David the smart ass心のダイエット!~時には辛口メッセージを~ |
Title List
- 03/18 横溝正史館1周年記念講演会があるそうです~山梨 - ラクガキノオト
全記事一覧 |
横溝正史館1周年記念講演会があるそうです~山梨
→「竹中英太郎記念館(甲府市)を訪ねて」
→「横溝正史館(山梨市)も訪ねて」
→「ほうとうを食べる/山梨」
ところが、お正月には竹中英太郎記念館の館長さんから素敵な賀状をいただきました。また、先日POSTをのぞいたら、「横溝正史館1周年記念講演会」の案内ハガキが入っていました。
え、横溝正史のご長男が父を語るのかぁ、行きたいなぁと思いながらも、予定表をみるまでもなく無理だということがわかります。横溝正史館1周年記念講演会
横溝正史館オープン1周年を記念して講演会を行います。
日 時 平成20年3月25日(火)
会 場 フルーツセンター研修室(笛吹川フルーツ公園内)
内 容 講演会「父・横溝正史を語る」
講師 横溝 亮一氏(故横溝正史 長男)
ビデオ上映「内容は未定」
※時間等詳細は、決定次第お知らせします。
→参考ページ
ちょっと、ここでニュース記事の引用。
とあります。そして、その記事の中に、「「犬神家の一族」生原稿など2600点 横溝正史の資料みつかる」(msnニュース)(07/11/20)
作家、横溝正史の旧宅から「犬神家の一族」「八つ墓村」の生原稿や下書き約5000枚など計約2600点の所蔵品が見つかり、収蔵先の二松学舎大(東京)が20日、報道関係者に公開した。
未発表の短編「霧の夜の出来事」のほか、映画化、ドラマ化した際の脚本、執筆の際に“種本”とした洋書、洋雑誌なども含まれている。
(以下略)
なんてことが書かれています。長男の亮一さん(76)によると、晩年まで使った東京都世田谷区の書斎を山梨県山梨市に寄贈後、裏の物置で昨年6月、見つけたという。亮一さんは「段ボール箱からいくつも出てきて仰天した」と振り返った。
この講演会で、横溝正史の思い出はもちろんのこと、記念館の移転や原稿発見のくだりも、きっと楽しくうかがえるだろうと思いますね。あるいは、もっていらっしゃるかもしれませんねぇ~。もっと、近かったらいいのになぁ。
ちなみに、未発表短編の「霧の夜の出来事」については、asahi.comが詳しくて、
「霧の夜の出来事」(200字詰め原稿用紙66枚)は、自殺しようと薬局に青酸カリを買いに行った男が、どたばたを経て薬局の薬剤師の女性と結ばれる物語。1枚目に横溝が編集長を務めていた雑誌「新青年」の判が押してあるが、横溝研究者の浜田知明さんによると同誌には掲載されておらず、未発表の原稿と思われるという。ミステリー評論家の新保博久さんは「筋に無理があるなどあまりいい出来ではないと横溝が判断し、自ら掲載を取りやめたのではないか」と推測する。
→ 「横溝正史の生原稿5000枚、旧宅で発見 未発表も」(06/10/11)
なにやら、書斎を記念館として移転後もそうとうドラマチックだったのですね。さすが、ミステリー作家~。
3月25日は行かれませんが、せめて、ブログで紹介させていただいて、わざわざこの愛知までハガキ一枚お送りいただいた労に報いることにしましょう。
