David the smart ass心のダイエット!~時には辛口メッセージを~ |
Title List
- 10/08 「雷とマンダラ」が正式連載に? - ラクガキノオト
- 09/02 「あなたが住みたい街」 - あいち・みかわ
- 08/11 大須演芸場で「笑い過ぎ」と叱られる(笑) - シアター
- 08/11 大須演芸場 - シアター
全記事一覧 |
「雷とマンダラ」が正式連載に?
2006-10-08-Sun
日本一客のいない寄席が名古屋にあるようです。大須演芸場です。本当に日本一かどうかはわかりませんが(笑)、わたしは今までに2回そこに足を運びました。もちろん、落語を聞くためです。
関連記事
→ 「大須演芸場」
→ 「大須演芸場で「笑い過ぎ」と叱られる(笑)」
そこに所属する落語家に「マンガの書ける落語家」がいるのですね。雷門獅篭(かみなりもんしかご)です(→ 獅篭の公式サイトはこっち。ブログはこっち)。
その獅篭が、立川一門を破門になり、大須演芸場に流れ着いた頃の話が、「雷とマンダラ」という題名で「本当にあった笑える話」に連載されています。9月号~11月号の3か月限定ゲスト連載だったらしいのですが、好評だったようで、「連載に格上げしたもよう」です。本日11月号を見たら、好評のため連載になりました。ありがとうみたいなことが欄外に書いてありました。おめでとう~! 獅篭。
「ほんわら」の公式ページ → ほんわらどっとこむ
今回は、名古屋に唯市の落語家雷門小福に入門した頃のことが書いてあるわけですけど、「ただの落語家は大須ではやっていけない、マンガの描ける落語家ならやっていける」と言われたことが書かれています。むふふ、それってどういう意味なんでしょう。落語家だけじゃ食っていけないけれど、ほかに一芸がそっちでなんとかなるってことだったのでしょうか。ま、実際、獅篭はそうしてマンガを書いて、なんとかやってるようなんですけど~。でも、どうなんでしょう。この言葉の本当の意味は、今後作品の中ではっきりしてくるのでしょう。マンガの描ける落語家とそうでないものの差が……。
ま、いずれにしても、次号からも連載の契約ができたようでめでたい話です。そうすると、いよいよ単行本化も期待できる。ガラガラの平日の大須演芸場の昼の部へ出かけ、落語などそっちのけでサインをもらうという、わたしの野望の実現にも一歩近づいたってわけですわ~。えへへ。(関連記事→「本当にあった笑える話10月号」)
そうそう、これだけじゃなんなんで、ちょっと告知。「[ 一晩で名古屋の落語家を全員見る会 ]」ってのがあるようなんです。(ちらしはこんな感じです。→ 表・裏)
ただ座ってて足を折ったという伝説のある福三と、独楽廻しながらぼやく三亀司も出るなぁ~(笑)
関連記事
→ 「大須演芸場」
→ 「大須演芸場で「笑い過ぎ」と叱られる(笑)」
そこに所属する落語家に「マンガの書ける落語家」がいるのですね。雷門獅篭(かみなりもんしかご)です(→ 獅篭の公式サイトはこっち。ブログはこっち)。
その獅篭が、立川一門を破門になり、大須演芸場に流れ着いた頃の話が、「雷とマンダラ」という題名で「本当にあった笑える話」に連載されています。9月号~11月号の3か月限定ゲスト連載だったらしいのですが、好評だったようで、「連載に格上げしたもよう」です。本日11月号を見たら、好評のため連載になりました。ありがとうみたいなことが欄外に書いてありました。おめでとう~! 獅篭。
「ほんわら」の公式ページ → ほんわらどっとこむ
今回は、名古屋に唯市の落語家雷門小福に入門した頃のことが書いてあるわけですけど、「ただの落語家は大須ではやっていけない、マンガの描ける落語家ならやっていける」と言われたことが書かれています。むふふ、それってどういう意味なんでしょう。落語家だけじゃ食っていけないけれど、ほかに一芸がそっちでなんとかなるってことだったのでしょうか。ま、実際、獅篭はそうしてマンガを書いて、なんとかやってるようなんですけど~。でも、どうなんでしょう。この言葉の本当の意味は、今後作品の中ではっきりしてくるのでしょう。マンガの描ける落語家とそうでないものの差が……。
