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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

ボクシングを見に行ったら三亀司ング

2007-02-12-Mon
先日、ボクシング好きの知り合いから電話があり、今度知人がリングにあがるから見に行かないかという話で、出かけてきました。
 → 参考記事:BOXING EYE:「土曜昼:豊橋!熊谷vs東洋15位!西郷vs三浦誉!」


一番おもしろかったのは、セミの8回戦で、主催のとよはし桜ジム所属の西郷選手(豊橋出身)【ポスター中央】と、元世界王者徳山のいる金沢ジム所属の三浦選手(蒲郡出身)でした。地元対決の上、西郷選手は「武師(たけし)」、三浦選手は「誉士(たかし)」でして、場内が熱い「たけし」コールと「たかし」コールでわけわからない感じで(笑)。 試合も非常に盛り上がりました。

試合的にはパワーファイター的にグングン前に出る展開が得意そうな西郷選手と、どちらかというと技巧派的に冷静に戦うとうい感じの三浦選手が、まさに地元だけに両者のプライドを賭け、また、互いの特徴をよく出した戦い方ができたと思います。結果はフルラウンド戦って最終ラウンド途中のドクターストップによる試合終了で判定になり、2-1で西郷の勝利でした。このドクターストップの原因は再三の西郷のバッティングで三浦が右目の上をカット、出血が多かったことです。試合は成立、その場面までのジャッジによる判定ということです。バッティングの原因は西郷のファイトスタイルにもあって、故意ではないでしょうがレフェリーも注意していました。ま、反則による出血ということで三浦選手には無念がのこり、西郷選手にも喜びきれないところがあったと思います。

申し訳ないが、セミに盛り上がりに比べてメインは今ひとつ。やはり、とよはし桜ジム所属の熊谷選手【ポスター左奥】がタイの東洋Sバンタム15位ノラシンに挑戦するという対戦でした。ノラシンは32歳のベテランで、スタミナを考えてか最初はかわすだけ。熊谷のパンチは空を切ります。ま、逃げるつもりしかない相手を追うのは大変です。セミの盛り上がりからノッてるって感じの熊谷と序盤から打ち合ったのでは、会場全体と戦うことになるので、ここは燃える闘志をクールに冷やす、そういうクレバーな試合運びかとも思いました。そして、そのディフェンスの技術というか、目というか、テクニックはすごいと思いました。

しかし、セミの激しい撃ち合いに興奮している会場には、今ひとつの試合だったと思います。判定は熊谷でしたが、技術ではノラシン、勢いで熊谷という感じで、若さというか、スタミナの勝利という感じでした。

現役高校生プロボクサー岡田選手【ポスター左前】の勝利や今試合が3戦めながらも引退する地元選手、また、練習生によるエキジビションスパーリングなど地元ならではの試合もありました。ま、そんあぐあいで、けっこうボクシングを楽しんだのですが、むふふ、もう一人、わたしを喜ばせたのが、リングアナウンサーでした。

あ、あの後ろ姿は……。まだ試合前で客席が埋まってない時間帯、リング下で書類に眼を通している一人のおっさんを見つけると、わたしは思わず近づき、声をかけてしまいした。
「あ、三亀司さん……」
「お。なんで、あんたわしのことを知っとるんだ?」
「いや。大須にたまに行くんで。こないだは一晩で名古屋にいる落語家を見る会にもいきましたよ~」
「なんだ、あんた落語好きなのか」
「ま、それなりに」
「お、こんどわしも独演会やるから……」
「へぇ~」
「よかったら来てよ。招待したるし」
「え、いつですか?」
「平日。火曜。5月か6月か」
(……うわぁ、ずいぶん先だ)
「今、ブログに夢中だで」
「ああ、わたしも持っています……」
「そか。どこだ……」
(どこって……。三亀司さんのこと、どっちかというと辛口で書いてたんだけどな……)」「ええと、獅籠さんところからリンクしてあるかも……(正確にはリンクはしてない。こっちがトラバを送ってあるだけ)」
「なに? ここにアドレス書いて……」
「え……」
なんていう会話を交わして、写真を撮らせていただきました。
 ※三亀司さんブログやってるっておっしゃってたけど、ちょっと検索できません。ホームページはコチラです
 ※その後、ブログを検索して発見記事もありましたのでトラバしておきました。

