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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

「リンクを売る側と買う側」~Googleブログパーツ紹介問題(5)

2009-02-19-Thu
GoogleがPayPerPostに対して厳しい対応をとるのは、公正な検索という、ま、言わば自社サービスの品質を保障するためということのようです。これは素晴らしいことだと思います。わたしは、別段今までGoogleのガイドラインなど細かく読み込んだことなどありませんでしたが、CnetJapanの記事が参考になりました。

Googleがペイパーポスト記事に否定的なスタンスをとるのは、次の論拠に基づいています。つまり、お金目的で記事を書く人は、その話題について十分な調査も知識もないままに適当に正確性や信頼性に欠けた記事を書き、ネットに公開していきます。それが多数のブロガーによって生成されていけば、検索結果は検索利用者に無益なコンテンツで溢れかえってしまうため、検索品質を保護するためにPageRankの調整を行わなければならなくなってしまうわけです。だから、Googleはペイパーポスト記事を書くなら、それが広告であることを明示すること、nofollow をつけて検索結果全体に影響を及ぼさないようにウェブマスターにお願いをしてきたわけです。
 → CNET Japan:「Google、ペイパーポストのブログマーケティングで謝罪

ふむ。これ本当? こういう言い方はなんですが、金もらわなくても無益なコンテンツをあふれさせているブログっていっくらだってありますね。

そもそも、Google急上昇ブログパーツといような類のものは、別段「その話題について十分な調査も知識もないままに」書いた感想記事(レビュー記事)で、全然かまわないと思うのですね。もちろん、正確な知識や十分な調査があるに越したことはないのですけど、そんな人しか使っていけないものでも、評価していけないものでもなく、言わば掃いて捨てるほどいるフツーのブロガーが、ちょこちょこっと使ってみた感想で、まったくもって十分なはずですよ。

ブログパーツでなくて映画だって小説だって、ゲームだっていい。そりゃ、それぞれの専門家がそれぞれの専門性を生かして、作品評をするのはすばらしいです。しかし、それでないと記事を書いていけない、正確性や信頼性に欠けた記事になってしまうというのは、なんでしょう、いまどきのブログの状況を理解しているとは思えない発言だと思います。専門家には専門家なりの意見があり、素人には素人なりの意見がある。それが口コミなんでしょう。

このCNETの記事に書いてあるような根拠でGoogleがPayPerPostを否定しているとしたら、ああ、それはCyberBuzzがしていたPayPerPostとはちょっと違うものじゃないかと思いますね。もちろん、レビュー記事の中に、「特定のページに関するリンクを貼ってほしい」という条件はあります。しかし、感想を書くのであれば、ま、ある意味当然のことでもあると思います。これを「リンクを買う」とか「リンクを売る」とかいう行為だというのは、ちょっと違うと思いますけどね。

また、同記事にこんな記述もあります。

なお、この事件は「リンクを購入した(’PayPerPostを利用した)側がペナルティを受けた初の事例」かもしれません。従来、リンクを販売したサイトがPageRank下落などのペナルティを受けることはありましたが、リンクを購入した側のサイトがペナルティを受けたことは、たぶんありません。少なくとも私はそういう事例を見たことがありません。ただ、いつ購入側にもペナルティを課すようになるか関心を持っていました。まさかGoogle自身がその第1号(?)になるとは。
→ 「同記事

え~。どうして~。そもそも、リンクの売買でPageRankがあがるのは、買った側でしょう? Googleが公正さを維持するためにPageRankを引き下げなければならないのは、ま、今回は自らにやった「金だしてリンク記事を買った側(それによってPageRankが上がるサイト)」であるべきでしょう。ま、売った側も下げないと検索の公正さが保てないというのならば、それもわからなくはないのですが、どうして売った側を今まで下げないのか、そこのところが、まだちょっとわかりません。

PageRankが下がったって金がもらえればいいと考える人はいるかもしれませんが、金を払った上にPageRankが下げられるってことがあったら、馬鹿馬鹿しくて買う側はぐんと減ると思うのですけど、どうしてそうなさらないのか? そこがちょっと疑問です。

それとも、今後はしますよという、ま、一つの宣言ということなんでしょうか。今回のケースは。

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「Google急上昇ブログパーツのプロモーションが……」って。

2009-02-12-Thu
まず、CNET Japanの記事から。

 Googleの日本法人は2月10日、自社のマーケティング活動についてオフィシャルブログで謝罪した。

 同社は急上昇ワードランキングのブログパーツを告知するために、サイバー・バズのクチコミマーケティングサービス「CyberBuzz」を使って、多くのブロガーに有料で記事を書いてもらっていた。これがGoogleのサーチに関するガイドラインに違反していたという。
 → CNET Japan:「グーグル、プロモーションで謝罪--抵触したサーチガイドラインとは」(2・10)

ん? CyberBuzzの「Google急上昇ワードランキング ブログパーツ」って、あ、わたし書いたことあるじゃん!
 →  過去記事:「Google急上昇ワードランキングブログパーツを貼ってみた
 ※ちなみにこのブログパーツですが、記事本文中とサイドバーとの両方にはってあると、混乱が生じるようです。うちのブログでは記事本文中に二段階で表示されたり、他のブログパーツの一部が表示されてしまいます。

そもそも検索してリストアップされたところに、URLは違うがなんだか同じような内容の記事ばかりが並んでいたとしたら、そしてその記事が、「広告代」というような金をもらって書かれた記事だったら、ユーザーとしてもちょっと迷惑ですよね。それは検索エンジンとして、自らの品質を高めるためにそういう記事をヒットさせない、もしくはヒット順位を下げるようにしているわけです。すばらしい企業努力というわけですね。

ところが、Google自身が、「検索急上昇ワード・ブログパーツ」のサービスを開始した時に、自ら不正としてるこの手法(「PayPerPost」)を使って、CyberBuzzと提携して実施してしまった、そして、わたしもその記事を書いていたというわけです。ふむ。上手の手から水が漏れというところでしょうか。

ちなみに、アメリカのGoogleはPayPerPostに参加しいてるブログには特別厳しいようです。

Googleは比較的最近に米国においてPayPerPostを行うブログに対して、厳しい措置を採っており、今回のキャンペーンは興味深い。PayPerPostのコンセプト自体は日本でのシェア向上に役立つと考えているのだろう(尚、日本では米国におけるほどPayPerPostに対する風当たりは強くない)。
 → TechCrunch:「Yahooからの市場奪取に向けて手段を選ばぬGoogle、PayPerPostキャンペーンを採用」(2009・2・10)

あと、こんな記事も。
 → TechCrunch:「PayPerPost参加ブログ、Googleから締め出される」(2007・11・19) 

と、ま、うちのブログも、思わぬ立場にたっているわけですが、何か、GoogleなりCyberBuzzなりから、何か連絡が来ると思います。追記がなんとかとか書いてありますしね。

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