ま、いずれにしても、次号からも連載の契約ができたようでめでたい話です。そうすると、いよいよ単行本化も期待できる。ガラガラの平日の大須演芸場の昼の部へ出かけ、落語などそっちのけでサインをもらうという、わたしの野望の実現にも一歩近づいたってわけですわ~。えへへ。(関連記事→「本当にあった笑える話10月号」)
そうそう、これだけじゃなんなんで、ちょっと告知。「[ 一晩で名古屋の落語家を全員見る会 ]」ってのがあるようなんです。(ちらしはこんな感じです。→ 表・裏)
ただ座ってて足を折ったという伝説のある福三と、独楽廻しながらぼやく三亀司も出るなぁ~(笑)
=NOTE==
「一晩で名古屋にいる落語家全員を見る会」
~名古屋雷門一門会~
日時:平成18年11月2日(木)
開場18:30 開演19:00
会場:名古屋市芸術創造センター(地下鉄「新栄町」駅より徒歩3分)
入場料:前売・当日1,500円(全席自由)

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「あなたが住みたい街」
2006-09-02-Sat
不動産情報ポータルサイトHOME’Sなど7社で組織する『全国住みたい街アンケートプロジェクト』ってのあって、今年の6月から7月にかけての一月間にそのWebサイトの訪問者を中心に「住」対するアンケートを実施、11,267件のアンケートが回収されたそうです。
その中から首都圏以外の8大都市(札幌、仙台、名古屋、大阪、京都、神戸、広島、福岡)に在住の 3,309人のデータを抽出して集計した結果が、地域版アンケート「あなたが住みたい街ランキング」としてまとまっています。
結果的には、その8つの都市の居住者が、それぞれの地域の中での、魅力的なエリア、素敵な場所、その理由などを紹介するということになっています。わたしの住む愛知の県庁所在地は「名古屋エリア」として、たまたまこの中にあるわけです。じっさいわたしが名古屋に行くの、せいぜい1~2か月に1度くらいなものなのですけど。

名古屋を見ると、
理由は、いろんな言い方をしていますが、「静かで環境のいい居住地」「おしゃれで華やか、センスのいい街」「交通アクセスのいい便利な場所」が上位をしめているという感じです。
愛知県人でありながら、名古屋人でないわたしが、この名古屋エリアで住むとしたら、やっぱり「10位の大須」に住んでみたいですね。
大須は、そもそも大須観音の門前町として発達した街です。して、商店街はとても活気があります。いわゆる下町的な匂いがぷんぷんして、のんびりとしつつ、たいくつしない、文化の香がする街という感じですね。
下町文化を感じさせる一つは、10月の「大須大道町人祭」でしょう。門前町にちなんで、大道芸やおいらん道中も出て、賑やかで、おもしろいく、そして文化を感じさせるすばらしい祭があります。
さらに、連日大道芸落語、演芸をやっている大須演芸場もあります。毎月行きますよ。同じ町民として大須演芸場を支えてあげたいです。
また、大須は中部の秋葉原というか、ひょっとしたら秋葉原より安いのではないかとさえ言われた、パソコン関連ショップもたくさんあるのです。
交通の便も決して悪くありません。地下鉄もありますし、栄や金山も近いもんです。
その中から首都圏以外の8大都市(札幌、仙台、名古屋、大阪、京都、神戸、広島、福岡)に在住の 3,309人のデータを抽出して集計した結果が、地域版アンケート「あなたが住みたい街ランキング」としてまとまっています。
結果的には、その8つの都市の居住者が、それぞれの地域の中での、魅力的なエリア、素敵な場所、その理由などを紹介するということになっています。わたしの住む愛知の県庁所在地は「名古屋エリア」として、たまたまこの中にあるわけです。じっさいわたしが名古屋に行くの、せいぜい1~2か月に1度くらいなものなのですけど。

