David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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風邪の予防ににヨーグルトが効果ありという噂

2011-11-10-Thu
こないだまで、ポカポカの秋だったのですが、11月も中旬に差し掛かり、冬の足音が聞こえてきたような感じです。いくぶん遅い紅葉の季節のが訪れ、同時にそれは、風邪の季節でもありますね。新型インフルエンザで大騒ぎしたのも、そう遠い昔のことではないはずなのですが、なんでしょう、もういつのことだったやらという、ま、まさにどこ吹く風という感じさえしますけれど。しかしながら、やっぱり、風邪だの、インフルエンザだのに悩まされる日は、この冬もやってくるにちがいありません。

そう言えば、先日、知人のYが子どもの頃の悲惨な風邪の体験を話してくれました。

Yは日系のブラジル人で、今は愛知県に住んでいるのですが、ご両親ともクリスチャンです。お母さんは相当敬虔なクリスチャンらしく、風邪やインフルエンザは病気と言っても、悪魔の仕業というようにとらえているらしいのです。現代っ子のYには信じがたいことなのですが、Yのお母さんは「医者にかかっても、薬を飲んでも効果がない」と考えているようなのです。

世界には先進国であっても、信仰上の見地から、今でも進化論を信じてない人たちや、それを教えない学校もあるそうですから、一概に、このYのお母さんを変人だとか、愚かだとかは決めつけらるわけにはいきません。敬虔なクリスチャンだと思いますが、少なくとも、Y自身からは、「母はちょっと変」という言い方で語られました(ただし、Yがこういう分析をしているということを、Yのお母さんに知られたりしたら、Yはひどく罵倒され、糾弾され、謝罪させられ、二度とこういう発言をしないと約束させられます)。

Yのお母さんは、ご自身はもちろんのこと、YやYの弟が風邪をひいたとき、あるいは、高熱を出したとき、たとえそれがインフルエンザであってさえ、医者や薬は信用しません。裸にし全身に荒塩を塗るって悪魔を撃退することで治療しようとするのだそうです。Yがまだ小学生だった頃、Yの弟が38度を超える熱が出た時に、Yは近くのスーパーに塩を買いに行かされました。Yは料理に使うのだろうと思って買って戻ると、弟は布団の上でパジャマを脱がされ、裸にされて、全身に塩を塗られたという体験を顔をひきつらせながら語るのでした。

信仰の話はそれぞれです。信仰が深ければ深いほど命がけであり、時に信仰を異にする人には理解されず、「狂信的」にさえ映ることがあります。他の友達が笑いながら聞いても、わたしはそれなりにYのお母さんの弁護をせざるをえません。信仰からではないとわたしは思いますが、私自身も風邪の予防として乾布摩擦をしたり、荒塩を背中にこすりつけたりすることは、子どものころに体験しています。ただ、あくまで予防で、実際高熱が出ているときにそんなことをした覚えはありません。ただ、これとても、一概に効果がないとは言いきれません。血行をよくし、身体を温めること、またそれまでに出た汗のついたシャツなどを取り換えることは、必ずしも効果がないとは言えませんね。しかし、逆に、新型インフルエンザであったりすると、こういう治療法だけを頼りにしていたのでは、あるいは最悪命取りになるケースもあるかもしれません。

予防ならともかく、容態をよく見てする必要があると思います。今思い出しましたが、新型インフルエンザのパンデミックが騒がれたとき、メキシコで子どもの死者が多かったのは、ひょっとしたらこういう信仰と関係があったのかもしれません。これはあくまで仮説でし、ことは信仰のことなので断定的な言い方はさしひかえますけれど。

