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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

平成17年度九州場所雑感

2005-11-28-Mon
九州場所の総括の記事がいくつか出てましたんで、触発されて(骨格スレンダー美人Rさんに嫌われそうだけど、まだ相撲ネタです)。

まず、今場所の主役二人は朝青龍琴欧州。今更ながらわたしはあさしょうらーだということを再認識しました。前にも書きましたが、強い朝青龍が大好きで、その朝青龍を倒してくれる力士を探すのが好き。もう、朝青龍を中心に考えてますね。結果は朝青龍の優勝で、記録達成で万々歳です。念願の朝青龍が負けるところも見られたし、朝青龍を倒した琴欧州は大関を手にして、すばらしい場所だった。

さて、そこで、「第三の男」は誰かということを考えてみたい。朝青龍、琴欧州につぐ、今場所の第3のヒーローですね。場所前の期待ではわたしは白鵬でした。ただ、初日に朝青龍に負けちゃって、後半の楽しみにはならなかったしね。中盤は琴光喜かな。あれいけるじゃんって、ちょっと期待してしまいました。

で、終わってみれば、笑っちゃうけど千代大海ですかね。新境地の空中殺法。序盤では「真空カエル横跳び」、勝ち星に繋がった「天才の引き」、千秋楽では「空中大海バタ足」とハッスルで、HGや狂言師と渡り合えそうで感じでありました。もう、高見盛と並んで色もの部門はこの二人にまかせましょう。雅山も実力があるだけに来場所以降ちょっと期待だと、いちおう付け足しておきましょう。

それと、「座布団投げ」についての意見交換ができたのも意義深いです。

もう一つ、気になった記事は、「【相撲】年6場所完全制覇の朝青龍、今年の収入は約2億円 」です。元の報道はスポニチですね。

≪完全制覇で2億円≫年6場所完全制覇を決めた朝青龍が今年、相撲で得る収入は5項目で約2億円となる。

 (1)横綱の月給は基本給(179万円)と手当(103万円)を合わせた282万円で12カ月分

 (2)本場所ごとに支給される褒賞金は初場所の178万6000円から場所ごとに増額され、九州場所で278万8000円。合計1406万6000円

 (3)幕内最高優勝の賞金が1場所1000万円で6場所分

 (4)懸賞金は14日目の35本を合わせて今場所164本。今年合計1489本となり、懸賞1本6万円のうち手取りは5万5000円なので合計8189万5000円

 (5)三役以上に支払われる本場所特別手当が横綱は1場所20万円で6場所分

 (1)から(5)の合計は1億9100万1000円となり、これに27日の千秋楽で勝ったときの懸賞金、また巡業手当などが加算される。
  スポニチ「朝青龍 大記録ずくめ7連覇に涙」 



高いと見るか、安いと見るか……。他のスポーツと違って、自ら養成所を持っているし、そこそこの成功者には現役引退後の保証があるというすばらしい体制をもっているし、朝青龍もその体制の中で育ってき、今後も生きていけるわけだし、一概には断定できませんが、改革が必要なところがあるかもしれません。この少子化の時代に、強い日本人力士を期待するなら、こういうところからの見直しが求められるかもしれません。 

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「座布団投げ」

2005-11-27-Sun
昨日、座布団投げについて、記事を書いてたくさんのブログにトラックバックした。今日トラバ返しがあったので、いくつか巡回をしていて、こんな記事が目にとまった。

座布団投げの起源はといえば、物を投げ入れてもOKだった時代、強い横綱に勝った力士に対する労いとして、着物だとかいった物を投げ入れご褒美として与えていた、というものらしい。
つまり、座布団投げというのは負けた横綱へのブーイングではなく「良くやったぞ!」という勝った力士に対する賞賛の表現なのですよ。
 
「座布団投げ2」

へぇ。そうなんだ。あれの起源はご祝儀だったのですか。でも、そうなのかなぁ(笑)。自分のものじゃない座布団を、どこへでも行けとばかりにフライングディスクよろしく投げるのが、ご祝儀が起源であるとは思えないです。似て否なるものを後知恵で結びつけてるような気がしてならないけど、どうなんでしょう。

