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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

竹中英太郎記念館(甲府市)を訪ねて

2007-07-08-Sun
先日、甲府市に竹中英太郎の記念館があったんだ!ってことを記事にしました。その記事中に「山梨市に横溝正史館がオープンした」(→関連過去記事)ということを書いているのですが、わたしの性格として、こういう話が重なるときはなにか運命的だぞと考えることにしています。これは山梨が俺を呼んでるんだ!と勝手に解釈するわけです(笑)。

とうとう、先日、出不精のわたしとしては、珍しく、クルマで出かけてしまいました。

愛知県から山梨県(甲府市とか、山梨市)にはどうやっていくのが正解なのでしょうか? 実は、出慣れていないわたしにはわかりませんでした。結局、行きは東名高速道路の豊田JCT東海環状道路、伊勢湾岸道路と抜けて、中央自動車道の飯田周りので甲府へ向かいました。甲府は、竹中英太郎記念館のある湯村温泉郷へ一泊し、翌日は横溝正史館のある山梨市へ。帰路は山梨市から、南下して、河口湖、山中湖と周りながら、御殿場から東名高速を西へ走るとういことにしました。どういうわけか横溝正史館は金曜定休でしたので、金曜に竹中英太郎記念館を見て、翌日土曜に横溝を見て帰るという計画にしました。

ほかにも、今季大河ドラマの「風林火山」の関連で、かなり信玄を核に観光客の誘致に力を入れているのですが、わたしの住む愛知も、戦国の英傑なら事欠かないわけでして、桶狭間だの、長篠だの、小牧長久手だの、戦国の旧跡もあったりして、別に競うわけではないのですが、風林火山ってことで誘致されても、さほど心は動かないわけです。しかし、竹中と横溝が両方あるらしいと聞かされると、もうなんか、ツボにはまるようなわけですね。

正直、竹中英太郎という名前をどのあたりから知っていたかというと、そのへんはちょっと自信がありません。ただ、乱歩の「陰獣」のあの独特の、一種の病的なものを感じさせる、幻想的というよりも、閉ざされた感じというか、皮膜がはったように霞んだ感じが、わたしには忘れられませんでした。また、ダリのタッチを思わせるような、人間の肉体を崩すというか、溶け出した蝋細工のようにデフォルメさせている、「盲獣」の挿し絵にみられるような感じ。まさに、「エロ・グロ・ナンセンス」といわれた時代の「エロ」と「グロ」を挿し絵でイメージつけていたのが、竹中英太郎の作品(正確にいうと「一部の作品」というのがいいかもしれませんが)なのです。

その記念館なら、ぜひ見てみたいものだぞと思って、わたしは出かけましたが、なんと、「本日は都合により休館させていただきます」というプレートが……。
take02.jpg

あのさ……。わたしは、今日このために来たのですよ。愛知から……。高速代6000余円にガソリン代、宿泊費……。それを、こんなプレート一枚で……。わたしは、へたりこみました。

確かに、そういうことはあります。公的なものではなくて、個人のものですから。都合により休みにしたいこともあるでしょう。人はいろんな事情があるものですから。一人前に世間様とつき合っていれば、よんどころない事情はあるものです。平日に開館してもいても、確かに一日どれくらいの来客があるものか、このロケーションと、竹中英太郎では、わからんでもない。理解します。……しかし、もの好きなわたしは、愛知からはるばる来てしまったのですね~。代替の案などない(県立美術館でもよかったのですが、幸か不幸か、山梨県立美術館のメインは、4月に岡崎で見た『シュルレアリスム展-謎をめぐる不思議な旅』だったのです。

看板にある電話番号二つに電話してみました。クレームというのでなしに、明日開館しているかどうかを聞きたかったのです。でもでませんでした。わたしは、あきらめて、宿に戻り、やむなく、信玄関係の散策に出かけたのでした。大河ドラマの「風林火山」の勢いもあって、駅前で風林火山博なんてのをやってましたので、ま、いい時間つぶしにはなりました。(→甲斐の国 風林火山博

宿について、宿のロビーのマガジンラックに黒い一冊の画集を見つけました。
gashu00.jpg

昨年、竹中英太郎の生誕百年を記念して出版されたものです。一般の書店にはなくて、記念館で求めるか、ホームページの通信販売(→こちら)でしか入手できないもののようです。

わたしは、部屋でその画集を開きながら、このまま見ないで帰るのはどうしてもおもしろくないと思いました。もう一度、電話をしてみましたが出ないので、あるいはと思って、ダメ元でauのCメールを送ってみました(メルアドでなくて、番号にメールするいわゆるショートメールです)。

はじめまして。愛知から竹中英太郎館を訪ねてきました。休館でした。明日は見せていただけますでしょうか?