さて、前置きが長くなりました。

Ripreの会員なんですが、そんな乾布摩擦や荒塩に予防よりも、おいしくて、科学的な方法を紹介されてました。

→ RocketNews24.com:風邪の予防にはヨーグルトが効果的 / 佐賀県の小学校ではインフルエンザの感染率が大幅に低下

記事によると、有田焼でう有名な有田の町内の小・中学生にR-1乳酸菌(正式には『1073R-1乳酸菌)が入ったヨーグルトドリンクを、登校日に1日1本一定期間摂取し続けてもらって、インフルエンザによる欠席児童数との関連を分析した結果、ヨーグルトドリンクの効果がうかがわれたというのです。グラフはこちら。

gazeyobo.jpg


このグラフを見ると、小学生でも中学校でも有田町はインフルエンザにかかりにくかったということがわかると思います。

この記事がどの程度、医学的な見地で信頼できるかどうかはわかりませんけれど、ヨーグルトを食べてインフルエンザの予防が期待できるのであれば、別に、毎日食べることが苦痛ではありません。そもそも、昔から、ヨーグルトは長寿の秘訣のようなことを言われたり、消化を助けるのみならず、健康の味方みたいなことは常々語られていたものですからね。嫌いでなければ食べたって全くかまわないものです。

今回有田町で試された、R-1乳酸菌入りドリンクはどこのメーカーかわかりませんが、たとえば、明治にR-1ヨーグルトにはハードタイプとドリンクタイプがありますね。
→ 明治R-1ヨーグルトのページ
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世界で6千人、米大陸4千人、日本50人~新型インフルエンザグラフ(19)

2009-11-09-Mon
しばらくとまってましたけど、ひさしぶりに新型インフルエンザのこと書きます。

まず、この記事。

世界保健機関(WHO)の6日の発表によると、新型インフルエンザA型(H1N1)による世界の死者は前週から370人増え、これまでの合計で6000人を超えた。感染が報告されているのは199か国・地域におよんでいる。

WHOによる11月1日現在の新型インフルエンザによる世界の死者数は6071人。4分の3近い4399人をアメリカ大陸が占めている。
 → AFPBBNEWS:「新型インフルによる世界の死者、6000人超える WHO」(2009/11/09)

死者の数です。日本では50人を超え、51人に達しました。グラフを貼ります。51人目(名古屋の女児)の報告までです。まず、単純に死者数だけを棒グラフにしました。10月下旬から増えていると直観されます。
infu091109.png
こういう手法が統計的に意味があるかどうかはわかりませんが、毎日その日を含めて過去7日間の合計というのを出して折れ線グラフにしてみました。10月下旬から増えていますし、一端収まっても、次の大きな山となっていきます。
infu091109b.png
この先、11月~2月までは、季節型インフルエンザは本格的な流行期で、新型もいよいよ猛威を奮うものと思います。同時に季節型と新型の二つに感染するというようなことだってないとは限りません。むしろ、抵抗力が落ちているので、連続して罹るということもあるかもしれません。そう思うと、どんどん不安になりますね。

ヨーロッパの予測が記事になっていました。

 【ロンドン共同】ロイター通信によると、欧州疾病対策センター(ECDC、本部・ストックホルム)当局者は6日、欧州全域でこの冬、新型インフルエンザ感染による死者が最大で4万人に達する可能性があると述べ、警戒を呼びかけた。

 新型インフルエンザの流行は来年初めには峠を越えるが、その後、季節性インフルエンザがピークを迎え、同様に最大でさらに約4万人が死亡する恐れがあるとしている。
 → 毎日.jp:「新型インフルエンザ:欧州死者4万人か 続く季節性で増加も--来年初め峠

この記事の中には「新型インフルエンザのワクチン接種が始まったが、ECDCの担当官は、ワクチンが感染封じ込めに間に合わなかったとした」という言葉があります。

日本も間に合っていませんよね。医療関係者に接種する本数が不足している上に、妊婦や基礎疾患のある人を優先する形から、子ども優先という形に予定変更を余儀なくされています。インフル脳症やその影響での死者に対応してのことで、柔軟なのはいいことですが、要するにワクチンの本数が不足しているのです。

それにしても、受診していながら死亡するという例がいくつもあるのは本当に困ったものです。

何ができますか? 手洗い、うがい、マスク、歯みがき……。そんなことしか思いつきません。


休日診療所で7時間待ちって~新型インフルエンザ(18)

2009-10-15-Thu
まず、YOMIURIONLINEの「「休日当番医」に患者が殺到、7時間待ちも」(10月13日付け)の記事から引用です。

 新型インフルエンザが流行し、3連休の当番医療機関には長蛇の列ができた(12日午前、札幌市中央区で)=田村充撮影 新型インフルエンザの感染が急速に拡大し、国立感染症研究所(東京)による最新の調査で流行が全国で最も高い水準となった北海道では、医療機関が休診となった3連休中、「休日当番医」に患者が殺到した。