名古屋を見ると、
といった感じで並んでいますね。1位 星ヶ丘(ほしがおか 千種区)
2位 八事(やごと 昭和区)
3位 栄(さかえ 中区)
4位 名古屋駅周辺(なごやえき 中村区)
5位 藤が丘(ふじがおか 名東区)
6位 金山(かなやま 中区)
7位 千種区(ちぐさ 千種区)
8位 本山(もとやま 千種区)
9位 覚王山(かくおうざん 千種区)
10位 大須(おおす 中区)
理由は、いろんな言い方をしていますが、「静かで環境のいい居住地」「おしゃれで華やか、センスのいい街」「交通アクセスのいい便利な場所」が上位をしめているという感じです。
愛知県人でありながら、名古屋人でないわたしが、この名古屋エリアで住むとしたら、やっぱり「10位の大須」に住んでみたいですね。
大須は、そもそも大須観音の門前町として発達した街です。して、商店街はとても活気があります。いわゆる下町的な匂いがぷんぷんして、のんびりとしつつ、たいくつしない、文化の香がする街という感じですね。
下町文化を感じさせる一つは、10月の「大須大道町人祭」でしょう。門前町にちなんで、大道芸やおいらん道中も出て、賑やかで、おもしろいく、そして文化を感じさせるすばらしい祭があります。
さらに、連日
また、大須は中部の秋葉原というか、ひょっとしたら秋葉原より安いのではないかとさえ言われた、パソコン関連ショップもたくさんあるのです。
交通の便も決して悪くありません。地下鉄もありますし、栄や金山も近いもんです。

大須演芸場で「笑い過ぎ」と叱られる(笑)
2006-08-11-Fri
仕事の都合というより、家庭の事情で、夏休みはあるものの旅行に行く計画はない。旅に行くなら一人で、家に留守番を残して行かねばならず、それも万一に備えて新幹線ですぐに戻れるエリアで、1~2泊ということになるだろう。いくら便利になったからと言って、飛行機に載って韓国だ、北海道だというわけにはいかない。
翻って、愛知県ではなにもないかというと、そうでもない。日本全国的に比べても適当に都会であろう。プロ野球のチームもJリーグのチームもある。すべてのコンサートが来るというわけでもないが、名古屋には主なアーチストや歌手は来る。演劇も中日劇場、御園座、劇団四季の新名古屋ミュージカル劇場がある。ただ、タイミングの問題もあるし、好き嫌いもあるので、それで満足するかどうかは個人の問題だ。遊園地とか動物園・博物館みたいのもそれなりにある。歴史を尋ねたいと思えば、なにせ信長・秀吉・家康という三英傑を輩出し、信長が今川を奇襲で撃破した桶狭間戦場とか、信長が武田騎馬軍団を葬り去った長篠・設楽原合戦場もある。花火は盛んだし、鵜飼いもあるし、サーフィンだってできるし……。海洋レジャー施設も充実。温泉くらいもちろんある。そんなところに住んでいるので、楽しもうと思えば日帰りでどこにだっていけてしまうんだ。
家の事情と、地元がまだ新鮮という理由で、夏休みは特にどこにも旅に行かない。ただ、昨年に引き続き、今年も大須演芸場に行ってきた。こういうと大須演芸場関係者にはしかられるだろうけど、G1(プロレス)を見に行ったついでに行った、「大須演芸場→G1クライマックス」というはしごである。

12時から公演がスタートしていたらしい。わたしは少し過ぎてから入った。
まず、そっくりショーなごやのバタやん。ええと、田端義男のモノマネである。あ~、流石に申し訳ないが、似ているのかどうかわかりませんわ。
次は、よしおかつかさの腹話術。この人は、去年来たときに独楽を回していた人だったが、腹話術もやるんだと思ってみていた。話のテンポが早い。立て板に水だ。テンポはいいんだけれど、わたしのような鈍い頭には、笑うタイミングが合わない。お客も4~5人しかないので調子が合わない。その調子が合わない空気が、妙におかしい(笑)。よしおかつかさ自身に聞いたわけではないのでわからないが、この人の話芸は調子が合わない、すべり具合を楽しむ話芸だとわたしは勝手に理解した。わたしはこういうメタな笑いが好きなのだ。そう思うとやたらおかしかった。あまりにも、嫌な笑いをしていたので、「お客さん笑いすぎ」と注意されてしまった。