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ボクシングのリングアナやってるってのは、大須などでネタとしてしゃべっていたのですが、実際を見るのは始めてでした。ちゃんとやっていらっしゃいました。「三亀司、独楽回せ~」って野次るのはやめておいてあげました。

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落語:名古屋雷門一門会~名古屋芸術創造センターにて

2006-11-03-Fri
2日夜、行ってきました。ちょっと遠いんですけどね。名鉄と地下鉄を乗り継いで1時間以上かかりますから。名古屋って。
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▲芸創センター入り口

おもしろかった。

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▲ポスター

最初は雷門福三。演題は「フラスコ」。小福が40周年のときにやった噺だ。うまい。福三を見るのはおそらく2度目。とても今年1月に入門したばかりとは思えない。あのときは、足を痛めていて、正座してたら勝手に折れたみたいなことを言っていたが、今回はにこにこ笑顔がいい。こういう笑顔が素敵な芸人はそれだけで得だと思う。入門前の芸歴の長さを感じさせる。特に、雑貨屋のおかみが妙にうまい。女がもっと出てくる話をしたらいいだろうと思った。華があるんで今後に期待。

次は雷門幸福。おめでたい名前だ。よく見るとそうでもないのだが、舞台の上の幸福は、メガネをとった佐高信(評論家)に似ている。社会ネタというか、政治ネタはおもしろいと思ったが、落とし方は難しい。ま、枕なんだからそれもいいんだろうけど……。勢いがあって、元気があっていい。噺は「寿限無」。現代的にアレンジし、日本シリーズで無惨に散ったドラゴンズに結びつけたところがおもしろかった。幸福は日本シリーズがあの結果で、気まずい、間が悪い~みたいなことを言っていたが、それもおもしろかった。ま、新庄みたいにのびのびやってほしい
 → 雷門幸福の家頁

そして、雷門小福。はじめて見た。わけあって、噺はなし(笑)。本当はやりたかったんだろうと思うけど。ま、いわばトークショーみたいな感じ。で、言ってることがおもしろいかというとそうでもない。こういう言い方は悪いが、ちょっと元気がよくて、話が大げさな爺さんが、おもしろおかしく世間話をしているという感じだ。それがわかりやすくて、また、比較的年齢層の高い客には受けている。わたしの周りの年配のおばさんたちも、う~んとか、そうだね~とか、共感をしながら温かく笑っている。会場全体がそんな感じだから、もちろん、わたしもその和やかでゆったりとした笑いを楽しんでいる。どっと爆笑するっていうのとは違って、もう、見てる側は、一人の老落語家がこれで最後かもしれないという舞台にあがってきた、弟子たちの尽力もあっていい会場で、かの大須演芸場にはない賑やかな中でやって、感激している。地元からは中学時代の同級生も応援に来ているという、いささかアマチュアめいた設定に酔っているという感じだ。それがなんともいい気持ち。どこまでが演出でどこまで本音かわからない中、おそらく、並々ならぬ苦労をしてきたに違いない一人の老落語家の最後(かもしれない?)舞台を楽しめた。すばらしかった。
 → 雷門小福のWebサイト

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▲プログラム

仲入りのあとは独楽の柳家三亀司。名前が「みきじ」なんだと改めて知る。今まで「みきし」だと思っていた。だったら、ネットでは今をときめく名前なのに、濁点がついていたとは~、残念! 三亀司の独楽回しはおそらく3度目。大須でやってるときと芸風は変わらないが、受けるところと拍手の大きさは、大須とは違う。滑舌よく回るトークがすべらない。わたしはいつものように、くだらないとほんとうに笑った。今回は三亀司に「お客さん笑いすぎ」とは叱られなかったが、となりのお母さん(知らない人)には肘でつつかれた。やっぱり嫌な笑い方なのだろうな。大勢の観客の前で三亀司はノッていた。ノッてるときの芸人は違うなと思った。
 (→「大須演芸場で「笑い過ぎ」と叱られる(笑)」

