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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

まさに千両役者!朝青龍把瑠都をぶっとばす!~平成21年度秋場所初日

2009-09-14-Mon
はっきり言って、場所前の評判は最悪だった。過去の稽古の貯金を使いはたいた、稽古不足の付けが来た、右肘ばかりか右膝にも怪我をしたらしい……。そういう朝青龍の一大危機説である。そして、いつも、そうではないかと不安になる。そして、別にデータとってるわけではないが、わたしの記憶では、たいがいその不安の霧は消し飛ばされる。朝青龍自身に追い払われるのだ。わたし自身今回ばかりはやばいんじゃないかと思った。なぜなら、下半身、それも膝を傷めたと聞いたからだ。下半身の怪我は瞬発力の朝青龍には致命的ではないかと。

しかし、またしても同じだった。「横綱(朝青龍)を吊っちゃうかも」と仄めかしていた把瑠都が、二度もいとも軽々と吊られて、あげくの果てに通路奥にまで吹っ飛ばされた。いつだったか朝青龍が三沢のエルボーばりかち上げが反則っぽくて荒々しいのを、理事長が「ほんとうに肘が痛いのかね?」と寝言のようなことを言ったことがあったが、ま、今回も「ほんとうに肘が痛いのかね? 膝が悪いのかね?」と寝言のようなことを言うのだろうか。こういう時は「肘や膝を傷めているというが、よくやった」と褒めてやらねばいけないと思う。そして、わたしのような素人に毛の生えたようなファンが「三味線弾いてるんじゃなくて、マスコミがネタになるように書いているのに、関係者や横審も乗せられないでほしいなぁ」とブログでつぶやく程度でいいのだ。

それにしても、圧倒的な存在感。続く結びの一番は、横綱キラー安美錦と、かつての鬼門初日当たることになった白鵬が、危なげなく寄り切ったすばらしい相撲だったはずなのだけれど、単なるクールダウンにしか感じられないほどの、セミファイナルの素晴らしさだった。

というわけで、本日のMVPは朝青龍です。

もし、この一番がなければ、なんじゃこりゃとぶったまげたのは琴欧洲。前と何が変わったのだろう。強気になったというか、積極的になったというか、差せるようになったというか……。なにか全然別人を見るようだった。それとも、稀勢の里が失敗しただけだったのかな。今場所はじゃなくて今場所もと書けるのがすごい、琴欧洲は今場所も楽しみ~。

というわけで、今場所も参戦してるドリーム大相撲の、うちの成績を貼っておきましょう。
力士
白鵬
日馬富士
把瑠都×
鶴竜
豊響×
玉飛鳥
補欠:豊真将:○
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朝青龍と白鵬のいる幸せ~平成21年度夏場所初日、二日目

2009-05-12-Tue
タイトルにも書いたのですが、朝青龍と白鵬が連勝で来ていてありがたいです。

まず、朝青龍。初日は鶴竜に吊り落としを決めて余裕を見せようとして、実際はそんな余裕がなく逆襲され、土俵際に追い込まれ、一瞬足までとられそうになったところを、間一髪かわして投げて勝ちました。あ~、ベビーフェイス鶴竜。惜しかった、次がんばれよ~って気持ちにさせる一番でした。こんな相撲、計算してとれたら、がはは、アントニオ猪木レベルの天才です。

場所前の横審総見の折でしたか、土俵横の横審席に座っている、「天敵」と言われる内舘横審委員に歩み寄り、一礼、言葉を掛け、さらに前から抱擁するように両肩を抱いて病気療養からの復帰を祝ったニュースが話題になりました。どういう言葉だったか正確には忘れましたけれど、「今後とも厳しい言葉をお願いします。励みになります」みたいなコメントを残していたと思います。これを見ても、横綱としての「品格」がある行為だとは思えませんでした。内舘委員も、自分に対してなされたのでなければ、「女性にあんなことするなんて」と苦言を呈したかもしれません。

