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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

うへっ!若ノ鵬、もう戻るのあきらめたの?~大相撲八百長騒動

2008-09-30-Tue
う~ん、理解に苦しみます、若ノ鵬……。

元若ノ鵬は会見で「現在の相撲協会は汚い。幕内に上がったらアンフェアな取り組みを強いられお金を渡された。それを断るとかわいがりをするといわれた。親方も黙認していた」と述べ、自身も八百長にかかわっていたことを示唆。そのうえで週刊現代側の証人として法廷で詳しい証言をするとした。

 また大麻の使用についても「他に使用してる親方や力士がいるのに処分されていない。その他の協会の悪事についても証言していく」と付け加えた。
 → iza:「元若ノ鵬が八百長関与を示唆

とあります。

あ……、開いた口が塞がりませんわ。確か、誠実に謝って、相撲に戻りたい、戻してほしいと主張していた若ノ鵬に好感さえ抱いていました。なかなか素直に認めず、悪あがきしているとさえ思われる露鵬・白露山ブラザーズに比べて、純粋でいいやつで、まだやり直せるかと思いました。だから、裁判で復権すると言ったときに、ひょっとしたら可能性があるかもしれないなぁと、うっすら期待さえしてました。わたしは若ノ鵬みたいな、元気で意外性のある、そして強い力士は大好きですから。
 → iza:「【角界大麻汚染】元若ノ鵬が地位確認求め提訴

ところが、この「八百長裁判の被告側(週刊誌側)の証人になる」というのはどういう戦略でしょうか? これでは相撲界に戻れなくなっちゃうと思いますけどね。どういう作戦なんでしょうか。

「寝耳に水。これまでの話と異なる」元若ノ鵬八百長会見で弁護士」と、担当の塩谷宮田弁護士も驚いているようです。
 ※担当弁護士の名前が間違っていました。失礼しました。ご指摘ありがとうございました。>鍵コメ主殿

……もう戻れませんよね。こんな記者会見してどの面下げて相撲協会に戻るつもりだろうと思うのですけどね。いったい、何を、どう、騙されてこんなことになったのか……。ま、心配ですね。

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若ノ鵬解雇と大麻と単純所持……。

2008-08-22-Fri
若ノ鵬は「解雇」でした。

というのは、「引退」とか、「廃業」とか用語があって、ちょっと違いがわからないでいたので、先日の記事で「廃業」という言葉を使ってしまって、ちょっと違っていたかもと思っていたのです。「解雇」とは、雇用者側(協会や親方)が主体的な言い方ですね。若ノ鵬がどう言ってこようと、「クビだよ」ということです。

これに対して、間垣親方は「理事職の辞任を申し出て了承された」わけで、これは親方が主体的に動いています。

若ノ鵬解雇 素早い対応に「容疑を認めているから」と北の湖理事長

大相撲の幕内若ノ鵬(20)=本名ガグロエフ・ソスラン・アレキサンドロヴィッチ、ロシア出身、間垣部屋=が大麻取締法違反容疑で逮捕された事件で、日本相撲協会は21日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、若ノ鵬を解雇した。解雇は理事会で決める処分では最も重く、現役力士に下されるのは初めて。また、師匠で理事の間垣親方(55)=元横綱二代目若乃花=も理事の辞任を申し入れ、了承された。

また、記事によると、協会のルールブックである「寄付行為」によると「協会所属員が引退、解雇、除名、脱走した場合、再び協会に帰属できない」と定めていて、若ノ鵬は事実上の永久追放となるのだそうです。残念な結果ですが、止むを得ないかもしれません。若ノ鵬の相撲が楽しみであっただけに……。
 
「悪いことは悪い」という考え方はいいのですが、大麻というのは、どうやら殺人や窃盗とは違うのですね。「殺人は悪い」「窃盗が悪い」というのは、国によって違うことはないものだと思うのですが、これが大麻ということになってくると少し微妙なんです。だからといって、日本で禁じられている現状に変わりはなく、若ノ鵬を許せというふうに論を展開するつもりはないのですが、なんというか、角界の常識や日本の常識とは違う常識が世界にはあるってことであって、もちろん、向こうが日本に来るのだから「郷に入りては郷に従え」でいいわけなんですが、そこはほら、未成年ってこともあるわけですからね。ちょっと、わたしは、若ノ鵬個人を見たときに、気の毒な思いがあるのですね。

