FC2ブログ

David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

スマホとういか、携帯依存と「なつひさお」~べてるの家

2011-08-30-Tue
NHKが9月からインターネットでラジオのストリーミング放送を始めるそうです。
→ NHKネットラジオ:らじる★らじる

NHKラジオのインターネット同時配信(IPサイマルラジオ)を、9月1日にスタートすると発表。当初はPC版のみだが、10月1日からは番組表や番組HPのURLも表記するなど付加情報も加え、スマートフォンにも配信する。
→ NHK、ラジオのインターネット同時配信を9月スタート | RBB TODAY (ブロードバンド、その他のニュース)

ああ、いいですね。HHKなんて一番聞きたい。「夏休み子ども電話科学相談室」が終わってから、このサービスが始まるってのは若干残念だけれど。こういう方向は大賛成です。

これ、ネットラジオじゃなくて「サイマルラジオって言うんでしょうか。商標かな。ちとそういうのがわかりにくい。今、ラジコってのがあるのだけれど、地域限定なのであんまり聞いてないんのですけど、一番楽しみにしているのはネットラジオ(ストリーミング)は、文化放送の「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」です。ただこれは、1週間分の放送を翌日の月曜に更新するというスタイルをとっているのです。1週間にワンテーマを扱っていて(場合によっては同じテーマが週をまたぐことがある)、それをその週の間はいつでも繰り返し聞くことができるのですね。だから聞き逃すことがなくていいです。おススメ!(ついでにもう一つ書くと、毎日放送の「ありがとう浜村淳です」もおもしろい。こっちは、毎日の放送の前半部分をストリーミングしてるようです。時事的な話題が多く、ま、浜村淳のしゃべくりを楽しむ番組です)

こういう「録音→ストリーミング」タイプのネットラジオに対して、サイマルラジオは一部の番組を録音して再生するというのとは違って、番組表をできる限り放送しリアルタイムで流すというのが特徴です。そもそも電波の届きにくい地域の多いFM放送の技術から広がってきたもののようっです。いずれにしても、FMでなく一般放送をネットでやってくれるというのは電波の弱い地域や他の電波などの干渉を受ける地域など、わたしの近くにもたくさんありますので、歓迎されるのではないかと思います……というか、もっと早くしてほしかったとさえ思いますね。

さて、先に紹介した「三枚おろし」ですが、パーソナリティの武田鉄矢が、毎週1冊の本をとりあげて自分なりの解釈を、金八先生よろしく講釈するというような趣向です。現代的な話題のものが多く、そもそも示唆に富んだ著作ですから、多少武田の解釈に独りよがりのところがっても、それも込みで楽しめます。もちろん、著者の視点のすばらしや感銘を受けた箇所などポイントはきちんと押さえていますからね。

その「三枚おろし」で、先週から今週にかけて紹介されていたのは、斉藤道雄の「治りませんように――べてるの家のいま」(みすず書房刊)
でした。


タイトルにある「べてるの家」は北海道(浦河町)にある施設で、精神障害等を持つ人たちが共同生活をしています。医師や看護士が治療にあたる病院や介護師やヘルパーが世話をする介護施設というのではなくて、病気を持つ人がともに暮らすという視点で設立され、運営されてきました。
 → べテルの家のWebサイト

そのべてるの家でのつみあげを通して見えてきたものをもとに本書は書かれています。その指摘は精神科医や心理学者とは違って、むしろ社会学的な視点があるのではないと思います。

たとえば、精神病、精神障害の発症については、ストレスの多い現代社会そのものに要因があって、現実に社会に適応して生きているのも、薬を飲みながら適応した状態を保っているのも、大差はないのではないかという視点があります。そこからは、精神障害を克服して社会復帰させるというのは、もう一度その過酷な環境に無理矢理に戻すようなものではないかとうい指摘につながります。患者自身が治りたがらないのも当然ではないか、そんなに無理して治さなくてもいいのではないかというような考え方です。

