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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

平成18年度名古屋場所~十日目

2006-07-19-Wed
もう10日目ですね。休場が全くいなかったのに、朝赤龍、若の里、露鵬と元気で勢いのあった力士が休んでいるのは寂しいです。露鵬の処分については「甘すぎる」という意見が出ているようです。こういう批判に晒されるときにすくいの一手は露鵬自身が「申しわけありませんでした。今場所の出場を辞退させていただきます」と、自ら反省、謹慎を申し出ることですね。論理的に「甘すぎる」という批判自体を打ち消すことはできませんが、ムードとして下火になることは期待できます。

親方も、理事会の処分の決定に反旗を翻すようですが、そういう主体的で自律した反省こそが、まさに、もとめられている「心・技・体」の「心」の部分なのです。決定に従順に従うことや、ルールを守るということも大切ですが、自ら犯した過ちを自ら償うという姿勢こそが求められているのです。それは、露鵬だけでなく、今回の事件のきっかけになった千代大海や、その指導にあたった親方、その他多くの部屋や力士たちにも、きっといい影響を与えるでしょう。

わたしはこの考えを、ある相撲関連のブログの記事と、そこによせられた、ある熱烈な相撲ファンのご意見を元に、「甘すぎる」という批判と本当に求められているのは何かということについて考えてみました。

では、本日の対戦結果から。

白鵬×把瑠都
さすが白鵬!あのパワーの突っ張りをよくこらえました。まわしを取れば白鵬が断然有利になり、実際その通りになったのですが、把瑠都は逆にそうされないように突っ張っていったというわけですね。そういう考え方ができるということは、これはますます末恐ろしいです。

●琴欧州×千代大海
千代大海はほんと調子いいですね。不調の琴欧州が相手だったのですが、昨日の栃東戦といい、千代大海には申し訳ないけれど、どうしてと不思議に思えてなりません。露鵬との一件は、大関としてあるまじき行為だとは思いますが、でも、ひょっとしたら、千代大海が好調ゆえにできたことではないかという気さえしてきました。もちろん、好調だったら土俵下でにらみつけて「なんだ、コラ~」と言っていいとは思いません。そういう意味じゃなくて、そういう勢いがあるほど好調だったんだなって、今さらながらに思ったってことです。

魁皇×栃東
栃東、膝に疲れが溜まってきたでしょうか。足腰が悪いと稽古不足になり、ぼちぼち疲れが出てきてもおかしくないですね。このところの魁皇の負け具合から魁皇の腰を心配していたのですが、むしろ、なんとかカド番を脱出したとはいえ、実際まだ膝はアレなんで、今後やっぱり心配ですね。

朝青龍×雅山
う~ん。雅山。残念。朝青龍はさすがですね。「右肘はまだ7割」と言ったようなんですけど、下半身は安定しているし、持ち前のスピードは衰えてません。怪我を注意する分、逆に集中力はアップしているのかも。雅山には長い場所でしょうが、まだ5敗です。残り全勝すれば10勝ですから、来場所に充分繋がります。今までの苦労を思えばそのくらいなんでもない。ガンバレ、雅山!

全勝:朝青龍
1敗:千代大海、玉乃島、玉春日
2敗:白鵬、栃東


※それにしても、頼りにしていたBSハイビジョンの「大相撲の全取組」がいきなり時間変更になってるじゃん~。困るって~。

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平成18年度名古屋場所~九日目

2006-07-17-Mon
今日は愛知県体育館まで足を運び、生で見てきました。把瑠都と琴欧州の豪快な対決。雅山が白鵬を倒すところ、栃東が千代大海にふっとばされるところ~。楽しかったですよ。隣のマスの男の子が、よくわからずに「旭鷲ざ~ん」と、いい声をかけていたのですが、旭鷲山を応援する子どもがいるんかと、まわりから視線を浴び、とっても恥ずかしそうに「おじいちゃんが言えっていったじゃん!」って、おじいちゃんに文句言ってました(笑) 参照→観戦に行ってきました~名古屋場所九日目