それだけの文面です。そうしたら、相手にCメールが届きました。あっちもauだったのです。これで、とりあえず、こちらの意思は伝えることができたと思いました。

~以下追記~

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横溝よりもガンダムか?~実寸大アトラクション

2007-05-15-Tue
先日、「山梨に横溝正史記念館がオープンした」という記事を書きました。マジに行ってみたいと思っているのですが、なんと山梨には竹中英太郎記念館もあったんですね。ついでに昨年が生誕100年だったなんて、存じ上げませんでした。
 → 竹中英太郎記念館の公式ページ(http://takenaka-kinenkan.jp/)

まぁ、「探偵小説」という言葉に興味のある方なら、竹中英太郎はきっとご存じだろうと思います。一言で言えば

横溝正史が編集長をしていた当時の「新青年」にて、江戸川乱歩「陰獣」の挿絵を担当した。その後、「新青年」を中心に活躍。
   Wikipedia:「竹中英太郎」より  



美は乱調にあり、生は無頼にあり―幻の画家・竹中英太郎の生涯
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作品が多く載っているのはこちらのページ
 → 竹中英太郎コレクション(http://www.deepmysterymania.biz-web.jp/Eitarou_Collection.htm)

うわぁ。これなら出不精のわたしも行きたいですね。題して「横溝正史記念館と竹中英太郎記念館ツアー」なんて具合になるわけですが、誰が一緒に行ってくれるのかは、あいかわらず謎ですが(笑)

ところが山梨には、もっとものすごいものができつつあるらしいんですね。名付けて「ガンダムクライシス」。なんでも実寸大ガンダムにお目にかかれるアトラクションらしいです。
gun_fujiq.jpg

 → 富士急ハイランド:「ガンダムクライシス」(http://www.fujikyu.co.jp/fuji-q/information/new/index.html)
 → 時事ドットコム:「ガンダムの実寸大アトラクション登場」

アトラクションの舞台はガンダムの格納庫。ここに世界初となる全長約18メートルのフルボディのガンダムが実際に格納されている。参加者は、このガンダムの周りでグループに分かれ、「パワーアップチーム」としてミッションゲームを行うというもの。
    時事ドットコムの記事より



なんだか、わたしの中では山梨がキテるんですけど。大河ドラマも風林火山だし!



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へぇ、横溝正史記念館~山梨に

2007-05-10-Thu
横溝正史の記念館が、山梨県山梨市にオープンしたそうです。
 → iza:「横溝正史の書斎を移築 山梨に記念館オープン」

最近の名探偵ってコナンとか、金田一少年なんでしょうか。あるいは古畑とか。ま、ちょっと前なら(だいぶ前かも~)、定番は金田一耕助でした。その前は明智小五郎でした。あ、思い出したけれど、わたしの大学時代の下宿の表札は「神月葉介探偵事務所」だったですね。もう、時効になったでしょうけれど、学生時代に酔っぱらった勢いで、駅から下宿までわいわい仲間と歩いている途中で、どっかのうどん屋さんから仲間の一人がイタズラではずしてきてしまって、それを、ま、わたしがたしなめて返しておくからと言ってあずかって、調べたけれどどこのものか結局わからず、じゃ、ってんで私物化して改造したという、ま、そんな代物です。ああ、どうしたかなあの看板~。

ま、こんなエピソードからおわかりでしょうが、わたしの学生時代は、ちょっとした探偵小説マニアでした。あえて探偵小説というのはですね、ま、いわゆる「新青年」の時代にひじょうに浪漫を感じ、あこがれを感じていたからですね。そういえば、友人には「私立探偵の資格をとる」と息巻いたいたやつもいました……今どうしているかは知りませんけど(笑)。

で、こういう話を聞くと、うずうずとしてくるわけです。

そういえば、先日江戸川乱歩の未発表原稿が見つかって、今日発売の「江戸川乱歩と13の宝石」(光文社)に掲載されると言ってましたね。(→YOMIURIONLINEの記事へ)

江戸川乱歩と13の宝石
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posted with amazlet on 07.05.10
ミステリー文学資料館
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あ、行きたいな山梨。そんなに遠くないのだけれど。



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