わたし自身にも思いあたるところもないではないですが、息苦しさとうようりは、なんだろう、よくわからない「締め切り」に追いかけられているような焦燥を、日常的に感じているような気がします。こういう状態が続いたら、心身に悪いだろうなという不安もあるし、そういう不安を払拭するために、なぜだかわからないけれど食べてしまうんですね。実はそういうストレスと糖尿病の関係についての科学的な指摘もあります。無理して身体を痛めながら社会に適応しているのは、薬を飲みながら社会に適応しているのと大差がないという指摘です。納得させられます。

スポンサーサイト



自殺は1~7月で2万人弱。史上最悪のペースです。

2009-09-08-Tue
先月の末に、こんな記事がありました。

 今年1~7月に自殺した人は1万9859人に上り、昨年の同期間より899人も多いことが28日、警察庁が公表している月ごとの暫定値で分かった。自殺者は統計を取り始めた1978年以後、2003年の年間3万4427人が最多だったが、同年に匹敵する最悪のペースで増えている。

 警察庁は月別暫定値まとめでは自殺原因を公表していないが、昨秋からの不況が自殺者増加の背景にあるとみられている。7月は完全失業率(季節調整値)が5・7%と過去最悪になるなど、状況が好転する兆しは見えていない。

 暫定値では、7月の自殺者は昨年同月の確定値より101人多い2753人。1~7月の自殺者のうち男性が1万4203人、女性は5656人だった。

 → スポニチ:「自殺者、既に2万人弱 7月も最悪ペース続く

交通事故死は10年くらい前は年間おおよそ1万人としたところでしたが、近年は減少して5~6千人くらいのところを推移しています(数字を大雑把に扱うのはお亡くなりになった方の命を軽視しているように感じられる向きもあるかもしれません。あくまで統計的な数字の話ですので、ご了承ください)。

ちょっとグラフがあるので引用します

gn-20090104-08.gif
 → Garbagenews.com:「戦後の交通事故・負傷者・死亡者をグラフ化してみる


交通事故死者の減少には、エアバッグや安全ボディなど自動車メーカーの努力、飲酒運転その他交通法規の罰則の強化、救急医療体制や医学の進歩などが大きな原因でしょう。若者のクルマ離れなどもあげられるかもしれません。事故発生件数はむしろ増加しているのに、死者は減っているという傾向を手放しで喜んでいいかどうかわかりませんが、交通事故死者は減っていると言えそうです。

それに比べて、自殺者はここ10年間3万人を切ったことがありません。グラフを引用します。


jisatsusha_suii090908.gif
 → T-PEC 



平成10年から、特に男性の自殺が増えていますね。平成20年度の何代別、男女別のグラフも出ています。


nenreibetsu090907.gif
 → 
T-PEC 



未成年を除いて、女性は1000~1700人くらいにおさまっているのに対して、働き盛りの男性の自殺者はその2~3倍以上の数字となっています。男女共同参画社会の話をするときに、女性が不利であるという声を聞きます。確かに、働く女性にとってそういう差別的で改めなければならない部分が残っていることは否定できません。しかし、こういう数字を見ると、逃げ場がなく苦悩しもがき苦しむ男性像もなんとなくみてとれます。

人は必ず死にます。交通事故死であろうと、病死であろうと、戦死であろうと、死が悲しいものであることは違いありません。不本意ながら死ぬという点で、どんな死も同じかもしれません。屁理屈だけで考えると、さまざまな死に方があるなかで自分で望む形で自分の生命を断つことができるというのは、あるいはある意味では豊かな世の中と言えるかもしれません。たとえば、否応泣く戦場に駆り立てられ世の中や、治療の方法のない病に苦しめられて死んでいくよりもというレベルで。(いちおう、こんなページもあります。
 → 思想家T氏が語る:(死因の中で自殺が増えるのは良いこと)
 
