくくりがあるだろうとは思います)と「滝」や「雲水峡」には。

しかし、次に来るのは「風」でなくて、わたしなら「音」。首都圏を走る車のエンジンの音、タイヤの摩擦音、それがビルやガードに反響してさらに轟音として、雑踏に結びつく。都会のアパートやショーウィンドーの路面に叩きつける雨の音。雲水峡や滝でも、わたしが感じたのは「風」でなく水の音でした。わたしの散文的読解では理解できない一枚に「聴音無量」と命名されていた、たぶん渓流の岩場に激しく水がぶつかっている場面だろうと思うのですが、題名によってかろうじてこの絵で音を感じ取れというヒントを貰たような気がして、それで、その後は「音(おと)」を頼りにみました。順路的にその後の作品はもちろんのこと、展示壁と展示壁とのつなぎ目の隙間から、それまでみてきた作品を振り返ったりして「轟音」の数々をおさらいしたりしたのです。

シリーズと言っていいのか、モチーフと呼ぶ方がいいのか、展示はいくつかの作品群に整理できたと思います(というか、そもそもそういうふうに展示していたのでしょう)。まず、「首都圏道路」「街かど」「桜」「滝」もしくは「滝や山や雲水峡」という感じでしょうか。こうした作品にかならず「音」を描いていると思います。もちろん、風だって木々やその他に音をさせるのですから、「音」から「風」を感じ取るというのもあるわけですけどね、ああ、でもわたしの感覚では、やっぱり、「風」でなくて「音」なんですね。

こう言い切るほどわたしは日本画を見ているわけではありませんが、少なくとも日本画が描いてきた一つの典型的な世界は「静寂」だろうと、素人のわたしが発言しても間違っていないと思います。今回の菅原健彦展の中では、「桜」のシリーズは、「音」の扱い限ってみれば静寂に属していると思います。「雲水峡」の大作も荘厳な静寂な感じをさせますが、しかしそれよりも、水流や風が轟々と音を立ててるように感じるのですね。そして、展示的には入り口近くにある、現代的で都会的な情景を描いたも作品は、いずれもが轟音もしくは騒音に属する、およそ静寂とは反対に位置する作品だと言えると思います。

わたしは菅原健彦展を見て、大袈裟に言えば、わたしの日本画に対する見方を大きく変えてもらったような気がするのですね。

さて、最後に、本展覧会の目玉の一つ「雲龍図」「雷龍図」に触れておきましょう。俵屋宗達の「雲龍図」の模写というような説明を見たのですが、宗達の「雲龍図」についてネットで調べられると思ってメモとって来なかったのですが、どうも検索してもうまく見つからないので、あとで訂正するかもしれませんが、アメリカのワシントンD.C.にあるフリーア美術館の雲龍図が元のようです。それを、6×8mと5×10mの二つの、「雲龍図」「雷龍図」として模写したということのようなんですが、菅原健彦のブログの製作過程を見ていると、デザイン的には模写かもしれないが、作品的にはまったく別という感じになっています。
 → 菅原健彦ブログ

たとえば、下書きをしてる様子(→「ここ」や「ここ」)、龍を白く塗り、金箔を貼り、バーナーで焦がすという製作過程(→「ここ」や「ここ」)などが写真つきで書かれています。興味深いです。

怖いもの知らずにも、素人のわたしが作家自身が岡崎の美術展を紹介してる記事にトラバしちゃいます。ま、うちのブログのいつものスタイルですんで。

 → 岡崎市美術博物館
 →  〃 現在の展覧会

□■□■NOTE■□■□■
期間:2009年 9月18日(金) ~11月8日(日)
休館:月曜日
    ただし、9月21日[月・祝]は開館し9月24日[木]が休館
    同じく、10月12日[月・祝]は開館、10月13日[火]が休館
開館時間:10:00~17:00(9月は18:00まで)
 ※いずれも最終の入場は閉館の30分前まで。
観覧料:
 一般     800(700)円
 小中学生  400(300)円

 → インターネット割引券
□■□■□■□■□■□■
※岡崎市美術博物館に引き続いて、練馬区立美術館でも開催されるようです。詳しくは公式ページで。
 → 菅原健彦展公式ページ

http://www.sugawaraten.jp/index.html

ちなみに、記事中の「無名の滝」をはじめ、いくつかの代表作は、菅原健彦個人サイトで見ることができます。

「ターケネーター2」が見たくて獅篭独演会(第5回)に出かける。

2009-05-24-Sun
「新型インフルエンザ騒動」も感染者が拡大してるんですが、一方で、空港での検疫や大阪府などの「休校措置」も次の段落に入ったようです。電車に乗って名古屋に出かけるのためらわれたのですねけどね。なにせ、セントレア中部国際空港から直結していますので、名鉄本線は……。ま、若干の咽喉の痛みを感じますけれど、冷房に弱いのでそのせいだということにしておきます~(笑)

目的は獅篭の独演会でした。夜6時半の開場なので、ゴーギャン展を名古屋ボストン美術館で見てからにしようと内心計画していたのですが、ちょっと出掛けにトラブルがあり鑑賞時間がとれなくなってしまい、独演会だけになってしまいました。ちと残念。