三番目は雷門福三(かみなりもんふくぞう)。なんだか自分でもわからないそうだが、右足の甲を骨折しちゃったそうだ。正座をしていたら折れちゃったという、落語家の風上にもおけないヤツだと自分で言っていた。表情の豊かな、おもしろい話だった。わたしにとっては、「寄席に行く」=「落語を聞きに行く」なのだが、わかりやすい。たぶん、福三が思ったところで笑えていたのでよかったんだと思う。足、お大事に~。
四番はめおと楽団ジギジギの歌謡漫談ということになるのかな。大山のぶ代と仲本工事を思い出させるペアである。おもしろい!と思った。奥さん(めおとというのだから奥さんだろう)の歌が上手い! 声もきれいだし、声量もある。「うらわの唄」は素敵だった。シャンソンも素敵だった。頭で引く鍵盤ハーモニカも、豊かすぎる胸に乗せたアコーディオンも素敵だった。それも、あんなに楽しそうにうたって、演奏している。ほんとに楽しそうだと思った。あんまりおもしろいので、これまたゲラゲラ笑いながら見ていたら、「お客さん笑い過ぎ」と注意された。うわぁ、一日2回、別の芸人に注意されちゃうことも珍しいんだなぁ(でも、だんな叩くのはどうかと思う~)。
→ めおと楽団ジギジギのホームページ
五番手は、たぶん本当は伊東かおるの予定だったんだと思う。プログラムを見ると。しかし、柳家三亀司に変更になっていた。独楽回しだ。例によって、立て板に水のなめらかなトークがすべりまくる(笑)。なかなか、独楽は回さない。そこを笑っていいのかどうかわからないが、そのとぼけた間がおもしろい。わたしは思うのだが、もうすでに独楽回しの凄さが、われわれにはわからない。おそらく、相当の訓練を積んで扇の縁を伝わせたり、関の孫六風真剣の刃先に止まらせたりしているに違いないのだが、独楽自体で遊んだ経験の乏しい我々には、それを「ほぉ~」っと関心することは、申し訳ないが無理だ。この芸を成立させるには、独楽を回すことがどんなに難しいかと言うことを、もっとお客に実感させる必要があると思いながら見ていた。ある意味田端義男のモノマネといっしょで、本家(この場合は独楽回しの難しさ)を知らないので、目の前の芸が理解できないのである。三亀司はしきりに独楽を回す難しさを口で説明しようとする。コンディションやら、芯がぶれるやら、集中力やらそうしたものが影響するのだろう。確かにそうだろう。しかし、それが、何か失敗のための言い訳をしているようにしか聞こえない。
トリは雷門獅篭(かみなりもんしかご)。この人は去年も見た。去年より上手くなっていた(と思う)。もう、去年どんな噺を聞いた忘れていたが、途中で同じだと言うことがわかった。オチがわかっていても笑えるのが落語である。それは、ストーリーを笑うのでなくて、演じている落語家の表情や、声を笑うからだ。おもしろい話を笑うのではなくて、一人芝居で笑うのだ。そういう意味で、去年より上手くなっていたとわたしは思う。
→ 去年の「大須演芸場」の記事
獅篭はマンガも描けて、「ほんとうにあった笑える話」という雑誌で連載を始めたらしい。また、この日は立ち上がりにお客さんの似顔絵を描いていた。一番前の森下さんってお客さんが、描いてもらっていた。ちなみに、どうも挙動不審のわたしは調査されたようだ。「お客さんは何回目?」と。正直に2回と答えておいた。
ちなみに獅篭はホームページも、ブログも持っている。この記事からトラバしておこう。
→ 雷門獅篭公式ホームページ
→ 獅篭blog
ブログはもう一つ、中京テレビの番組関連のブログもある。そのほかにもあるようなんで、ま、あとはいろいろたどっていって。
→ 雷門獅篭の旅ブログ
そして、『名古屋式。』って本も出している。こんど見かけたら買うことにしよう。
名古屋って・・・!