白鵬×雅山
今場所の二人を見て、この結果を予想していた人がいるでしょうか。もちろん、相撲は取ってみなければわからないんですが。あの白鵬があっけないほどもろく前に落ちました。「足が出なかった」ようです。白鵬も雅山も崖っぷちです。

栃東×千代大海
千代大海はほんとうに調子がいいのだと思わせる一番でした。栃東の膝はやはりこういう予想外のというか、前に崩されたときなどにやはり影響が出るのかも知れません。

把瑠都×琴欧州
「自分より長身とやるのは初めて。とても楽しみ」と対戦前把瑠都は語っていたようです。確かにデータ上は琴欧州の方が長身ですし、土俵に立てばそうなんですが、そんな実感はありませんよね。やはり把瑠都の方が大きく感じます。身体の張りとうか、太さが違います。琴欧州の首より太い腕を見て、琴欧州だってすごいパワーだと思うのですが。若く勢いのいい、同じヨーロッパ勢の挑戦に、琴欧州の闘志がいつもよりも感じられました。足が出てからうっちゃったので、終了直後は両者が自分が負けたと思ったのですね。「欧州の足が治ったら」「把瑠都が相撲を覚えたら」、いずれにせよ、この二人の対戦は、今後とても魅力的な一番になると思いました。

●旭鷲山×稀勢の里
稀勢の里はにらみたくてしょうがないのを、無理して目を背けているのでしょうか? それともにらみ合いにならないと踏んでいるのでしょうか。そういう細かい表情はテレビ観戦の方がわかりやすそう。とにかくなんとなく視線をそらしていますね、稀勢の里は。旭鷲山はもう少しなんとかするかと思ったのですが。一方的にやられました。旭鷲山みたいな力士がいてもいいと思えるくらい、周りの力士たちががんばっています。みんなが旭鷲山みたいだったら誰も見ませんよね。

魁皇×琴奨菊●
ここ二日ほど元気がなく、腰でも痛めたかもと心配していた魁皇ですが、琴奨菊には前に出て勝てました。

朝青龍×琴光喜
網打ち。大きな琴光喜が腕一本で振り回して捨てられるようとばされました。琴光喜は地元です。現役の愛知県出身力士では最上位なんで、館内にもファンが多いです。わたしもがんばってほしいと思いますが、申し訳ない、こういう組み合わせだと、朝青龍に声をかけたくなります。でもひょっとしたらってことで、一応座布団の位置を確かめ直しておきました……投げる準備です。実際、一瞬行けるかと思ったのですが、次の瞬間、大きく振り回されて飛んでました。おもしろい相撲でした。

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観戦に行ってきました……名古屋場所九日目

2006-07-17-Mon
なかなか7月って忙しい時期で休みが取りにくいのですが、今日、観戦に行ってきました。やっぱ雨だった。わたしって、けっこう雨男なんですね。
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プロレス観戦ならなんども体験があるのですが、大相撲本場所は初めてです。入り口はこんな感じのレイアウトになっていました。
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名古屋場所は暑いので団扇(うちわ)がもらえます。団扇はほら軍配の形をしています。けっこう役に立ちました。わたしが切符を買ったのは昼の12時ちょっと前。D席(9,200円)でしたが、本日最後のマスですので、必ず誰かと相席になるますよと言われました。昼飯を終えて午後1時過ぎに会場に入りました。位置的には正面の西角にあたります。2時ころの会場の感じはこんなぐあいで空いてました。ま、結果的には「満員御礼」でした。
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十両の土俵入りの時は、ちょっとズルして1階まで降りていって、いい感じの位置で撮ることができました。期待の星ですね。
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こちらは幕内土俵入り雅山に声をかけたかったので、またしても席を離れてなんとか力士が通る花道に行きたかったのですが、うまくたどりつけず、遠くから撮ることになりました。把瑠都です。わかりますよね。
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こちらは横綱土俵入りです。実はこの前に西の幕内土俵入りがあったのですが、雅山声をかけようとして花道の上まで行ったのですが、「ここは写真を撮ってはいけません!」と係の人に注意され、移動するはめになったので、なんか、移動中の妙な位置からになりました。
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もちろん相撲も見てきました。今日はけっこう好取組が多かったし、波乱というか、栃東に土がつき、白鵬も琴欧州も負けました。取組については別記事で。皇牙の弓取りも見てきました。弓取りが終わると掃除というか、明日の準備というか。仕切り線がきれいに描き直され、土俵表にはシートが被されます。