一概には否定できませんけれど、そうなのかもしれません。案外歴史をさかのぼると。ま、わたしはそこまで専門家じゃないから、肯定も否定もできませんです。

ただ、わたしが見てきた相撲の歴史はテレビの中の世界です。その中での座布団投げは「番狂わせ」への表現だと理解していました。平幕が横綱を破ったとき、それは横綱へのブーイングになるとともに、それはそうさせた平幕にとっての賞賛になるのは間違いないと思います。この時平幕にとってはご褒美になっています。「お前凄かったな。座布団飛びまくってたぞ」なんて言われたら、うれしさも倍増でしょう。だから、そういう意味では、確かにご褒美が起源だったかもしれないとも思います。

ただ、あの九州の方たちは「賞賛」や「ご褒美」としてやってるようには全く思われません。土俵上の相撲とは全く無関係に、単純に自分が楽しいからやっている、ひとつの発散としてやっている、そんなふうに思います。むしろ、その単純さを「起源はご褒美」などと言って言い逃れようとするなら(isoさんがそうおっしゃてるとは思いませんが)、そいつは詭弁だろうといいたい気分でさえあります。

そもそもわたしも、別にルールがどうだからと批判したいわけでもなく、特にけが人が出そうであぶないと批判したいわけでもないのです。それは二次的なことです。いや、むしろ怪我の心配がなければ、ファンサービスとして奨励したいくらいです。

ポイントは、土俵上で行われたプレーへの観客からのリアクションとしての座布団投げであってほしいってことです。同じファンとして、あそこで投げるのはあまりにも見苦しくないのって。終わったら、とにかく座布団を投げるなんてことでなしに、ここは拍手か、座布団か、選んでよってことです。十四日目の一番を制した朝青龍、その偉業は満場拍手でたたえて欲しかったと思っています。

千秋楽、温かい九州ファンの温かい拍手を期待しています。

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平成17年度九州場所~十四日目

2005-11-26-Sat
朝青龍優勝おめでとう! 年間最多勝記録達成おめでとう! 7連覇おめでとう! 年間完全制覇おめでとう! いいじゃないか、勝ち名乗りを受けながら、熱い汗が目から流れたって。よくやったぞ~。朝青龍。相撲も完璧だった。昨日こういうふうに取りたかったんだろうけど、琴欧州と魁皇とは身体が違うんです。それにしても、昨日の負けからよく切り替えて、見事に優勝しました。

先日mimuraさんが九州のファンたちを嘆いていたが、わたしも今日は九州の相撲ファンたちに一言いいたい。ありがとう見に行ってくれて。人気低迷の中、よく会場に足を運んでくれた。ありがとう。皆さんのおかげで大相撲は支えられています。たださ、なんだよ、その座布団投げは。最低だな。魁皇を応援するのは結構。千代大海が負け、魁皇が負け、ひいきの九州出身力士が負けて悔しがるのは当然です。お気持ちもわかります。しかし、優勝した横綱に向かって座布団投げるとは何ごとかね。気に入らないなら、惨めに負けた魁皇にぶつけてやってくれ。あの新技真空横跳びを炸裂させられなかった千代大海にぶつけてくれ。気分が悪いわ。わるいけど、どこかの国のサッカーファン思い出しちゃった。気に入った結果が出ないからといって、勝者をたたえることができないのは、文化のレベルが低いからですよ。

2回の6連覇を記録していた大鵬を抜く新記録の7連覇を果たした大横綱、年間最多勝も83勝で北の湖の82勝を27年ぶりに更新した大横綱、そして前人未踏の年間完全制覇を果たした大横綱に、九州の相撲ファンがした、かくも見苦しい仕打ちをわたしは忘れませんよ。ほんと、ひどいもんですよ。トホホですね。

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朝青龍に土-24連勝で止まる-

2005-07-17-Sun
やってくれました! 琴欧州! あの、朝青龍を豪快に上手投げで決めてくれました~! 朝青龍の連勝は24でストップです。

思えば、今日中日(なかび)はいささか波乱の一日であったと言えましょう。

岩木山が左肩鎖靱帯挫傷で今日から休場。この破壊力のあるぶちかましはひょっとしたら朝青龍の脅威になるかと期待していただけに、ちとショックでした。わたしは結構岩木山の身体を生かした取り口が好きです。今場所は1敗で朝青龍を追っていただけにいっそう残念であります。