名古屋って・・・!
落語の雷門 獅篭に「も」期待
それにしても、ほんとんど人の枕が大須演芸場のボロさとか、古さとか、危なさがネタであった。自虐ネタというやつだ。それを聞くと、また今度、何かのついでに行こうと思う。
ちなみに、大須演芸場は8月中旬(11日~20日)は恒例怪談噺を上演中。平日はお昼の12時より2回公演、土日祝祭日は11時からの3回公演、入れ替えなし。場所は、大須観音の近く(大須観音の前の交番で聞いていきました~)。
→ 大須寄席情報(割引券あり)
→ マピオン「大須演芸場」
翻って、愛知県ではなにもないかというと、そうでもない。日本全国的に比べても適当に都会であろう。プロ野球のチームもJリーグのチームもある。すべてのコンサートが来るというわけでもないが、名古屋には主なアーチストや歌手は来る。演劇も中日劇場、御園座、劇団四季の新名古屋ミュージカル劇場がある。ただ、タイミングの問題もあるし、好き嫌いもあるので、それで満足するかどうかは個人の問題だ。遊園地とか動物園・博物館みたいのもそれなりにある。歴史を尋ねたいと思えば、なにせ信長・秀吉・家康という三英傑を輩出し、信長が今川を奇襲で撃破した桶狭間戦場とか、信長が武田騎馬軍団を葬り去った長篠・設楽原合戦場もある。花火は盛んだし、鵜飼いもあるし、サーフィンだってできるし……。海洋レジャー施設も充実。温泉くらいもちろんある。そんなところに住んでいるので、楽しもうと思えば日帰りでどこにだっていけてしまうんだ。
家の事情と、地元がまだ新鮮という理由で、夏休みは特にどこにも旅に行かない。ただ、昨年に引き続き、今年も大須演芸場に行ってきた。こういうと大須演芸場関係者にはしかられるだろうけど、G1(プロレス)を見に行ったついでに行った、「大須演芸場→G1クライマックス」というはしごである。

12時から公演がスタートしていたらしい。わたしは少し過ぎてから入った。
まず、そっくりショーなごやのバタやん。ええと、田端義男のモノマネである。あ~、流石に申し訳ないが、似ているのかどうかわかりませんわ。
次は、よしおかつかさの腹話術。この人は、去年来たときに独楽を回していた人だったが、腹話術もやるんだと思ってみていた。話のテンポが早い。立て板に水だ。テンポはいいんだけれど、わたしのような鈍い頭には、笑うタイミングが合わない。お客も4~5人しかないので調子が合わない。その調子が合わない空気が、妙におかしい(笑)。よしおかつかさ自身に聞いたわけではないのでわからないが、この人の話芸は調子が合わない、すべり具合を楽しむ話芸だとわたしは勝手に理解した。わたしはこういうメタな笑いが好きなのだ。そう思うとやたらおかしかった。あまりにも、嫌な笑いをしていたので、「お客さん笑いすぎ」と注意されてしまった。
三番目は雷門福三(かみなりもんふくぞう)。なんだか自分でもわからないそうだが、右足の甲を骨折しちゃったそうだ。正座をしていたら折れちゃったという、落語家の風上にもおけないヤツだと自分で言っていた。表情の豊かな、おもしろい話だった。わたしにとっては、「寄席に行く」=「落語を聞きに行く」なのだが、わかりやすい。たぶん、福三が思ったところで笑えていたのでよかったんだと思う。足、お大事に~。