そしてトリは雷門獅篭の「寄合酒」。有名な話。今回は小福の得意な話に弟子たちに挑むという設定で、「フラスコ」「寿限無」「寄合酒」とうラインナップになったらしい。う~む、どうなんでしょう。師匠と同じ舞台のトリに緊張したのか、時間が押しているのがきっと大きかったんだと思うけど、ポンポンとリズミカルに運んだようにも思うのだけれど、なんだか、ちょっと間が生かせてないように感じた。どうなんだろう。例によって表情も豊かで、声色も使い分けていて、うまく登場人物を演じ分けていたとは思うんだけど、うまく言えないけど、ちょっと不満。単に髪型のせいかもしれないけど。というわけで、本人のブログにトラックバックするには、ちょっと申しわけないけど、今日は辛い点数つけとくことにする。
 → 雷門獅篭公式ホームページ
 → 獅篭blog

幕が下りて、出口では、出演者が並んで挨拶や握手、サイン、写真撮影などが行われ、いい感じだった。階段を下りながら、「大須演芸場、いってみようかしら」という声が聞こえた。

 → 大須寄席情報割引券あり
 → マピオン「大須演芸場」

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大須演芸場で「笑い過ぎ」と叱られる(笑)

2006-08-11-Fri
仕事の都合というより、家庭の事情で、夏休みはあるものの旅行に行く計画はない。旅に行くなら一人で、家に留守番を残して行かねばならず、それも万一に備えて新幹線ですぐに戻れるエリアで、1~2泊ということになるだろう。いくら便利になったからと言って、飛行機に載って韓国だ、北海道だというわけにはいかない。

翻って、愛知県ではなにもないかというと、そうでもない。日本全国的に比べても適当に都会であろう。プロ野球のチームもJリーグのチームもある。すべてのコンサートが来るというわけでもないが、名古屋には主なアーチストや歌手は来る。演劇も中日劇場、御園座、劇団四季の新名古屋ミュージカル劇場がある。ただ、タイミングの問題もあるし、好き嫌いもあるので、それで満足するかどうかは個人の問題だ。遊園地とか動物園・博物館みたいのもそれなりにある。歴史を尋ねたいと思えば、なにせ信長・秀吉・家康という三英傑を輩出し、信長が今川を奇襲で撃破した桶狭間戦場とか、信長が武田騎馬軍団を葬り去った長篠・設楽原合戦場もある。花火は盛んだし、鵜飼いもあるし、サーフィンだってできるし……。海洋レジャー施設も充実。温泉くらいもちろんある。そんなところに住んでいるので、楽しもうと思えば日帰りでどこにだっていけてしまうんだ。

家の事情と、地元がまだ新鮮という理由で、夏休みは特にどこにも旅に行かない。ただ、昨年に引き続き、今年も大須演芸場に行ってきた。こういうと大須演芸場関係者にはしかられるだろうけど、G1(プロレス)を見に行ったついでに行った、「大須演芸場→G1クライマックス」というはしごである。
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12時から公演がスタートしていたらしい。わたしは少し過ぎてから入った。

まず、そっくりショーなごやのバタやん。ええと、田端義男のモノマネである。あ~、流石に申し訳ないが、似ているのかどうかわかりませんわ。

次は、よしおかつかさの腹話術。この人は、去年来たときに独楽を回していた人だったが、腹話術もやるんだと思ってみていた。話のテンポが早い。立て板に水だ。テンポはいいんだけれど、わたしのような鈍い頭には、笑うタイミングが合わない。お客も4~5人しかないので調子が合わない。その調子が合わない空気が、妙におかしい(笑)。よしおかつかさ自身に聞いたわけではないのでわからないが、この人の話芸は調子が合わない、すべり具合を楽しむ話芸だとわたしは勝手に理解した。わたしはこういうメタな笑いが好きなのだ。そう思うとやたらおかしかった。あまりにも、嫌な笑いをしていたので、「お客さん笑いすぎ」と注意されてしまった。

三番目は雷門福三(かみなりもんふくぞう)。なんだか自分でもわからないそうだが、右足の甲を骨折しちゃったそうだ。正座をしていたら折れちゃったという、落語家の風上にもおけないヤツだと自分で言っていた。表情の豊かな、おもしろい話だった。わたしにとっては、「寄席に行く」=「落語を聞きに行く」なのだが、わかりやすい。たぶん、福三が思ったところで笑えていたのでよかったんだと思う。足、お大事に~。

