FC2ブログ

David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

おもろうて やがて哀しき 花火かな

2005-08-04-Thu
わたしの近くという言い方もきわめて感覚的で微妙ですが、それでもわたしの住む近隣市町村のあちこちでは、7月になると毎週末どこかで花火大会が催されます。

改めて花火大会の思い出と言われても、なぜかわかりませんが、家族と並んで見上げていたり、友だちと見上げていたりするよりも、なにかこう、最後の華やかな打ち上げが終わって、帰ってくるシーンばかりが思い出されます。

駐車場に引き上げたり、ぞろぞろと駅に向かってあるいたり。立ち込める火薬のにおいや人々の汗のにおい、出店の甘いにおいなどが入り混じって、独特のにおいの中、それまでどーん どーん、ヒュー、パチパチパチと上空に響いていたものが、静寂になり、人々の声も、幾分低い、途切れ途切れの雑談になりって感じで。盛り上がっていた全体が、一気に静まるというか。

そういう、花火大会の帰りの寂しさというか、首を疲れを癒すようにみんなうつむき加減で歩く姿というか、そういうものばかりが、おもいだされます。

おもろうて やがてかなしき 花火かな

そういえば、先週末には、わたしの町内の花火大会があったところです。毎年のように、青年団が回ってきて、うちも7千円前後の寄付をするのですが、なんかこう、じっくりみたってことが最近ありませんね。ついつい、キーボードに向かってしまうものだから(笑) 重症です。キリがついたら、物干し兼用のベランダにでもあがって見よう見ようと思いながらもついつい、機を失い、やがてあたりが打ち上げの音が止み、静かになっているのに気づくのです。

花火大会には、そういう華やかさと、突然とフィナーレを向かえ、そこから一気に全員が、静けさと疲労感に包まれるというようなところがあるかもしれません。

おもろうて やがてかなしき 花火かな

そうそう。これまたわたしの住んでるところの近くで、8月の最後の週末に「手筒花火大会」ってのがあります。7月から、近隣の市や地域であった花火を大会のラストを飾るように、手筒をあげるわけです。夏休み最後の週末です。楽しかった夏休みが終わってしまうという寂しさを、花火の華やかさの中に、おそらく子どもたちは感じているに違いありません。

まだまだ暑いまだ暑いと感じながら、なんとなく夜の風が秋めいていたり、あれ、ちょっと前より少しだけ夕闇が早くなったかもって感じながら、ちょうどそれは、サザエさん症候群と同じようなわけなんですね。

ああ、日曜もおわっちゃった、明日かまた仕事だの学校だのだなって感じる、あの寂しさをかみしめながら、サザエさんを見て、とりあえずほのぼのと笑う--夏休みの最後に設定された手筒花火の大海には、そういうペーソスもただよっているのです。

おもろうて やがてかなしき 花火かな


ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサーサイト



HOME