四番はめおと楽団ジギジギの歌謡漫談ということになるのかな。大山のぶ代と仲本工事を思い出させるペアである。おもしろい!と思った。奥さん(めおとというのだから奥さんだろう)の歌が上手い! 声もきれいだし、声量もある。「うらわの唄」は素敵だった。シャンソンも素敵だった。頭で引く鍵盤ハーモニカも、豊かすぎる胸に乗せたアコーディオンも素敵だった。それも、あんなに楽しそうにうたって、演奏している。ほんとに楽しそうだと思った。あんまりおもしろいので、これまたゲラゲラ笑いながら見ていたら、「お客さん笑い過ぎ」と注意された。うわぁ、一日2回、別の芸人に注意されちゃうことも珍しいんだなぁ(でも、だんな叩くのはどうかと思う~)。
→ めおと楽団ジギジギのホームページ
五番手は、たぶん本当は伊東かおるの予定だったんだと思う。プログラムを見ると。しかし、柳家三亀司に変更になっていた。独楽回しだ。例によって、立て板に水のなめらかなトークがすべりまくる(笑)。なかなか、独楽は回さない。そこを笑っていいのかどうかわからないが、そのとぼけた間がおもしろい。わたしは思うのだが、もうすでに独楽回しの凄さが、われわれにはわからない。おそらく、相当の訓練を積んで扇の縁を伝わせたり、関の孫六風真剣の刃先に止まらせたりしているに違いないのだが、独楽自体で遊んだ経験の乏しい我々には、それを「ほぉ~」っと関心することは、申し訳ないが無理だ。この芸を成立させるには、独楽を回すことがどんなに難しいかと言うことを、もっとお客に実感させる必要があると思いながら見ていた。ある意味田端義男のモノマネといっしょで、本家(この場合は独楽回しの難しさ)を知らないので、目の前の芸が理解できないのである。三亀司はしきりに独楽を回す難しさを口で説明しようとする。コンディションやら、芯がぶれるやら、集中力やらそうしたものが影響するのだろう。確かにそうだろう。しかし、それが、何か失敗のための言い訳をしているようにしか聞こえない。
トリは雷門獅篭(かみなりもんしかご)。この人は去年も見た。去年より上手くなっていた(と思う)。もう、去年どんな噺を聞いた忘れていたが、途中で同じだと言うことがわかった。オチがわかっていても笑えるのが落語である。それは、ストーリーを笑うのでなくて、演じている落語家の表情や、声を笑うからだ。おもしろい話を笑うのではなくて、一人芝居で笑うのだ。そういう意味で、去年より上手くなっていたとわたしは思う。
→ 去年の「大須演芸場」の記事
獅篭はマンガも描けて、「ほんとうにあった笑える話」という雑誌で連載を始めたらしい。また、この日は立ち上がりにお客さんの似顔絵を描いていた。一番前の森下さんってお客さんが、描いてもらっていた。ちなみに、どうも挙動不審のわたしは調査されたようだ。「お客さんは何回目?」と。正直に2回と答えておいた。
![]() | 本当にあった笑える話 2006年 09月号 [雑誌] (2006/07/29) ぶんか社 この商品の詳細を見る |
ちなみに獅篭はホームページも、ブログも持っている。この記事からトラバしておこう。
→ 雷門獅篭公式ホームページ
→ 獅篭blog
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おすすめ度の平均: 




それにしても、ほんとんど人の枕が大須演芸場のボロさとか、古さとか、危なさがネタであった。自虐ネタというやつだ。それを聞くと、また今度、何かのついでに行こうと思う。
