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- 04/22 HTMLの著作権~テンプレの著作権(2) - FC2ウォッチング
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HTMLの著作権~テンプレの著作権(2)
2007-04-22-Sun
いちおう先日書いた「テンプレの話題があるんで、わたしも。」(4/17付)の続きです。それと、そんなことは今さらお前に言われなくてもわかってる~みたいなツッコミはなしでお願いしたいです。それ言われると、この先に何も書けませんから~。ま、わたしのブログですから、わたしが気づいた!ってことが重要なわけなんですから。
名鏡さんのブログで、テンプレやHTMLの著作権について考えるシリーズをやっています。わたしはこういう、禅問答的な対話が好きです。ま、人によるとよそさまのブログで議論をするってのは一種の迷惑行為だとおっしゃる方いますので、ま、あるいはそういう石が飛んでくるんじゃないかとヒヤヒヤしながらやってます。一応、名鏡さんは「嫌だ」とは直接はおっしゃらないので、こっちもついつい調子にのって、時に議論的にやっています。
わたしとしては、そういう過程で、おそらくブログ主の方にも得るものがあるはずだと信じているのですが、ま、過去の経験上ときどきおしかりをうけることもあります(ひどい場合は絶交されます……)。どうぞ、わたしに絡まれて嫌なときは「もうくたびれます」くらい書いて下さい。早々に詫びを入れて撤退しますので。
さて、書きたいのは「テンプレの著作権」なんですが、今は「HTMLの著作権」です。わたしは正直この対話を通してやっとわかったのです。いや、もちろんおそらくそんなことはわかっていたのでしょうけれど、はっきりと認識できたのです。たいしたことではないので、あるいはもののわかっていた方にはとっくにわかっていたとおっしゃるだろうし、あるいはそんなことはもう気づいていたかもしれないのですけれど、ま、わたしにとっては成果でしたので正直にまとめておくことにします。
名鏡さんはこの記事のコメントでアルフィーのある歌詞を示してくださいました。引用します(名鏡さんのコメントです)。
ここでわたしが考えたのは、『おはよう おやすみ こんにちは こんばんわ』が著作物かどうかというところなんですが、この扱いが微妙です。
もし、歌集などで、この歌のこの部分を『おやすみ おはよう こんにちは こんばんわ』と書かれてしまっては、アルフィーとしては著作権の侵害と言えると思います。わたしはそんな歌詞を書いてないと。これは「森進一のおふくろさん問題」で川内康範が言ってたところでしょう。当然ながらアルフィーだってこれは言えると思うんですね。
しかし、『おはよう おやすみ こんにちは こんばんわ』というフレーズについて、それはわたしの著作物だから必ず断ってから使え、でないと盗用だなどという主張は、ちょっと苦しいと思います。これは例の「銀河鉄道999」の中の台詞(マンガの中では重要なフレーズ)「時間は夢を裏切らない……」について、松本零士が言っていることですが、「おはよう おやすみ……」よりもはるかにオリジナリティがあって、また思想的にもはっきりとしているのですが、それでもわたしは、松本の主張に無理があると思うのです。
つまり「銀河鉄道999」が松本零士の著作であることは自明だが、「時間は夢を……」の類似フレーズにまで自分の著作権を主張するのは無理があると思うのですね。『おはよう おやすみ こんにちは こんばんわ』についても同じで、アルフィーの歌詞に出てくるフレーズです。そういう意味ではアルフィーの著作物の一部ですが、これをもって、では誰もがそれを使うときにアルフィーに許可がいる(アルフィーが著作権を主張できる)とは思えないのです。
「テキストなしのHTML」についても同様のことが言えるのではないかと思うのですね。
たとえば、わたしのブログで今使ってるテンプレには、名鏡さんがブログで記事にしていたあるHTMLのタグが張り込んであります。それは「ユーザタグの変数を各記事下に貼って、クリックによって関連記事を表示する」という機能のHTMLです。こういうしくみ(機能)は、わたしには思いつくことさえできず、名鏡さんのアイデアを借りなければできなかったことに間違いはありません。
わたしには、そのHTML部分が名鏡さんの著作物だと言われれば、導入の過程からいって、たしかにそういう部分は色濃くあると思います。ただ、借りてつけておいていうのもなんですが(笑)、やはり同時に、著作物だとしても、同じものを誰かが切り取ってテンプレに無断で貼りつけたからといって、果たして著作権を主張できるものなのかとう点については、依然として疑問なのです。疑問というのは「否定的」の婉曲表現的言い方のつもりです。上の例で言えば、どっちかというと松本零士の主張に近い立場のように思えます。
ちょっと極論的ですが、現時点では、「トータルに完成されたテンプレートについては、全体で表現しているイメージとか、機能とかがあって著作物と認められるが、その部分(パーツ)のすべてについて著作権があると言えるかどうかは疑問」ということになってきます。
ま、これが今のところのわたしの意見ですが、ま、そうすると、「ほんじゃぁ、プラグインはどうなの?」ってことになってくるかとも思うんですね。
