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「審判」が「チンパン」?~Jリーグ人種差別発言騒動

2009-07-24-Fri
Jリーグで、といってもJ2ですが、試合中に人種差別発言があったと問題になっています。

 東京・味の素スタジアムで22日に行われたJリーグ2部(J2)の東京V-甲府で、東京VのMFレアンドロ(28)が人種差別的発言を受けたとして激高し、鈴木茂マッチコミッショナーが両チームに事情聴取を行った。
 → iza:「甲府・杉山、試合中に人種差別的発言!?

記事によると、試合終了後、レアンドロが「ロスタイムは短すぎた」と審判に抗議した際に、甲府のDF杉山に「ポルトガル語で『チンパンジー』と言われた」ということです。一方の、杉山の側は「言っていない。ポルトガル語も分からない」と強く否定したそうです。

レアンドロと杉山とが試合中にどういう感じだったのかわからないし、二人の選手について何も知らないのであれなんですが、試合中の暴言といっても(人種)差別発言は大きな問題だということを痛感します。

果たして杉山がレアンドロに暴言を吐く必然性が、それも、日本語でなくポルトガル語で、チンパンジーと言う必然性なんて……、レアンドロと杉山とが試合中にどういう感じだったのかわからないし、二人の選手について何も知らないのであれなんですが、ちょっとありえないと思います。杉山の「ポルトガル語もわからない」という言葉は素直に理解できます。前々からよほど因縁があるならともかく、わざわざポルトガル語でチンパンジーとは言わないでしょう。

まず、ポルトガル語でチンパンジーのことをなんというか、知りませんよね。検索しました。ありました。
 → Yahoo!知恵袋:「ポルトガル語でチンパンジーは何て言うんですか?できれば読み方としてカナカナにも変...

答えは「chimpanzé」で、「チンパンゼー」という読み方を示している人もいますが、

発音は、最初のchiが日本語でいうところの「シ」に聞こえる感じです。
シンパンゼ、が一番近いかな。

という回答もついてます。

ああ、これなら「審判だぜ」とか、「審判ウゼェ」とか、「審判遅ぇ」とかいうと、ポルトガル語で「チンパンジー」って言ったようにも聞こえますね。これは、ありそうです。J-CASTニュースでも、「「審判」と言ったのを聞き間違った可能性も」と書いています。

2009年7月22日に「味の素スタジアム」で行われたJ2第29節、東京ヴェルディVSヴァンフォーレ甲府の試合が騒動のきっかけ。1対1で迎えた後半ロスタイムに甲府の大西容平選手がヘッドで合わせ、劇的な勝利になった。試合終了のホイッスルが鳴った直後、東京のレアンドロ選手が審判に対し、終了には早すぎると抗議した。かなりの興奮状態だったため、審判はレアンドロ選手にイエローカードを出した。その際、甲府の杉山新選手がポルトガル語でレアンドロ選手に「チンパンジー」と言ったのだという。

甲府の広報によれば、杉山選手は「チンパンジー」などと言った覚えはなく、「チンパンジー」のポルトガル語表現すら知らないという。「審判」と言ったのを聞き間違えた可能性もあり、

「レアンドロ選手はかなりの興奮状態にあったため、そのとばっちりを受けたという感じだ。試合後の事情聴取でもそう説明しています。レアンドロ選手は聴取を受けずに帰ってしまいました」
と説明する。
 → J-CASTニュース:「「チンパンジー」言った?言わない? Jリーグで差別発言騒動

これだけを読むと、ま、杉山の「審判」を、レアンドロが「チンパン」と聞いてしまったということになりますし、これが真相だとしても、素直にうなづけます。

ただ、この話を聞くと、いろいろなことを思いますね。

杉山やレアンドロのことはここでは切り離して(というのは、真相はわたしにはわからないので)、勝手な妄想だけを書かせてもらえば、サッカーの選手にはブラジルの選手多いですから、日本語で「審判!」という言葉に抗議している姿に、過敏に反応しているブラジル選手を目撃する機会は、Jリーグではそれほど珍しいことではないのかもしれないということです。つまり、そういういやらしいことを十分に承知の上で、ブラジル選手と審判員を目の前にして「審判! 審判!」と連呼して、カッカさせることってないのだろうかということです。いいこととは決して思いませんが、なんかそういうことってありそうです。

「国際サッカー連盟は近年、人種差別的発言に厳しい姿勢を示している」(→ iza:「甲府・杉山、試合中に人種差別的発言!?)わけで、むふふ、よく調査して、お互いに納得いくような解決になるといいですね。

ちょっと悪ノリして書くと、もし、ブラジル人の審判だったらどうなんでしょうね。ま、J2にはいないにしても、国際試合とかでだったら普通にブラジル人の審判ってことがあるのですよね。だったら、審判に対して「審判」という日本語で呼びかけるのはマズいということになってるんでしょうか? もし、そういうことなら(仮定です)、国際レベルの選手ならそれなりに知ってることになりますね、「審判」という言葉の危うさくらいは。だとしたら(仮定です)、これはこれでサッカー界では特別にな話ではないのかなと思ってみたりもします。

……難しいなぁ、まさか、こんなことで「審判」という日本語が国際的なスポーツ界から追放されることになるとは思わないけれど……。



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