でも、わたしはこれが、朝青龍だと思いました。病欠で巡業を休んで、モンゴルでサッカーして問題になったことがありましたが、内舘委員にしたこととたぶん通じていると思います。一言で言えば「サービス精神旺盛」なんです。日本人の謙譲、謙遜の美徳とは逆の形で出してしまうんでしょう。それが、土俵上の態度、さらには、取り組みの内容にも出ていると思います。鶴竜を吊落としで仕留めようなんて思いつきも(お客に見せようと思ったのか、鶴竜に思い知らせようと思ったのかはわかりませんが)、朝青龍ならではと思いました。ま、そういう心の動きみたいのが過剰に伝わるから、「品格がない」というか、「奥ゆかしさがない」という言葉になってくるのではないかと考えるのです。

確かにそれは、伝統的な横綱像に合わないものかもしれません。一人横綱がこれじゃぁなと思うのですが、そこは白鵬がちゃんといるんですね。

ラジオで聞いたのですが、白鵬は場所前双葉山のビデオを見て、最近は双葉山の土俵態度を理想にしているのだそうです。初日栃皇山、二日目安美錦を圧倒して勝っていました。強すぎておもしろくない……、勝手なファンはそういう言葉を言い出すかもしれません。かつて、朝青龍がそう言われたのですけれど。

王道を行く。白鵬はそういう感じです。お願いします。タイプの違う二人の横綱がいて、ともに強く、最後まで優勝を争うというのは、必ず盛り上がります。

魁皇と日馬富士が調子がよさそうで今後期待。千代白鵬はなにかすごく強い。豊響は病気で落ちたことがうまく肥やしになってるという印象です。

あと、把瑠都の足が心配です。

今場所の、「ドリーム大相撲よりもほんとの土俵」というわたし自身の課題については、

 初日は「カーラジオ→テレビ」とリアルタイムで。
 二日目はBSハイビジョンのダイジェスト版で。

と、一応二日間達成しています。

うちの部屋(目多掘部屋)は、7勝5敗で現在同2位をキープです。
 → ドリーム大相撲

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「お笑い芸人ブログ炎上で18人を立件」なんですけど~週別集計

2009-02-09-Mon
先日、これはブログではないのですが、朝青龍殺害予告が2ちゃんねる上に掲載され、警察が捜査を開始したということがありました。
 → iza:「2ちゃんに「朝青龍殺す」の書き込み 警視庁が捜査」(1・13)

ところが、この予告した男は騒動が大きくなったのが怖くなって、地元の警察署の出頭したのだそうです。

高橋容疑者は「朝青龍の横綱としての態度が気にくわなかった。書き込みにびびって負ければいいと思った」と供述している。ただ書き込みを新聞などが報道したことで「高橋容疑者自身がびびってしまった」(同署幹部)といい、14日、北海道警函館中央署に出頭した。高橋容疑者は「重大なことをした」などと供述し、反省しきりだという。
 → iza:「朝青龍殺害予告、無職男逮捕 ネット掲示板で脅迫容疑」(1・15)

時系列的には多少前後するんでしょうけれど、殺害予告のことを記者に聞かれて横綱が、「やれるものならやってみろ」とも「殺しにきたらこっちが殺してやる」とも、どういう受け答えをしたのかは水掛け論ですが、朝青龍らしいと言うか、「横綱」らしからぬというか、ちょっと品格のない発言をしてしまったようで、これがまた、お叱りを受けることになってしまいました。
 → iza:「朝青龍「おれが殺したい」脅迫も余裕綽々」(1・15)
 → iza:「朝青龍、「殺す」発言で怒られた!」(1・16)

余計なお世話のネット珍事件でした。ただ、この容疑者が騒ぎが大きくなってびっくりして出頭したというのは、結果的には懸命な判断だったということになるかもしれません。ネット上の匿名の書き込みは、なるほどなかなか誰が書いたものか見えにくくはあるのですが、犯罪と関わってくると、相当程度に書き手が特定されるからです。