世界の大麻に関する考え方が違うのは、ちょっと検索すれば出てきます。
 → Wikipedia:「大麻

ロシアではこんな感じのようです。こちら(大麻取締法変革センター)から。

若ノ鵬の出身国ロシアでは、こんな馬鹿げたことで騒ぎになったりしないだろう。ロシアでは、少量の大麻所持などは刑事罰の対象にならない。
薬物政策の研究者であるTakuさんにロシアでの薬物規制について情報を頂いた。

ロシアでは、2004年12月に刑法修正案が行われ、禁止薬物の個人使用目的での所持が「1回分の使用量」の10倍未満であれば、刑法犯としてではなく行政法違反者として扱われることになった。具体的には、禁固刑から40,000ルーブル以下の罰金刑かもしくは社会奉仕が義務付けられる。この「1回分の使用量」の10倍の具体的規定については、健康省、法務省および内務省の代表を含むロシア下院法制委員会、またロシア連邦保安庁やいくつかのNGO団体の代表などによって5か月間の長期にわたる議論が展開され、最終的にはマリファナ20グラム、ハシシ・メスカリン・アヘン5グラム、コカイン1.5グラム、ヘロイン・メサアンフェタミン(覚せい剤)1グラム、LSD0.003グラムと規定されている。
なお、罰金の額は裁判所によって決定され、また行政処分を受けた記録は残される。一方、この新たな法律が適用された後でも、外国人に対しては、非合法薬物の所持は、国外退去か再入国の拒否という処分が科されることを旅行者などは特に留意する必要がある。

こういう背景で若ノ鵬は育ってきているのかと思うと、ちょっと気の毒。

「悪いことは悪い」というのはいいのですけど、国柄の違いというのはあるわけです。

別に悪を行っていいとか、大麻を吸っていいとかいっているのではありません。ついこないだまで、日本では路上喫煙が禁止されてる地域なんてなかったのです。それが法律によって禁じられ、たとえば名古屋のあるエリアは路上で喫煙ができなくなったわけです。そこで、うっかり吸ってしまうということもあるだろうし、深夜などで周りに人がいないから迷惑をかけないのでいいだろうと吸っちゃう人もいると思います。

別に若ノ鵬を免罪したいわけではないのですが、法律はそうして人が決めるものであって、大麻というのは同じ薬物の中でも国によって扱いが違うものであるということです。日本でも30年前はこういう意見が大手新聞に堂々と載ったんだそうで、現実そのようには動いて来なかったのですが、大麻についていろいろなページを見ていくと、いったい本当はどうなの? という気さえしてくるから不思議なものです。

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若ノ鵬の逮捕と少年法の精神と法の下の平等

2008-08-20-Wed
若ノ鵬が未青年時代の大麻所持で逮捕されたということが、マスコミに出ていて、いったい少年法の精神はどうなってしまったの? とちょっと謎で不思議です。

第61条 家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であること推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。

とありますので、逮捕されたのは成人になってからですが、逮捕容疑の大麻所持は「少年のとき犯した罪」ですので、「新聞紙その他の出版物に」掲載してはならないということになっています。だから、新聞に載るのはおかしいです。

■毎日新聞です。

◇おことわり
 毎日新聞は少年法の精神を尊重し、容疑事実の発生時に未成年であれば、その後成人に達しても実名報道を控えることを原則にしています。しかし、今回のケースでは(1)若ノ鵬が大相撲の幕内力士という公知の地位にある(2)日本相撲協会が実名を出しておわび会見した(3)発生当時の年齢が成人まであと2週間の19歳11カ月だった--ことなどから総合的に判断し、実名で報道しました。
  → 毎日新聞:「大麻所持:幕内力士・若ノ鵬を逮捕 警視庁



■読売新聞です。

 ◆おことわり◆
 読売新聞社では、少年法の趣旨を尊重し、少年犯罪の報道については匿名を原則としていますが、今回は、〈1〉容疑者が幕内力士の地位にある〈2〉本人が逮捕容疑を認め、日本相撲協会による処分が確実とみられる〈3〉大麻使用が常習化していた疑いがある〈4〉逮捕容疑の当時は19歳11か月だった--などの理由から実名で報道しました。
 → 前頭・若ノ鵬を大麻所持容疑で逮捕、常習の疑いも