四番はめおと楽団ジギジギの歌謡漫談ということになるのかな。大山のぶ代と仲本工事を思い出させるペアである。おもしろい!と思った。奥さん(めおとというのだから奥さんだろう)の歌が上手い! 声もきれいだし、声量もある。「うらわの唄」は素敵だった。シャンソンも素敵だった。頭で引く鍵盤ハーモニカも、豊かすぎる胸に乗せたアコーディオンも素敵だった。それも、あんなに楽しそうにうたって、演奏している。ほんとに楽しそうだと思った。あんまりおもしろいので、これまたゲラゲラ笑いながら見ていたら、「お客さん笑い過ぎ」と注意された。うわぁ、一日2回、別の芸人に注意されちゃうことも珍しいんだなぁ(でも、だんな叩くのはどうかと思う~)。
 → めおと楽団ジギジギのホームページ

五番手は、たぶん本当は伊東かおるの予定だったんだと思う。プログラムを見ると。しかし、柳家三亀司に変更になっていた。独楽回しだ。例によって、立て板に水のなめらかなトークがすべりまくる(笑)。なかなか、独楽は回さない。そこを笑っていいのかどうかわからないが、そのとぼけた間がおもしろい。わたしは思うのだが、もうすでに独楽回しの凄さが、われわれにはわからない。おそらく、相当の訓練を積んで扇の縁を伝わせたり、関の孫六風真剣の刃先に止まらせたりしているに違いないのだが、独楽自体で遊んだ経験の乏しい我々には、それを「ほぉ~」っと関心することは、申し訳ないが無理だ。この芸を成立させるには、独楽を回すことがどんなに難しいかと言うことを、もっとお客に実感させる必要があると思いながら見ていた。ある意味田端義男のモノマネといっしょで、本家(この場合は独楽回しの難しさ)を知らないので、目の前の芸が理解できないのである。三亀司はしきりに独楽を回す難しさを口で説明しようとする。コンディションやら、芯がぶれるやら、集中力やらそうしたものが影響するのだろう。確かにそうだろう。しかし、それが、何か失敗のための言い訳をしているようにしか聞こえない。

トリは雷門獅篭(かみなりもんしかご)。この人は去年も見た。去年より上手くなっていた(と思う)。もう、去年どんな噺を聞いた忘れていたが、途中で同じだと言うことがわかった。オチがわかっていても笑えるのが落語である。それは、ストーリーを笑うのでなくて、演じている落語家の表情や、声を笑うからだ。おもしろい話を笑うのではなくて、一人芝居で笑うのだ。そういう意味で、去年より上手くなっていたとわたしは思う。
  → 去年の「大須演芸場」の記事

獅篭はマンガも描けて、「ほんとうにあった笑える話」という雑誌で連載を始めたらしい。また、この日は立ち上がりにお客さんの似顔絵を描いていた。一番前の森下さんってお客さんが、描いてもらっていた。ちなみに、どうも挙動不審のわたしは調査されたようだ。「お客さんは何回目?」と。正直に2回と答えておいた。
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ちなみに獅篭はホームページも、ブログも持っている。この記事からトラバしておこう。
 → 雷門獅篭公式ホームページ
 → 獅篭blog

ブログはもう一つ、中京テレビの番組関連のブログもある。そのほかにもあるようなんで、ま、あとはいろいろたどっていって。
 → 雷門獅篭の旅ブログ

そして、『名古屋式。』って本も出している。こんど見かけたら買うことにしよう。
名古屋式。
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5 名古屋って・・・!
5 名古屋って・・・!
5 落語の雷門 獅篭に「も」期待


それにしても、ほんとんど人の枕が大須演芸場のボロさとか、古さとか、危なさがネタであった。自虐ネタというやつだ。それを聞くと、また今度、何かのついでに行こうと思う。

ちなみに、大須演芸場は8月中旬(11日~20日)は恒例怪談噺を上演中。平日はお昼の12時より2回公演、土日祝祭日は11時からの3回公演、入れ替えなし。場所は、大須観音の近く(大須観音の前の交番で聞いていきました~)。

 → 大須寄席情報割引券あり
 → マピオン「大須演芸場」

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