ちなみに、大須演芸場は8月中旬(11日~20日)は恒例怪談噺を上演中。平日はお昼の12時より2回公演、土日祝祭日は11時からの3回公演、入れ替えなし。場所は、大須観音の近く(大須観音の前の交番で聞いていきました~)。
→ 大須寄席情報(割引券あり)
→ マピオン「大須演芸場」

大須演芸場
2005-08-11-Thu
プロレス観戦の前なのですが、大須演芸場に行きました。

↑大須演芸場入り口
お笑い→プロレス というはしごって結構変わっていますよね。ま、昨日は、わたしにとって、ひさしぶりにどっぷり休める一日だったわけです。仕事の合間をぬって行ったわけでもありませんし。
大須演芸場は経営不振でいつつぶれるかわからないと、幾人も出演者がおっしゃってまいた。ま、そうかもわからへん。でも、不死身だと説もあるようです。
昨日の出演者はネットにありましたんで、リンクしときます。
→ これは雷門幸福って噺家さんのページです。おそらくこのページは定期的に大須演芸場の情報を公開しているページと思われます。
偶然ですが、この中の露の団姫(まるこ)という女性落語家について、最近地元の新聞では取り上げられています。この3月高校を卒業して、露の団四郎にもとに弟子入りして、この8月から大須の高座にあがるというようなことが書かれています。「少女落語家大須デビュー」なんてタイトルです。この日、団姫はお客さんに花束なんかもらってました。

↑演芸場の壁に貼ってあった記事をモブログ。
この団姫の師匠の露の団四郎はこの日の取りで、怪談「雪の戸田川」をやってました。おもしろかったです。話はうまいし、演芸場でなければ味わえないサプライズな演出もありました。今の怪談噺は8月30日まででしすんで、ぜひ、興味をもたれた方はお越しを。入場料1500円です。
団四郎もブログ持ってますんで、リンクしときます。団姫ものってるページがあるんでリンクしときます。
→ 露の団四郎のブログ、団姫の稽古開始、団姫の挨拶

↑大須演芸場入り口
お笑い→プロレス というはしごって結構変わっていますよね。ま、昨日は、わたしにとって、ひさしぶりにどっぷり休める一日だったわけです。仕事の合間をぬって行ったわけでもありませんし。
大須演芸場は経営不振でいつつぶれるかわからないと、幾人も出演者がおっしゃってまいた。ま、そうかもわからへん。でも、不死身だと説もあるようです。
昨日の出演者はネットにありましたんで、リンクしときます。
→ これは雷門幸福って噺家さんのページです。おそらくこのページは定期的に大須演芸場の情報を公開しているページと思われます。
偶然ですが、この中の露の団姫(まるこ)という女性落語家について、最近地元の新聞では取り上げられています。この3月高校を卒業して、露の団四郎にもとに弟子入りして、この8月から大須の高座にあがるというようなことが書かれています。「少女落語家大須デビュー」なんてタイトルです。この日、団姫はお客さんに花束なんかもらってました。

↑演芸場の壁に貼ってあった記事をモブログ。
この団姫の師匠の露の団四郎はこの日の取りで、怪談「雪の戸田川」をやってました。おもしろかったです。話はうまいし、演芸場でなければ味わえないサプライズな演出もありました。今の怪談噺は8月30日まででしすんで、ぜひ、興味をもたれた方はお越しを。入場料1500円です。
団四郎もブログ持ってますんで、リンクしときます。団姫ものってるページがあるんでリンクしときます。
→ 露の団四郎のブログ、団姫の稽古開始、団姫の挨拶