続いて横綱追随の一番手白鵬が普天王に破れます。しかもその試合中に左足首を故障したようです。この普天王、たびたび当カテゴリに登場する大相撲好き同僚K氏の注目株であります。同僚K曰く「稀勢の里も今場所は身体がしまってきていて期待できるが、普天王もいい」とか。どういうところがいいと言っとったかは、忘れました。で、その通りの結果でありました。白鵬を破ったのはいいのですが、白鵬が左足首を傷めてしまったのは残念で、この後、いよいよ朝青龍の独走体制が整ったと思ったのです。

さらにさらに、白鵬に続いて、朝青龍を撃破する最有力候補の栃東も雅山戦で、前から傷めていた左足首を再びやってしまったようです。……え、これでは……。またまた、朝青龍の独走体制が強まったと思ったのです。

その矢先の結びの一番。朝青龍に挑むは、勝ち星が伴うと、ひょっとしたら不振の相撲界の救世主になるかもしれないと思っている、ブルガリア出身の好男子琴欧州です。背も高くて、同僚Kとわたしの間では、この琴欧州が吊りを覚えたら、あるいは朝青龍もなんとかなるのではないか……などと、先日も職場で油を売りながら話していたところであります。

ところが……、吊りどころか、なんとも鮮やかな上手投げで、かの朝青龍を頭から土俵にたたきつけたわけであります。上手も下手もがっちりととって、見事に腰を入れて投げ込んだ。朝青龍は持ち前の身体の柔らかさと下半身のよさで本当にぎりぎりまで我慢しましたが、頭からまるで前転してブリッジをするかのような感じで土俵に這ったのです。

会場は、まさに座布団の雨霰……。こんなに座布団が舞ったのは見たことがありません。それは、審判団が「(琴欧州の左手も早かったので)同体ではないか」と協議をしている間にも続きました……。協議の結果も軍配は覆らず、琴欧州の勝利とあいなりました。

審判が放送で「軍配通り」と告げたとき、NHKのカメラは朝青龍のなにかしら満足げな笑いを写しました。あの横綱が悔しくないわけはないのですが、わたしにはなにかしら、あまりのあざやかな勝負に、朝青龍は心の中にある種の喜びをさえ感じたのではないかと思いました。「楽しみな力士が出てきた。これで俺もまた稽古に集中することができる……」というような。そのあたりは複雑なんでしょうが、戦う者のモチベーションといいましょうか、独走の中で弱まっていたそれを、琴欧州が再び蘇らせてくれたようにさえ感じたのです。

文脈上消えてしまいましたが、千代大海を一気に押し出した露鵬も鮮やかでありました。これお忘れてはいけないと思いました。千代大海は引退を考えてもいいんじゃないかなって思うくらいの見事な速攻です。今場所に限ったことでもないのかもしれませんが、いくら手で調子よく突っ張っても、足がなかなか前に出ない。なんとなくリニモ状態の千代大海の軽さに、露鵬は見事つけこんで一気にもっていったって感じの鮮やかな勝ちっぷりでした。ところがその鮮やかさも、琴欧州の右上手投げの衝撃に吹っ飛んでしまいました。

結びの一番のあと、テレビでは「ヒーローインタビュー」が始まったのですが、そこでも同じです。だれもが琴欧州の前に千代大海を破った露鵬がいたことなどほとんど忘れていたのではないでしょうか……。露鵬には少し寂しい銀星でありました。すばらしい相撲だっただけに。

それに比べて、琴欧州は大金星ですからね。淡々とインタビューに答え、終了後カメラにむかってパチッとウインクなどするとは、にくにくしいではありませんか。ルックスもいいだけに、新たなるスターの誕生かもしれません。

あ、それにしても、かくも見事に朝青龍を破る者が出てくるとは、これだから、朝青龍のファンはやめられません。負けてもちっとも悔しくない。見事見事、すごいすごいと、負かした相手をほめたくなるくらいです。さすが、大横綱です。

……ええと、文章が複雑なんでもう一度書いておきますが、わたしはこういう負かした相手をほめたくなるくらいの強さを持つ朝青龍のファンです。

本日(中日)の主な結果です。

< 東 >      < 西 > 
●朝青龍  上手投げ  琴欧州○
○露 鵬  押し出し 千代大海●
●土佐ノ海 小手投げ  魁 皇○
●栃 東  はたき込み  雅 山○
○垣 添  押し倒し  琴光喜●
●白 鵬  寄り倒し  普天王○

1敗には朝青龍と若の里
2敗には魁皇、白鵬、琴欧州その他であります。

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