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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

平成17年度名古屋場所~「朝青龍の華」

2005-07-25-Mon
朝青龍優勝しました。2敗したものの5連覇。

琴欧州は「コチコチに」堅くなっていて、足が出ず若ノ里に敗れてしまいました。それに対して、朝青龍は、ねばり強く下から下から攻めようとすろ栃東を、いささか手こずりながらも、危なげなく勝ちました。朝青龍がうまく攻めたのか、それとも、栃東がそれまでの朝青龍の攻めをしのぎきって、結果そこしか勝敗のポイントがなかったのか、栃東の傷めている左足に体重がかかった直後に、栃東は崩れ落ちました。

その後ガッツポーズ。これって、自然に出てるんでしょう。ただ、どうでしょうか。取り組みに入る前に塩をとりにいったり、水で漱ぎにいったりするコーナーがありますね。そこで汗を拭いたりしているところ。それぞれ名前があるんだろう……。また、勉強ししとこう。で、いよいよ時間っていう、まさに最後のしきりに向かう直前に、「さぁやるゾ」って感じで、まさに観客にアピールするように、ポーンと自らの回しを叩きます。大きなポーズで、しかも大きな音で。

土俵入りの時の表情にも闘志がみなぎっているし、この優勝後のガッツポーズも、自然で好ましいと思う。表彰式後のNHKのインタビューの中で「ファンの皆さん15日間ありがとうございました」と声高らかにいうのです。まるで野球選手のヒーローインタビューを思いださせます。ちょっと話題がそれますが、毎日の殊勲インタビューというか、あれも、お客さんの前で言うっていう具合にできないんでしょうかね。弓取りの前に……。ま、それはなかなか難しいか。

わたしはこんなことが、自然に、自由にできる横綱はすばらしいと思います。オーラーというか華というか、そういうものなんじゃないかなって。

琴欧州に敗れた後、千秋楽を前にして朝青龍は「琴欧州ともう一度やりたい」と口にしていたと報道されています。「なっとくできない部分があって、ぜひ、もう一度やりたい」と。また、優勝が決まった後「今度はわたしが佐渡が嶽に稽古に行きます」とインタビューに答えています。朝青龍って、相撲が好きなんだなって思います。

「若手の台頭? わたしも24歳、まだ若いんです。もっと強くなりたい」とにこやかに語る朝青龍が印象的でした。

行こうと思っていたけど、いろいろあって、名古屋場所に足を運べなかったけれど、また、来年チャンスを見て、朝青龍を応援に行きたいと思います。

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朝青龍に土-24連勝で止まる-

2005-07-17-Sun
やってくれました! 琴欧州! あの、朝青龍を豪快に上手投げで決めてくれました~! 朝青龍の連勝は24でストップです。

思えば、今日中日(なかび)はいささか波乱の一日であったと言えましょう。

岩木山が左肩鎖靱帯挫傷で今日から休場。この破壊力のあるぶちかましはひょっとしたら朝青龍の脅威になるかと期待していただけに、ちとショックでした。わたしは結構岩木山の身体を生かした取り口が好きです。今場所は1敗で朝青龍を追っていただけにいっそう残念であります。

続いて横綱追随の一番手白鵬が普天王に破れます。しかもその試合中に左足首を故障したようです。この普天王、たびたび当カテゴリに登場する大相撲好き同僚K氏の注目株であります。同僚K曰く「稀勢の里も今場所は身体がしまってきていて期待できるが、普天王もいい」とか。どういうところがいいと言っとったかは、忘れました。で、その通りの結果でありました。白鵬を破ったのはいいのですが、白鵬が左足首を傷めてしまったのは残念で、この後、いよいよ朝青龍の独走体制が整ったと思ったのです。

さらにさらに、白鵬に続いて、朝青龍を撃破する最有力候補の栃東も雅山戦で、前から傷めていた左足首を再びやってしまったようです。……え、これでは……。またまた、朝青龍の独走体制が強まったと思ったのです。

その矢先の結びの一番。朝青龍に挑むは、勝ち星が伴うと、ひょっとしたら不振の相撲界の救世主になるかもしれないと思っている、ブルガリア出身の好男子琴欧州です。背も高くて、同僚Kとわたしの間では、この琴欧州が吊りを覚えたら、あるいは朝青龍もなんとかなるのではないか……などと、先日も職場で油を売りながら話していたところであります。

ところが……、吊りどころか、なんとも鮮やかな上手投げで、かの朝青龍を頭から土俵にたたきつけたわけであります。上手も下手もがっちりととって、見事に腰を入れて投げ込んだ。朝青龍は持ち前の身体の柔らかさと下半身のよさで本当にぎりぎりまで我慢しましたが、頭からまるで前転してブリッジをするかのような感じで土俵に這ったのです。

会場は、まさに座布団の雨霰……。こんなに座布団が舞ったのは見たことがありません。それは、審判団が「(琴欧州の左手も早かったので)同体ではないか」と協議をしている間にも続きました……。協議の結果も軍配は覆らず、琴欧州の勝利とあいなりました。

審判が放送で「軍配通り」と告げたとき、NHKのカメラは朝青龍のなにかしら満足げな笑いを写しました。あの横綱が悔しくないわけはないのですが、わたしにはなにかしら、あまりのあざやかな勝負に、朝青龍は心の中にある種の喜びをさえ感じたのではないかと思いました。「楽しみな力士が出てきた。これで俺もまた稽古に集中することができる……」というような。そのあたりは複雑なんでしょうが、戦う者のモチベーションといいましょうか、独走の中で弱まっていたそれを、琴欧州が再び蘇らせてくれたようにさえ感じたのです。

文脈上消えてしまいましたが、千代大海を一気に押し出した露鵬も鮮やかでありました。これお忘れてはいけないと思いました。千代大海は引退を考えてもいいんじゃないかなって思うくらいの見事な速攻です。今場所に限ったことでもないのかもしれませんが、いくら手で調子よく突っ張っても、足がなかなか前に出ない。なんとなくリニモ状態の千代大海の軽さに、露鵬は見事つけこんで一気にもっていったって感じの鮮やかな勝ちっぷりでした。ところがその鮮やかさも、琴欧州の右上手投げの衝撃に吹っ飛んでしまいました。

結びの一番のあと、テレビでは「ヒーローインタビュー」が始まったのですが、そこでも同じです。だれもが琴欧州の前に千代大海を破った露鵬がいたことなどほとんど忘れていたのではないでしょうか……。露鵬には少し寂しい銀星でありました。すばらしい相撲だっただけに。

それに比べて、琴欧州は大金星ですからね。淡々とインタビューに答え、終了後カメラにむかってパチッとウインクなどするとは、にくにくしいではありませんか。ルックスもいいだけに、新たなるスターの誕生かもしれません。

あ、それにしても、かくも見事に朝青龍を破る者が出てくるとは、これだから、朝青龍のファンはやめられません。負けてもちっとも悔しくない。見事見事、すごいすごいと、負かした相手をほめたくなるくらいです。さすが、大横綱です。

……ええと、文章が複雑なんでもう一度書いておきますが、わたしはこういう負かした相手をほめたくなるくらいの強さを持つ朝青龍のファンです。

本日(中日)の主な結果です。

< 東 >      < 西 > 
●朝青龍  上手投げ  琴欧州○
○露 鵬  押し出し 千代大海●
●土佐ノ海 小手投げ  魁 皇○
●栃 東  はたき込み  雅 山○
○垣 添  押し倒し  琴光喜●
●白 鵬  寄り倒し  普天王○

1敗には朝青龍と若の里
2敗には魁皇、白鵬、琴欧州その他であります。

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