そのことを証明したのが、今回のお笑い芸人スマイリーキクチのブログ炎上事件でした。

スマイリーキクチという芸人の本名と出身地などが、平成元年に起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件の加害者の一人と一致する(もしくは類似するもしく連想させる)ということから、スマイリーキクチをその加害者と決め付けて、糾弾もしくは断罪、非難、誹謗、中傷する書き込みが、もう約10年にもわたって2ちゃんねる続いていたということです。昨年1月に開設したブログにも「人殺しが何で芸人やるんだ」「死ね、犯人のくせに」「殺してやる」などのコメントがたびたび寄せられたようです。黙っていたわけではないでしょう。ネット上で事実無根を訴えても書き込みは続きました。

生活、仕事に影響があるだけでなく、家族らに不安な思いをさせると考え、被害届を出した」というのはスマイリーキクチの言葉ですが、明確な被害があり、被害届が出されると、警察も放ってはおかなかったとうことですね。
 → iza:「お笑い芸人をブログで中傷 男女18人を名誉毀損容疑で立件へ」(2・5)

一見匿名なのにわかってしまう……。それが現在のネット社会です。「バカヤロー」くらいならともかく、「殺すぞ」とか「爆破してやる」という言葉になってきて被害届が出たとなると、警察も黙っているわけにはいかなくなります。ネット上の犯罪予告を見逃して、事件後ミスミス手がかりがありながら防げなかったというのは警察としてはなんとしても避けたいわけです。掲示板やブログの管理者、プロバイダーの利用記録などは、裁判所の令状を得て警察が業者に情報を求めることができ、今回はまさにこれで18人が立件されたわけです。

誰にもわかるはずがないと思った気軽ないたずら発言、便乗書き込みのつもりが、実社会での信用を失う結果に直結する……。匿名制の落とし穴に落ちないように、ユーザ自らが律する必要がありますね。
■イザ!の参考記事
 → iza:「「ネット殺人予告」は絶対バレる!」(1・27)
 → iza:「ブログ炎上、匿名でも本人特定可能」(2・6)

こういうことが連続すると、匿名制を批判する論調が強まります。「こんなに自由で活発な匿名社会だからこそ、みんなで守って」というのが、わたしの持論でした。

日本国憲法の第12条には次のようにあります。

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

匿名で掲示板を書く権利が、憲法が保障する自由及び権利に該当するものかどうかはわかりません。ただ、一応「表現の自由」には含まれるんじゃないかと思います。で、その次のところ、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない

これ、なんでもそうなんですよ。ネットや匿名制に限らず、自由と自分勝手を履き違えて、ルーズにむちゃくちゃしていると禁止ってことになってくるんです。そうならないように、ユーザ相互の不断の努力によって維持してほしいと、ま、そう思って続けてきてはいます。

ただ、実際に事件は起きているし、被害者も出ているわけですね。で、ネットってそういうときに、「匿名で書いてもバレるからやめろ」とか、「無知だからつかまった。バレてるんだよ」みたいな結論は書きたくなくて、匿名制ネットでもっと楽しく何かができないのかなと思うんです。ま、今のわたしのブログがその答えになりえているかどうかは自信はなく、いちおう、その延長線上でネットを続けてきても、こんなところにしか来られなかったということに過ぎないのですけど。

いつものグラフは後で追記。

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朝青龍よ、今こそ品格を!~平成21年度初場所を終えて

2009-01-27-Tue
千秋楽の本割で、ちょっと合わないので「待ったかと思った」全勝の朝青龍を、1差で追う白鵬が軽く寄り切って優勝決定戦に。優勝決定戦は、わたしは、唯一白鵬が負けた日馬富士戦が繰り返されたように思いました。受けにいく白鵬に対して、低くもぐるように前褌をとりに行く一気の攻め。朝青龍にも、日馬富士に白鵬の攻略法はわかっているのかもしれません。


場所前引退をささやかれた朝青龍が優勝で復活をアピール、白鵬も本割で勝つが一歩及ばずという展開で、ま、悲喜交々ってことはあるでしょう。ま、朝青龍にとってはできすぎの、白鵬にとってはちょっと悔しい結果だったかもしれません。相変わらず心配な大関陣ということはありますが、三賞を獲った豊真将豪栄道そして三賞は逃しましたが栃煌山が復活してきていて今後の楽しみとなっています。個人的には把瑠都に二桁あげてほしかったですけど。