獅篭独演会は第1回以来、大須演芸場に足を運ぶのは、先月のだまし絵展の帰り以来のことでした。その時の記事(→過去記事;「だまし絵展に行ったあとで大須演芸場を行き三亀司に声をかけてもらう」)に書いたのですが、どうも第4回独演会では「ターケネーター」という、オリジナルビデオ作品が上映されたようなのです。「ターケネーター」とは「たわけネタ」を見つけに行くという「投稿ビデオ」風の小品です。それを見逃したのが、なぜだかとても後悔され、どうも、今回はその続編が見られるということで、逃せないぞと、ま、本末転倒的な気分ででかけました。

chicago5.jpg


演芸場の入り口には、三亀司がブログで「クルマばっか磨いとる」と書いていた、赤いミニがおいてありました。ファンに対する一つのサービスのつもりだったのでしょう。

入場券代わりにもらったプログラムには

一、キレイになりたいっ!!(新作)
一、ターケネーター2(映像)
一、火焔太鼓
 ~仲入り~
一、紺屋高尾

とあって、なんと「ターケネーター2」は落語の同列の扱いでした。ちょっと「ハプニング」がありまして、接続の都合か何かでプロジェクターに映像が送られず、音声だけが送られるということが2度、3度とあって、そのせいもあったのかもしれませんが、わたしには、映画界などでいう「2作目のジンクス」みたいなものを感じました……。獅篭自身がタワケネタを探しに行くとういのではなくて、タワケネタをみつけてもらって送ってもらおうというコンセプトへの方向転換がなされていたように思います(あるいは当初からそういう展開も想定していたかもしれませんが)。ま、ほんでも帰り道にはすっかりその気になって、あちこちでネタ探してましたので、この目論見は成功したと言えるかもしれませんけれど~。

次に、落語の方の紹介やら感想を少し。

キレイになりたいっ!!」は、テレビなどの通販ブームと健康ブームを取り入れた新作です。現代の庶民生活のヒトコマがおもしろく取り上げてられいます。新作というのは、落語の場合は自分で作るんでしょうか。それとも、筋を書く人がいるのでしょうか。ま、筋と言ってもこの話の場合は、「美容と健康に関わる当世通販事情」みたいな感じの、ものづくし的な構成で、サゲは「夫婦水入らず」できちんとまとめたという感じなんですかね。なるほど。新作を見せてもらうという楽しみも増えました。次も(といっても、第6回という意味ではなくて、あくまでわたしにとっての「次」なんですけど)期待です。

火焔太鼓」は有名な古典です。わたしもラジオ寄席などでたびたび聞いたことがあります。今日獅篭の話を聞いていて、「世に二つという名器……」と言ってるように思えて、「世に二つとない名器」だろういと思っていて、記事を書こうとネットであれこれ調べていたら、本来、「一対(二つで一つ)のなもの」なので、「世に二つ」という言いになってしまうようなんです。
 → YouTube:「火焔太鼓の概要
  ※このページの写真やよくわかります。

ちなみに志ん生の「火焔太鼓」がはこちら。これはこれで、このアニメが不思議。いいできばえです~。
 → 「火焔太鼓(1)」「火焔太鼓(2)」 「火焔太鼓(3)

こうしてYoutubeの「名人」と比べると、同じ話でも噺家によってちがうんだなということが、本当によくわかります。獅篭の方は、言ってみればマンガちっくなアレンジが何箇所か取り入れられていると思います。たとえば、ま、道具屋の女房が亭主に対して、くだらないモノを売ったということで大名屋敷でお仕置きを受けるに違いないといって脅すというか、用心するように言うシーンが、ギャグマンガそのものという感じでした。

三作中の最後が「紺屋高尾」。こんな話なんですが、これももちろん筋は同じなんですが、演出は違います。間違ってるというかそういうんじゃなくて、解釈というか、演出というか、翻案というか、要するに落語というのはそういうものなんですね。ただ、獅篭は「来年の3月15日」と言ってるんです、上のページでは「2月15日」となってます。ここは変える必要はないと思うのですが、ま、話としては季節的には春がぴったりの場面なんですね。誰かが新暦に変えたのかもしれません。いや、きっとそうだと思います。

感想はとってもよかったと思います。熱演という感じでしょうか。話自体がいいんで、ある程度のレベルにあれば持っていけるところはあるのでしょうが、会場全体も聞き入っていたと思います。わたしは、なぜだか、藤原法香と陣内が浮かんできてしかたがありませんでした。獅篭はニコニコしてて、ツヤツヤしてて、よかったです。独演会も回を重ねて、第1回のときよりもリラックスしてのびのびとやれていたのかもしれません。どの程度とか評価できませんけれど、確実に上手くなってるなぁと思います。

こっちも検索したら、ニコニコ動画に談志がやってるのがありました。同じ話でもこんなに違うし、映像で見るとの、会場で見るのとも全然違いますね。談志自身も語ってますけど。
 
・談志も「3月15日」です。



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