名鏡さんのブログで、テンプレやHTMLの著作権について考えるシリーズをやっています。わたしはこういう、禅問答的な対話が好きです。ま、人によるとよそさまのブログで議論をするってのは一種の迷惑行為だとおっしゃる方いますので、ま、あるいはそういう石が飛んでくるんじゃないかとヒヤヒヤしながらやってます。一応、名鏡さんは「嫌だ」とは直接はおっしゃらないので、こっちもついつい調子にのって、時に議論的にやっています。
わたしとしては、そういう過程で、おそらくブログ主の方にも得るものがあるはずだと信じているのですが、ま、過去の経験上ときどきおしかりをうけることもあります(ひどい場合は絶交されます……)。どうぞ、わたしに絡まれて嫌なときは「もうくたびれます」くらい書いて下さい。早々に詫びを入れて撤退しますので。
さて、書きたいのは「テンプレの著作権」なんですが、今は「HTMLの著作権」です。わたしは正直この対話を通してやっとわかったのです。いや、もちろんおそらくそんなことはわかっていたのでしょうけれど、はっきりと認識できたのです。たいしたことではないので、あるいはもののわかっていた方にはとっくにわかっていたとおっしゃるだろうし、あるいはそんなことはもう気づいていたかもしれないのですけれど、ま、わたしにとっては成果でしたので正直にまとめておくことにします。
名鏡さんはこの記事のコメントでアルフィーのある歌詞を示してくださいました。引用します(名鏡さんのコメントです)。
『おはよう』
『おやすみ』
『こんにちは』
『こんばんわ』
これらはそれぞれ著作物ではありえないですが、
(私個人としては、何らかの思想を持ってそれを『おはよう』で表現した、と作者が主張するなら、著作物だという作者の主張自体は正当なものだと思いますが、実際問題としてその権利が認められることもないと思います。)
『おはよう おやすみ こんにちは こんばんわ』
として、THE ALFEE の『ごあいさつのうた』からの引用だ、といえば、それは(多分)著作物なわけですよ。
(べっ、別にJASRACの権利を侵害なんかしてないんだからね。これはあくまで引用だから。カンチガイしないでよね。)
ここでわたしが考えたのは、『おはよう おやすみ こんにちは こんばんわ』が著作物かどうかというところなんですが、この扱いが微妙です。
もし、歌集などで、この歌のこの部分を『おやすみ おはよう こんにちは こんばんわ』と書かれてしまっては、アルフィーとしては著作権の侵害と言えると思います。わたしはそんな歌詞を書いてないと。これは「森進一のおふくろさん問題」で川内康範が言ってたところでしょう。当然ながらアルフィーだってこれは言えると思うんですね。
しかし、『おはよう おやすみ こんにちは こんばんわ』というフレーズについて、それはわたしの著作物だから必ず断ってから使え、でないと盗用だなどという主張は、ちょっと苦しいと思います。これは例の「銀河鉄道999」の中の台詞(マンガの中では重要なフレーズ)「時間は夢を裏切らない……」について、松本零士が言っていることですが、「おはよう おやすみ……」よりもはるかにオリジナリティがあって、また思想的にもはっきりとしているのですが、それでもわたしは、松本の主張に無理があると思うのです。
つまり「銀河鉄道999」が松本零士の著作であることは自明だが、「時間は夢を……」の類似フレーズにまで自分の著作権を主張するのは無理があると思うのですね。『おはよう おやすみ こんにちは こんばんわ』についても同じで、アルフィーの歌詞に出てくるフレーズです。そういう意味ではアルフィーの著作物の一部ですが、これをもって、では誰もがそれを使うときにアルフィーに許可がいる(アルフィーが著作権を主張できる)とは思えないのです。
「テキストなしのHTML」についても同様のことが言えるのではないかと思うのですね。
たとえば、わたしのブログで今使ってるテンプレには、名鏡さんがブログで記事にしていたあるHTMLのタグが張り込んであります。それは「ユーザタグの変数を各記事下に貼って、クリックによって関連記事を表示する」という機能のHTMLです。こういうしくみ(機能)は、わたしには思いつくことさえできず、名鏡さんのアイデアを借りなければできなかったことに間違いはありません。
わたしには、そのHTML部分が名鏡さんの著作物だと言われれば、導入の過程からいって、たしかにそういう部分は色濃くあると思います。ただ、借りてつけておいていうのもなんですが(笑)、やはり同時に、著作物だとしても、同じものを誰かが切り取ってテンプレに無断で貼りつけたからといって、果たして著作権を主張できるものなのかとう点については、依然として疑問なのです。疑問というのは「否定的」の婉曲表現的言い方のつもりです。上の例で言えば、どっちかというと松本零士の主張に近い立場のように思えます。
ちょっと極論的ですが、現時点では、「トータルに完成されたテンプレートについては、全体で表現しているイメージとか、機能とかがあって著作物と認められるが、その部分(パーツ)のすべてについて著作権があると言えるかどうかは疑問」ということになってきます。
ま、これが今のところのわたしの意見ですが、ま、そうすると、「ほんじゃぁ、プラグインはどうなの?」ってことになってくるかとも思うんですね。
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