 札幌市では連休最終日の12日、医療機関1か所あたり200人を超える患者が受診する異常事態。診察待ちの長蛇の列は、医療機関の外にあふれ、中には7時間以上待たされるケースも出るなど、インフルエンザを巡る混乱が広がっている。

これでは、かえって悪くなってしまいませんか……。北海道は1医療機関あたりの患者数が、全国平均を大きく上回っているんだそうです。

 感染研の最新の調査では、9月28日~10月4日の1週間で、1医療機関あたりの患者数は、北海道が16・99人。全国平均の6・40人を大きく上回り、全国トップとなった。特に学校での集団感染が増えており、札幌市内では10日現在で市立学校340校中15校が休校、143校で学級閉鎖となっている。

 札幌市では、流行のピークが今月初旬から中旬になるとみて、今月4日から小児科の休日当番医の体制を増強。これまでの3医療機関から5医療機関としたが、患者の急増が3連休と重なり、12日には子供の患者が殺到。同市保健所では急きょ、市立札幌病院に要請し、休日診療できる医療機関を6か所とした。

 しかし、同市中央区の医療機関では12日、訪れた患者が待合室に入りきれず路上にあふれ、長い行列ができた。午前中に受け付けを済ませたが、順番待ちで夕方になっても診察を受けられないケースもあった。

これが、パンデミックですよね。症状が深刻になる人が少ないのが不幸中の幸いという以外にないでしょう。受付で、重い患者さんから診ますと言えるうちはまだよくて、そのうちに、重い患者さんを1人診るより、中程度の患者さんを3人診る方が大切です……というような事態が発生するかもしれませんね。実際、大災害などが起きたら、救えそうな命から救うということになってきます。もっと軽い人は自分でなんとかしろと言われます。パンデミックはまさにそういう状態になることまで覚悟しなければならないのでしょう。今のうちに罹っておいた方がいいかもというブラックなジョークが夏によく言われましたが、まさに真実味を帯びてきています。

 同市保健所では今後、休日当番医をさらに増やすことを検討しているが、飯田晃・医療政策担当部長は「受診する子供の中には、軽症のケースもあり、混乱を避けるためにも、症状を見極めた上で来院してほしい」と呼びかけている。

でも、ない袖は振れないでしょう。医者だって看護士だって機械じゃないのですから、休日が必要です。「症状を見極めた上で来院してほしい」と言われても、学校や保育機関の方は、たぶん逆の指導をしている。たぶん、症状が軽くても、早めに医者にかかるように……と。学校としては、やはり、安全な子に来て欲しいし、現代の日本において基本はそうなんですからね。

読売新聞が掲載させていた表を引用します。

infuhos1015.jpg

北海道がすごく多いのはわかりますが、福岡、沖縄そして、わが愛知が4番目に多さなのに、びっくりしました。

ここはやはり、政治的な力が必要でしょう。国が、政権交替でパフォーマンスもどきの政策ばかりやっているので、こういう肝心のところまでに手が回らないのかもしれません。「消えた年金を取り戻す」ことも大切ですが、新型インフルエンザ対策だって大切なんですね。文科省も、なんだか教育改革の見直しみたいなことをしてるようですが、それも大切ですが、学校における新型インフルエンザ対策は大切です。死者は、体力のない基礎疾患のある中高年から、基礎疾患のない人、高校生(愛知の高校生はぜんそくが持病でした)、そしてインフルエンザ脳症によって、小学生、幼児まで拡大しています。

infu091015.png

10月11月と冬が近づくにしたがって患者数が増加していきます。北海道で起きたような休日診療所の医師不足という問題が、まるで紅葉前線が南下してくるように、全国各地に広がってくるのでしょう。

行政の責任が大きいと思います。国がなんとも指示しないなら、地方自治体のレベルで取り組まねばダメでしょうね。秋の大型連休(シルバーウィーク)が、一時的ですが感染拡大に一定の歯止めをかけたのは事実のようです。その一方で、病院も休診してしまうと、こんな状態になってしまうのですね。

どこを休ませていいのか、どこは休ませてはいけないのか?