ま、わたしもこういう理屈について、論理としてわからないわけではありません。ただ、誰も不本意な死もないし、死にたいとも思わない。そんな世の中があるのなら、その方がもっとましなはずではないかとも言えると思います。
 
理屈を弄ぶのはやめて、現実に、まだまだ、生きて、家族や社会に貢献できる何かを持ちながら、それを、自分の希望というよりは、やはりなんらかの事情で自らの命を棄てる状況に追い込まれるのは、それはそれで、一種の極限状況におかれていると言えるでありましょう。

まだ、何かもっと改善しなければならないところがあるはずだと思うのです。

ところでこんなグラフもあります。景気状況(失業率)と自殺による死者、他殺による死者を比較したものです。引用します。


4523582b.gif
 → Synodos blog:「生命の重み 自殺と他殺

このグラフから自殺者数と他殺者数に、景気の影響がみられることがわかります。
97年から98年にかけて、日本社会はバブルの余剰を使い果たし、本格的な経済不況に入ったといわれますが、この時期に、自殺者、他殺者ともに数値が跳ね上がっています。
そのあと失業率の低下とともに、他殺者は減りつづけますが、自殺者は高止まりのままです。
 → Synodos blog:「生命の重み 自殺と他殺


どうして、他殺者数は改善したのに、自殺者数は減らないのか? 経済政策だけで自殺対策をしていることになるのか? そのあたりをよく考えてみる必要があると思うのです。

それは何か? 生きがいの問題でしょうか? ぬくもりでしょうか? 家族でしょうか? 信仰や宗教でしょうか? そこをもっと研究してほしいと思うのですけど。

というわけで、9月10日(木)自殺予防週間です。

h21poster.jpg

金は天下の回りもの?

2007-11-10-Sat
もう先々月のことになるだろうか。連休の真ん中の日だった。

近所のアパートのおっちゃんが、
「すんませんけど、お金貸してもらえませんか?」
と言って突然訪ねてきた。所謂ご近所づきあいはあるが、個人的なつき合いはほとんどない。

「いくら?」と聞くと、3万数千円の金額を言った。

自分の鞄のサイフには、幸か不幸かその半分くらいしかなかった……。しばらく自分のサイフを見つめて黙っていたら、
「すみません、すみません。
 ぜったい返します。
 来週になったら返せますから。
 これを振り込まないとダメなんです」
と必死に頼んでくる。

わたしのようなつき合いのない、しかも年下の男に頼みくるなんて……、この人は大丈夫か? と思うと同時に、よっぽど困ってるんだろうなという気持ちもわいた。
「急に言われても、わたしだって困るから……。
 これだけなら……」
と、1万円を札を一枚出した。

「ありがとうね。ありがとう。
 ぜったい返すから。ありがとうね……」
おっちゃんはペコペコ頭を下げて、自宅とは逆の方向に歩いて行った。まだ足らないので、きっと隣の家に金策行ったに違いない……。

友だちに金を貸して欲しいと頼まれたら、その半額くらいを、返さなくてもいいからと言ってあげてしまった方がいい」ということを、若い頃本で読んだ。万一本当に返せないような状況になっても友情は壊れないし、友達なら、返せるならきちんと返してくるだろうというのが真意だった。

そのおっちゃんは、友だちではないけれど、ご近所さんである。返してもらえなくても、この次に頼まれたときに「まだ返してもらってないし……」とも言えそうだし……。

こんなことを思い出したのは、「自殺、9年連続3万人台 「2割削減目標」 政府白書」や「男性の自殺、女性の2.5倍 初の「自殺対策白書」」(いずれもasahi.com)という記事を見たからだった。

警察庁によると、自殺者数は98年に初めて年間3万人を突破し、9年連続で3万人台だ。白書では、26年から40年までに生まれ、戦前・戦中に青少年期を過ごした世代が他の世代に比べて自殺率が高いことに注目。この世代の高齢化を要因のひとつと分析し、「高齢者の自殺がこれまで以上に深刻な問題となる恐れがある」と、対策の必要性を強調している。

