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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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裁判員の辞退理由はどこまで認められるか。

2007-10-04-Thu
2009年5月から始まる裁判員制度で、裁判官が裁判員候補者から辞退したい理由などを聞き取る模擬面接が、名古屋地裁で3日実施されたと、読売新聞が報じています。
→ YOMIURI ONLINE:「辞退理由」どこまで認められる?―― あなたも裁判員

司法担当の記者たちが、営業マンや商店主などに扮して、各自が工夫して辞退理由を申し立て、それを裁判官がどう判断するかという取り組みであったようです。

「今月中に10台の契約をとらないと、昇進、ボーナスに響く」と主張した自動車販売営業マン(に扮した記者)は、辞退を認められず、「商店街の行事日程が変更できない特売日で、アルバイトを雇う余裕はない」という訴えた商店主(に扮した記者)は認められたそうです。

「撮影スケジュールが変更できない」と主張した映画監督(に扮した記者)や「追い続けてきた事件が特ダネになりそう」という新聞記者(に扮した記者?)の主張は認められました。「急な法事が入ったら代わりがいない」と言った住職(に扮した記者)は、その場合は裁判員側で補欠をあてて対応するということで、辞退はできなかったと報じています。

そして、「ママさんバレーのエースアタッカーで、地区大会と日程が重なる」というのは今後の検討課題だそうです。


かたや昇進がかかる仕事にノーを出しておいて、趣味程度で辞退を認めるというのもなかなかあれだなぁと思うんですけど、そこは、価値の多様化の時代ですから、難しいんでしょうね。


そういえば、先日鳩山法務大臣が「『この大臣はバンバン執行した、この大臣はしないタイプ』などと分かれるのはおかしい。できるだけ、粛々と行われる方法はないかと考えている」と言っていました。
 → ヤフーニュース:「鳩山法相 死刑執行のあり方巡り勉強会開催の意向」

izaではこんな記事になってます。

死刑執行について鳩山法相は25日の法相再任後の会見で、「それぞれの法務大臣に死生観、宗教的観念がある。そういうものではなく、粛々と執行されていくのが正しい」と、法相の個人的な思想で死刑の執行停止があってはならないとの考えを示している。
 → iza:「死刑執行の勉強会、鳩山法相「できるだけすぐに」 」

実際自らの信条や宗教的理由で死刑を執行しなくて法務大臣として給料をもらっていた方もいらっしゃるわけでして、ま、法律の専門家でないわれわれが、裁判員候補に選ばれたけれど、自らの心情や宗教的な理由で、裁判員を辞退することを申し出てもいいわけで、また、それが受け入れられなければ、裁判員として椅子にはつくものの、判決を下すことを拒否する自由もまた認められて当然だと思います。乱数表で判決を下すよりましでしょうから。



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