行政の手腕が問われると思います。

そして、個人では、罹ってもたいしたことがない……なんて寝言を言っていてはいけません。

アメリカの調査ですが、こんな記事もあります。

 新型インフルエンザで入院した大人の40%以上は基礎疾患(持病)がなく、感染前は健康だったとの疫学調査結果を、米疾病対策センター(CDC)が13日、発表した。

 基礎疾患のある人が重症化のリスクが高いとされているが、CDCは「健康な人にとっても深刻なウイルスだ」として注意を呼び掛けている。

 →iza!:「新型インフル、入院した大人の40%以上は「持病なし」 米CDC」(10/14付け)

率から言えば、はやり基礎疾患ありの人の方が、重症化する傾向にはあるのでしょうが、「基礎疾患がないから大丈夫」なんて根拠はどこにもないのです。そして、大人本人はそうかもしれませんけれど、家族や友だち、知人つまり、親や子ども、仲間のことまで考えたら、やはり事態は深刻なんです。

手荒い、うがい! そして、あてになるんだかどうだかわかりませんが、マスクですよね。

簡易検査で3度も陰性で死亡って~新型インフルエンザグラフ(17)

2009-10-07-Wed
台風が来そうです。まず、来ます。明日、東海地方にも上陸すると予測されています。秋雨前線の影響で雨量も多く、水害そして作物の被害が心配です。今年は冷夏で野菜不足、米の収穫も不安視されていましたが、この収穫期に来ての台風の東日本縦断はさらに農家への被害を増すおそれがあります。

そして、あいかわらず猛威を振るう新型インフルエンザは、21人目の死者となりました。40代の女性だそうです。

 堺市は6日、新型インフルエンザに感染した市内の40歳代の女性が4日午後に死亡したと発表した。新型インフルに感染した、または感染が疑われる患者の死亡は全国で21人目。直接の死因は、致死性が強い劇症型A群溶連菌感染症による多臓器不全で、新型インフル感染との関係は不明という。女性には高血圧症の基礎疾患があった。

 市によると、9月29日からのどの痛みやせき、発熱などの症状があり、今月2日に入院。3日からタミフルを服用していた。インフルの簡易検査で3度、陰性だったが、死後の遺伝子検査で新型インフルの感染が確認された。
 → asahi.com:「新型インフル感染40歳代女性が死亡 堺市」(2009年10月7日)

高血圧症の基礎疾患があったということですが、気になるのは「インフルの簡易検査で3度、陰性だったが、死後の遺伝子検査で新型インフルの感染が確認された」ってところです。

これは初めてではありません。先月17日に亡くなった横浜市の小6男児が簡易検査で2度陰性だったということがあり、厚生労働省は、簡易検査が陰性でもタミフルやリレンザの治療ができるようにする連絡を出しています。その時の記事では15人の死亡例のうち4例が簡易検査で陰性だったと書かれています。

 新型インフルエンザに感染した横浜市の小6男児(12)が死亡したのを受け、厚生労働省は18日、簡易検査で陰性であっても、インフルエンザのような症状がある場合はタミフルやリレンザの投与などの治療ができるとする事務連絡を、都道府県を通じて医療機関に出した。この男児は、2度の簡易検査でいずれも陰性の結果が出ており、治療薬は使われなかった。

 簡易検査は発症初期段階では陽性と判定されないことも多い。これまでの15人の死亡例のうち、簡易検査が陰性だったのは男児のケースを含め4例あるといい、厚労省は改めて早期治療を呼び掛けることにした。【清水健二】
 → 毎日.jp:「新型インフル:簡易検査で陰性でもタミフル投与を 厚労省」(9月18日付け)

これはどういうことでしょうか?