■時事通信社です。

◇おことわり
 時事通信は少年法の趣旨を踏まえ、成人であっても事件当時に未成年であれば、実名報道を控えることを原則にしています。しかし、ロシア出身の幕内力士が大麻取締法違反容疑で逮捕された今回のケースは、大相撲の幕内力士で社会的影響が大きいことを考慮し、例外として実名で報道します。
 → 大相撲・若ノ鵬容疑者を逮捕=大麻所持認める-吸引パイプも押収・警視庁



順番にいきます。毎日と読売、時事通信があげている、「幕内力士である」という理由。

これは理由になってないでしょう。「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」という憲法の規定があります。「幕内力士であるから少年法の例外としていい」というのは、法の下の平等に反すると思うのですが、それとも、マスコミは例外なんですか? ので、ま、「若ノ鵬は外国人であって国民ではない」という理由をあげているのならいざしらず(これはこれで「外国人差別」と問題になりそうです)、そうではないのですから、少年法の例外にしていいということにはならないと思います。

また、読売と毎日がいう、「19歳11か月」とか「あと2週間で20歳」というような、ほぼ成人じゃないかというのも、そもそも、少年法には「この法律で「少年」とは、20歳に満たない者」と言っているのですすから、紛れもなく少年法に定める少年であることを確認しているに過ぎず、なんら、例外にする理由には当たらないわけです。

もう、どうして例外にしていいのかわかりませんって。

「(2)日本相撲協会が実名を出しておわび会見した」(毎日)とありますが、それはいいんですよ。相撲協会は出版してるわけでも、報道してるわけでもないですから。たとえば、他の事件で加害者少年の保護者が「うちの子がすみませんでした」とお詫びの会見をしたとします。それ自体は少年法には触れません。しかし、それを実名入りで報道するこということは認められないはずです。

「(2)本人が逮捕容疑を認め、日本相撲協会による処分が確実とみられる」(読売)というのも、どうなのでしょうか? そもそも、少年法はなぜ実名報道を禁じているのか? それは処罰するということではなくて、更正するという考え方があるからですね。「本人が容疑を認めているから例外としていい」ということには、もちろんなるわけはないのです。「相撲協会による処分が確実とみられるから」というのも、未成年であることを考えると、処分前に報道していいということには絶対にならないと思います。

朝日や産経はどうしたのだろうと検索していくと、朝日や産経の「実名報道」のおことわりが見あたりませんでした。そして、こんな記事が。
 → 大麻所持で捕まったロシア人幕内力士・若ノ鵬、実名を報じたのは産経と朝日のみ

つまり、当初、実名報道したのは「産経」と「朝日」で、「読売」や「毎日」は当然少年法に配慮してのことでしょうが、匿名で報道したようです。

そして、こんな記事。
 →  とんぼの気まぐれ:「実名報道と匿名報道」(8/18)

どこが線引きになるのでしょうか?

『幕内力士、若ノ鵬を逮捕 大麻所持容疑、吸引具も押収』(産経新聞)
『大麻所持:幕内力士・若ノ鵬を逮捕 警視庁』(毎日新聞)
『大麻所持のロシア人力士逮捕、常習の疑いも』(読売新聞)
『大相撲前頭・若ノ鵬が大麻所持容疑 警視庁逮捕』(朝日新聞)

読売新聞を除いては、全て実名報道となっています。


 つまり、毎日も追随して、匿名報道から実名報道に切り替えたということですね。そして、読売も同じように実名を出すようになっていったのです。わたしが、上の記事中に引用した「おことわり」は、当初匿名報道をした理由を示すとともに、実名に切り替える理由を示したいたわけです。

新聞以外のメディアでも、このブログ記事(→みのや雅彦とキャラメルボックスが大好きな男の日記:「大麻所持で逮捕の若ノ鵬 柏レイソルの茂原岳人逮捕と比べる実名報道の基準」にこんなことが書かれています。

一部のメディアでは犯行当時の年齢が19歳という事で実名報道がされていなかったようです。

少年法に配慮してだそうです。

テレビ朝日「報道ステーション」や夕方のワイドショーでは名前が伏せて報道していました。

ニュース23によればTBSでは、

・関取という社会的影響のある立場にあること
・相撲協会が事件を公表したこと
・大麻という麻薬所持という重大事件であること

これらの理由から実名報道する。

けっこう当初は少年法を配慮して匿名報道してきたところがあって、現実的には、どこかが実名で報道していくので、視聴率などの数字のことを考えてのことでしょう、他も追随していったということが言えるようです。

う~む、こんなことでいいのでしょうか? 