そうそう、携帯ラジオを持っていきました。NHK第一はうまく入らなかったのですが、総合テレビの音声を聞くことができました。わたしは、イヤホーンから、舞の海や野口五郎の話をときどき聞きながら、実況つきで観戦できました。

 → いつもの一言感想はこちらです。

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露鵬は出場停止~名古屋場所中日

2006-07-16-Sun
露鵬は本日より三日間の出場停止だそうです。今風の呼び方ですね。星取表の上では「休場」の扱いのようです。ま、「謹慎」ですよね。従来の呼び方をすれば。こうした方がいいと思います。社会的にも。相撲協会も露鵬自身も、一応の責任をとったってことになると思います。理事長の注意で処分なしなんて、世間知らずな対応しようとしたらいけません。

「喧嘩両成敗」なんて寝言のようなことを北の富士が口にしていたようですが、それが通じるのは土俵下のやりとりまでのことであって、場外での公共施設の破壊や機材の破損を含めた記者への暴行は喧嘩でもなんでもない一方的なものですからね。(※北の富士はきちんと土俵での件に「喧嘩両成敗」と言っていたと、コメントにてご指摘をいただきました。訂正させて頂きます

被害を受けた毎日新聞の記者サイドを刑事告訴をしなかったから助かったようなものです。プロの格闘選手(「関取」「力士」)が、相手に落ち度がないのになぐったわけですから。怪我が軽くてそれはよかったのです。鼓膜でも破れてたら大変なことでした。

ええと、本日(16日付)の読売新聞(朝刊)には「最近の名古屋場所のトラブル」って記事があります。資料として要約しておきましょう。

最近の名古屋場所のトラブル
●2003年7月10日(5日目)
朝青龍が横綱として史上初の反則負け。取組で旭鷲山のまげをつかんだため。取組後駐車場に止めてあった旭鷲山用の車のサイドミラーに身体をぶつけて壊す。
●同年7月13日(8日目)
朝青龍と旭鷲山が風呂場で口論となり乱闘寸前。
●2004年7月11日(8日目)
「つき手かばい手」論争。朝青龍が琴ノ若の上手投げで裏返しになったが、相手をかばった琴ノ若の左手が早く土俵についたともの言いがつき、取り直しで朝青龍が完勝。
●2005年7月18日(9日目)
貴乃花親方に厳重注意処分。場所前スポーツ紙のインタビューにこたえ、貴乃花親方が日本相撲協会改革案を話す。協会批判ととられ、処分を受けた。
●2006年7月15日(7日目)
千代大海と露鵬が本土俵でにらみ合い。取組後露鵬が風呂場のガラスを割り、カメラマンの機材を壊すなど大暴れ。



また、中日スポーツは【力士のトラブル】ということことで、

【力士のトラブル】
●95年
九州場所前にハワイ出身の幕下力士。南富(なんふう)が新聞記者を殴り尾骨骨折を負わせる。
●03年
名古屋場所で朝青龍と旭鷲山がふろ場で口論。にらみ合いとなり、魁皇が割ってはいり仲裁した。
●05年
夏場所前の横綱審議委員による総見で、露鵬とけいこをした朝青龍が「横綱が相手をしてくれているんだから、”ごっちゃんです”と言わなきゃダメだ。けいこの基本を忘れちゃダメだ」と激怒。それに対し露鵬は「土俵に上がれば横綱とか大関とか関係ない」。

なんてのをあげています。

「つき手かばい手」論争とかはこうして並べるものでもないと思うし、貴乃花親方の改革案も問題としては内部的なものですよね。最後の露鵬と朝青龍なんてのは、細かなことです。こうしてみると、「南風事件」以来の大きな問題だと思います。

念のために書きますが、千代大海とのトラブルよりも、記者に手を出してしまったことが大きいとわたしは思っています。

三日間しっかり反省して、将来は「かつてあんなこともあった」と伝説としてふりかえられるような立派な力士になってください。露鵬。

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