ちょっと古いといっても、2ヶ月くらいのことなのでそう古くもない記事ですが、こんなのがあります。

 【ワシントン=勝田敏彦】米疾病対策センター(CDC)は6日付の週報に、新型の豚インフルエンザウイルス感染を調べる簡易検査では、本来、陽性と判定されるべき検体のうち6割を陰性と判断してしまう場合があるとする実験結果を掲載した。

 簡易検査で陰性と判定されると、詳しい遺伝子検査(PCR検査)は行われないことが多いため、かなりの感染者が見逃される可能性がある。

 CDCは今年4~5月に患者から採取され、PCR検査で新型ウイルス感染がわかった45人分の検体を、市販の簡易検査キット3種類を使って判定した。

 その結果、新型ウイルス感染を見逃すケースが31~60%に上った。特にウイルス量が少ない検体では精度が低かった。一方、季節性ウイルス感染がわかっている20人分の検体を使った同じ実験では、見逃しは17~40%だった。

 日本では、少なくともこれらのうち2種類を含む16種類の簡易検査キットが使用されている。
 → asahi.com:「新型インフル、簡易検査は最悪6割見逃し 米CDC実験」(2009年8月7日)

つまり、非常に大雑把にいって、簡易検査の確度は50パーセントという、あんまりしてもしなくても変わらないってことになるのかしらん~(?) 逆に言えば、統計などで感染者数として報告された人と同じくらいの人が、本来は感染していても陰性と判断されていたということになるわけだし、そういう人たちが「陰性だったよ~」と、感染力のあるうちから歩き回っているということなんですね。

簡易検査というのは、つまり、「あきらかにインフルエンザである」という証明はできても、「インフルエンザでない」という証明はできないということになるのです。

それを踏まえて、このニュース。

 新型インフルエンザの流行が広がるなか、子供が感染していないことを示す「陰性証明書」や「治癒証明書」を求める保護者が急増し、医療機関が混乱している。学校がこうした証明書の提出を生徒らに求めていることが増加の背景にあり、茨城県医師会(原中勝征(かつゆき)会長)は5日、教育機関が生徒らに証明書の発行を指示したり、奨励しないことを求める要望書を同県教育委員会などに提出した。
 → MSNニュース:「【新型インフル】「陰性証明書」求める保護者急増で医療機関混乱」(10月6日付け)

学校や保育園、幼稚園などが「陰性証明書」を出さないと登校登園を認めないと言っているようなんですね。

記事に、無理解な学校の形式的な対応というような批判の匂いを感じるのですが、学校が証明書を求めるような形式的な対応をしている背景には、「インフルエンザ脳症」のことがあると思います。それは学校、保護者共通の心配なんです。
 → 過去記事:「「インフルエンザ脳症」って~新型インフルエンザグラフ(16)
      〃 :「厚生省「インフルエンザ脳症」のガイドラインを改定!~「エビデンス」

インフルエンザ脳症の子どもへの影響を考えると、一概に過剰反応と笑ってすますわけにいかないところもあると思います。

しかし、上に書いてきたように、そもそも「簡易検査で陰性」が信頼度がないんですよ。

さらに、検査キットの数の問題もあります。

茨城県医師会の今高国夫感染症担当理事によると、夏休み後にインフル感染の有無を調べる簡易検査や、治癒証明書を求めて受診するケースが増え、「検査で陰性の証明がないと、子供が学校に行けない」と訴える親が目立つという。

 今高理事によると、学校から指示されて受診する保護者が多いといい、「簡易検査の精度は100%でない上、検査キットが足りなくなる恐れがある。今後、患者の急増で診察に影響が出る可能性がある」と理解を求める。

本当の患者の検査に不足するというのでは、これではまずいでしょう。

医師会側の要望書は

 (1)簡易検査のみの受診を勧奨しないこと
 (2)治癒証明書を必須とするような指示を出さない

の2点です。

同県教育委員会の回答は

「生徒の出席停止などは各学校の判断で、検査や治癒証明書を求めるような指導はしていない」とした上で、「医療機関の負担を軽減するためにも、検査を控えるよう求めていく。治癒証明書が必要な場合には、医師の指導を受け、保護者が書くようにするなど協力を求めていきたい」

だそうです。

まさに、パンデミック。こうした混乱を協力と知恵でひとつひとつ切り抜けていかねばならないのですね。

ちなみに、どこかでナースに聞いたのですが、「熱が下がって2日後」が目安だそうです。

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