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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

ラーメン店のアルバイトの口調が耳障りなこと

2007-06-30-Sat
たまに行くラーメン店なのだけど、喜多方ラーメンの店で、あっさりタイプの和風醤油味がわたしはけっこう気に入ってる。肉厚のチャーシューもうまいし。幸か不幸か、交差点やガードレールの具合などの微妙な位置関係で、クルマでいくとなかなか気軽に入れないのが玉に傷で、その店の駐車場に正しく入るためには、その交差点を約1キロほど走り過ぎ、信号のある交差点で曲がって向きを変えて、同じ道を戻るというずいぶん無駄なことをしなければならない。あるいは、その駐車場にクルマを止めることを最初からあきらめて、ま、数十メートル離れたゲームセンターにクルマを止めて歩いて向かうという裏技もある。

ちょっとゆとりがあったんで、その店に出かけた。正しく駐車しようと無駄にガソリンを費やして、きちんと店に入った。ロケーションは悪くないのだが、この微妙な関係で、昼時でも店内はさほど混んでるという感じではない。ま、店にとっては不幸なことだが、ま、すぐ座れて、注文したものがすぐくるのでわたしは気に入ってる。流行る店がいい店だと思っている人は、でも、ダメなんだろうな。

「イラッシャイマセー」。アルバイトらしき若い店員が、抑揚のない低い声で冷麦茶を出した。「ゴチュウモンガオキマリニナリマシタラボタンヲオシテクダサイ」というとさっさと立ち去った。

実はこの時点で「和風冷やしラーメン」にしようと心に決めていた。入り口の陳列蝋細工のケースの前で、連れFとこれにしようかと言っていたのだ。ま、それでも、蝋細工にないメニューがあることもあるので、一旦メニューを開いて一眺めしたいという気もあった。一応念のためにFに確認して、ちょうど奥のテーブルにラーメンを届けた店員を呼び止めて、和風冷やしラーメンを注文した。それほどの強いこだわりがあるわけではないが、わたしはできるだけこの手の呼びボタンを押さずに、声をかけるとか、手をあげるとかして店員を呼びたいものだと思っている。もちろん、店の規模や混み具合を考慮してのことで、広い店や混雑してるときは、ボタンの方が合理的なのでそっちを選ぶけど。

和風冷やしラーメンは、ちょっと辛めのソバつゆでラーメンを食べるという感じだ。肉厚のチャーシューが数枚乗っていて、わさびがヘリついてある。美味い。

「カツオ出汁なんだ」「チャーシューが美味い」「レンゲがちょっと脂ぎってるな」などと言いながら、連れとラーメンをすすっていると隣ののテーブルに若いお客がすわった。わたしたちに対応したのとは別の店員が冷麦茶を持ってやってきて、「イラッシャイマセー」「ゴチュウモンガアリマシタラボタンデオシラセクダサイ」と言って、さっさと行ってしまった。

こういうことに時々過敏になることがある。マニュアルにあるのか、自分たちで思いつくのかしらないが、平板で早口な店員の口調。あんまり心がこもってないなぁこれじゃぁとなんとなく思う。別に、店それぞれの言い方とかがあってもいいんだけど、なんとなく、一本調子の、あんまり口を開かない平板で早口な言い方はなぁと思いながら、でも、これどこかで聞いたことがあるなぁと考えていて思い当たった。

ひょっとして、電車車内アナウンスってこんな感じじゃなかかったかなと思ったのだ。車掌の発声が、平らに開いた唇の両端から、息が、ちょっとだけスースー抜ける感じ。「コチラワフウヒヤシラーメンデゴザイマス」と言って持ってくるのだ。いやもっと鼻声に近い感じか、よく山田邦子がマネしてた感じか、などと思って聞いていた。

食べ終えた客が代金を払って帰ろうとすると、「ァリガトウゴザイマシタ~」と元気な張りのある声をあげる女店員もいる。元気がいいが、どことなく機械的な印象を受ける。

ああ、機械的。電車の車掌に似ているのは、声のトーンじゃなくて、機械的な感じがしたところだったのかもしれない。マニュアルどおりなのかもしれないが、なんとなく不自然に感じたのは、そんな点だったのか。

あ、あるいは、お客が増えないのは、駐車場が入りづらいからじゃなくて、この規模で押しボタンがあって、注文もなにかキーボードで打ち込んで飛ばして、そして、店員の口調も機械的……。会津・喜多方ラーメンのイメージに合わないからなのかなとなんとなく思ってしまった。

味はいいのだけれど。



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