いろんな見方があるでしょうけれど、強い2横綱の時代というのは、絶対におもしろいと思います。それは国籍がどうということには関係しません。今年はこの二人を中心に、一年間充実した大相撲になってほしいと思います。場所後の放送で稀勢の里戦のダメ押しについてウダウダ言ってる人もいますが、引退がかかっている場所です。そのくらい必死であっても止むを得ないんじゃないでしょうか。余裕があるときならいざ知らず、初日のことですし。それに見てください、まさに崖っぷちから、必死に、必死にもり返したって感じですから。


琴欧洲戦も見てみましょう。この最後の「左ラリアート」の空振りがやり過ぎだとか……。あれは土俵の中ですし、当たってないのですから、とがめるには当たらないと思います。当たったらどうなるかと思うようなすごい空振りですけど……。そのくらい魂を込めないとこの場所は乗り切れませんでした。わかっていらっしゃいますか? こういう相撲をとっていたら、誰も「無気力相撲だ」とか、「八百長だ」とか言われないと思いますよね。朝青龍は「八百長で復活した」などと言われるわけにはいかなかったんです。わたしは、稀勢の里戦や琴欧洲戦で、八百長疑惑も打ち消すことに成功したと思うのですけれどね。



ただ、優勝を決めた後の「土俵上のガッツポーズ(万歳)」がいただけないと、横審でも意見が出たようです。

朝青龍の復活を評価=ガッツポーズに苦言も-横審

 大相撲の横綱審議委員会は26日、東京・両国国技館で定例会合を開き、初場所で復活優勝を遂げた朝青龍を高く評価するとともに、優勝決定戦の後に土俵上で両手を上げてガッツポーズをしたことに批判的な意見が出た。武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「注意する」と答えたという。
 記者会見した海老沢勝二委員長は「朝青龍はよくやったという意見が出た。今場所は最近にない活況で、全員が危機感を持って土俵を充実させようとした成果だ」と指摘。朝青龍のガッツポーズについては「いろんな意見があると思う。無意識に出たポーズにも見えるが、勉強すべき課題だろう」と語った。そのほかの言動に対する意見は出なかったという。
  → 時事ドットコム:「朝青龍の復活を評価=ガッツポーズに苦言も-横審

わたしも、横審の意見に賛成です。「無意識に出たポーズにも見えるが、勉強すべき課題だろう」。さすがの言葉です。再発防止委員会の外部委員のやくみつるが「成績には脱帽だがここはいけない」と言い、「相撲評論家」でない杉山さんが「90点から95点だが、ここだけはいただけない」と言ったその一点です。わたしも同意見です。自然に出たポーズで、感情に直接訴えかけるものです。今の時代にはこういうことがウケるとわたしは思います。

しかし、もう、そういう朝青龍は卒業していいと思います。我武者羅にやれば強い朝青龍はもうわかっているのです。そういう新生朝青龍を目指してほしいと思います。

ただ、「品格がない」というような抽象的な言葉でいくら言って、異なる文化で育った朝青龍にはなかなかわからないところがあると思います。ガッツポーズをしないことがどうして強い横綱ということになるか。ダメ押しをしない横綱をどうしてみんなが尊敬するか。そこのところをわかりやすく朝青龍に伝えられたら、朝青龍はそうなろうとするかもしれません。ただ、国籍を変更しない限り尊敬されることはないというような差別的な視点があるとしたら、まだまだ朝青龍は戦い続けるかもしれません。

最後に、表彰式のハプニング(?)。麻生総理が例によって読み間違いをしたというお約束でして。なんでも「内閣総理大臣杯(盃または賞?)」というべきところを「杯(盃または賞?)」の字を読み飛ばしたため、内閣総理大臣、朝青龍明徳」となってしまったんだそうです。たぶんこれが、床山さんの伝聞として出てくる「なりたいのは大統領だ」という言葉につながってしまったんだと推測しています。ほんとうにやらずもがなな。


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