少年法や法の下の平等から法務大臣や、外国人差別とも取られかねない状態について外務大臣の見解が聞いてみたいです。それと、文部科学大臣。青少年の健全育成と言えば文科省の管轄でしょう。文科省の管理下の法人であるはずですよね、日本相撲協会は。もちろん大麻は悪いのですが、相撲協会が少年の実名を会見であげて謝罪し、それをマスコミが実名で報道したことについて、文科省の立場も聞いてみたいです。

報道によりどんどん外堀が埋まってしまって、真に少年法の精神に基づいた更正という考え方を、相撲協会が取り入れたくても取り入れられなかったりしたら、大きく、若ノ鵬の人権は踏みにじられてしまうかもしれません。若ノ鵬が未成年であったことを踏まえて、更正できる処置を、相撲協会にはお願いしたいです。

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ロシア幕内力士若ノ鵬が大麻所持逮捕って

2008-08-18-Mon
ええぇ?! 最初ちょっと信じられませんでした。

あの、名古屋場所で垂直とびで安馬をつぶした若ノ鵬が大麻所持って……。

この記事です。
 → iza!:「ロシア人幕内力士、大麻所持で逮捕」(8/18付)

 大麻成分を含んだたばこを持っていたとして、警視庁組織犯罪対策5課と本所署は18日、大麻取締法違反(所持)の疑いで、ロシア国籍で大相撲間垣部屋の幕内力士、若ノ鵬寿則(としのり)容疑者(20)(本名・ガグロエフ・ソスラン)=東京都墨田区錦糸=を逮捕した。警視庁は名古屋場所とそれに続く巡業を終えて自宅に帰ってきた力士の身柄を押さえ、自宅と間垣部屋を捜索。たばこの入手先などを追及する。


記事によると、ガグロエフ容疑者(若ノ鵬)は19歳だった6月24日午後1時ごろ、墨田区錦糸の路上で、大麻成分を含む乾燥植物片約0・368グラムを所持していたという容疑なんですね。若ノ鵬の落とした財布の中にあったロシア製たばこに、大麻成分を含んだ植物片が入っていたんだそうです。本人は六本木で外国人からもらったと容疑を認めており、自宅からは大麻の吸引具も押収されたということです。

う~む、よくわからないのですが、6月に落とした財布の中にタバコ1本だけあって、その財布は若ノ鵬のものだったということですね。で、財布が警察署に届けられたところ、署員は「タバコが1本入っているとういのは不審だ」ということで、タバコを科捜研に回して鑑定したら、大麻成分と大麻の細片が含まれていた(このことがどういう意味があるのかわからないのですが、ロシアでは紙巻きたばこの中身を大麻に浸した植物片などと入れ替え、紙を巻き直して吸う手法があるそうで、知らないうちに成分が混じっていたというレベルのことではないということなんでしょうか……)そうです。

で、本人に確かめたところ、財布は自分のもの、タバコも外国人からもらった(?)もので自分のものということになったのですね。

つまり、太麻入りタバコを所持していて落としたのが6月で、警察に届けられそのタバコが鑑定に出されていると知らぬまま7月の名古屋場所に出て(安馬を垂直とびで撃破した日に、生で見ました。→過去記事:「生観戦に若ノ鵬飛ぶ!~平成20年度名古屋場所九日目」)、そして、お盆明けに逮捕されたとういことなんですね。

若ノ鵬、まだ若くて身体もある、センスも悪くなさそう。将来を期待していただけに残念です。このまんま廃業でしょうか? それとも、謹慎……? ……秋場所の番付は9月1日なんですけど。

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