わたしに金を借りにきたおっちゃんをこんなタイミングで思い出してはわるいのだけれど、いかにもリストラにあってしまったのかもしれないという感じの人だったのだ……。まさに、格差社会と呼ばれる現代にあって、しわ寄せを食っている人という感じがしたのだ……。

一方で、「<国会議員>1人当たり経費3億1078万円なり 政府試算」とか、「国の無駄遣い260億円 18年度 最多は厚労省62億円」とか……。

言葉がない……。こんなに自殺者がいて、政治に金がかかるって……、どういう政治だろう。厚生省が無駄遣いってどういうことだろう。こんなに自殺者がいて……。……言葉がない。

そうそう、数日してお饅頭持っておっちゃんは「ありがとね」と言って耳を揃えて返しにきた。「またいつでも言って……」というようなことはさすがに言えなかったけれど……。

ブログランキング・にほんブログ村へ

今年の漢字は「命」

2006-12-12-Tue
今日12月12日は「いーじいちじ」→「いい字一字」の語呂合わせで「漢字の日」なんだそうです。ちょっとeasyというか、強引な語呂合わせかもって~(笑)。

定めたのは漢字検定を主催している日本漢字能力検定協会で、1995年から始めたんで今年で12回目。毎年その年を象徴する漢字一字を公募し、漢字の日に清水寺で発表するのが恒例になっています。

ちなみに、今年のは漢字は「」。「皇室に男児が生まれたこと」という、ま、国家的な慶事の一方で、いじめによる子どもの自殺問題のほか、さまざまな場面での自殺が取り上げられました。自殺者は交通事故死者の約5倍だそうです。

子どもの自殺だけではありません。交通事故も多いんですけど、なんで自殺ってこんなに多いんでしょう? こんなグラフがあります。
si080212.gif
(→参考:「官報資料版 平成18年8月2日」
こんなに医学が進歩して「健康問題」が一番大きい理由ってどういうことなんでしょうか。おかしいですよね。おそらく、この健康問題というのも、「経済・生活問題」なんです。健康を害したけれど、治療する金がない。もしくは、治療してると生活が困るということなんじゃないんでしょうか。これは想像ですけど。

おかしいですよね。だって今、いざなぎを超える好景気なんでしょう~。なのになぜ、こんなに自殺者が増えてるのです。銀行だって、あの金融危機で特別措置で融資を受け、その借金を返済できているのでしょう~。なんで、こんなに自殺者が多いんですか。どうして、子どものいじめ自殺ばかりを問題にするのでしょう。もちろん、子どもの自殺も深刻で、悲惨な問題ですよ。でも、交通事故の3倍もある自殺者のことって真剣に語られました? 「飲酒運転の厳罰化」それは、いいかもしれません。でも、その何倍にも相当する「自殺者対策」ってなにをしてるか、「○○っていう名前の対策をしている」「××というような取り組みをしてる」って言える方いらっしゃいますか?

いったい、どうなってるんでしょうね~。

なんて、暗い話ばかりはなんですんで、漢字の日らしく、ちょっと漢字クイズを出しましょう。なぞなぞでなくて、純粋な知識の問題です。

「命」の部首って何でしょう?

ヒントは「同じ部首の仲間はけっこうある」んで思い出していってみてください。(※ヒントはこちらをドラッグして読んで~:「全」「企」「令」「会」「余」「今」「介」とかあります。「舎」とか、「傘」「倉」なんてのもがあります。

ヒントを見たら、答えはなに?

ま、答えはヒントでこれだけならべればわかると思うのですが、「Λ」だってことはわかりますよね。これは「ひとがしら」と言って「人」の仲間です。漢和辞典では「イ(にんべん)」と同じところに整理されています。ひとがしら ご存じでしたか?

→ 2006年「今年の漢字」イベントページ

ブログランキング・にほんブログ村へ
HOME NEXT