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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

朝青龍は二場所出場停止で「謹慎」

2007-08-02-Thu
「横綱として極めて軽率だった」ということで、朝青龍に「二場所出場停止、九州場所の千秋楽まで謹慎」という処分が下りました。

日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、「腰の疲労骨折」などとする診断書を提出して夏巡業の休場を申し出ながらモンゴルでサッカーに興じていた横綱朝青龍(26)=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋=に対し、9月の秋場所、11月の九州場所の出場停止処分を下した。また監督不行届として師匠の高砂親方(元大関朝潮)にも、4カ月、30%の減俸処分を科すことを決めた。
  iza:「朝青龍は2場所出場停止 “仮病疑惑”に厳罰」の全文を読む……



正直、長いか短いか、重いか軽いかはわかりません。「厳しい処分」と報じられているので、ま、厳しいのでありましょう。スポニチ(「朝青龍 2場所出場停止&減俸処分」)によると北の湖は「妥当な罰則だ。横綱は常に自分の行動が多くの人に見られているということを自覚してもらいたい。朝青龍本人はがっかりしたかもしれないが、気を取り直して(もう一度)雄姿を見せてほしい」と語ったそうで、わたしはいいコメントだと思います。さすが横綱経験者! 平易な表現ながら含蓄のある言葉です。横綱経験者は横綱の辛さをよく理解していると思いました。朝青龍にはこの言葉をよくかみしめて、まさにもう一度雄姿を見せて欲しいです。

ただ、ちょっとおもしろくないのは、次のお二方の言葉です。素直に耳を傾ける気にならないのは、わたしの不徳の致すところなのでしょうね。

巡業部長の大島理事(元旭国、旭天鵬の親方)は「厳しい判断がなされた。これで全体が引き締まればいい。朝青龍には横綱として模範になるよう、これから気を付けてほしい」(スポニチ同記事)なんてコメントです。さすが、先日旭天鵬を謹慎によって立ち直らせた親方らしい言い回しです。横綱が処分される前に、自分の弟子の不祥事の時に、全体が引き締まるように振る舞ったらよかったのになどと、嫌みなことを書きたくなってしまいますです。これも、ま、わたし自身が先日の「朝青龍処分めぐり内部抗争ぼっ発か…緊急理事会(iza) 」というような報道に影響されているからかもしれません。

巡業部長ですから、そんな私怨なんてことはないと信じていますが、巡業部がいち早く「来なくていい」などというまずい対応するから騒ぎが大きくなったということを、ぜひ自覚してほしい。勧進元やファンに迷惑をかけているのは、ろくすっぽ事実確認もせぬまま、マスコミの報道を鵜呑み西、感情的に紋切り型の対応をした巡業部にもあることを自覚していただきたいです。

また、海老沢勝二・横綱審議委員会委員長(あ、委員長でしたっけ? げげッ!)のコメントも載ってます。海老沢委員長は「朝青龍関の今回の行動は軽率で遺憾。委員長の立場から日本相撲協会に対して厳正な処分を要望しました。朝青龍関は謙虚に反省するとともに、全力士の模範となるよう、伝統ある相撲道に一層精進し、再起を期待しています」(スポニチ同記事)と……。あのですね、あなた様に言われたくありませんことよ(笑)

「厳正な処分」なんて言葉いつ覚えたの? 「エビジョンイル」と呼ばれるのは理由のないことだったのでしょうか? 自分がどんなに見苦しい辞め方をしたのか、お忘れか? 横綱に謙虚だの、反省だの、精進だの言えるの?って聞きたくなりますね。もう、自分のことは棚にあげて。あ~、もう、この人のコメント読んでると、自分が嫌いになりそうです。悪態ばかりついて……。とほほです。

いろんな記事読んでも「二場所出場停止」という言葉があって、「謹慎」という言葉があまりありませんが、わたしがテレビニュースで見たら、伊勢ノ海親方(だったと思う)が「二場所出場停止。11月場所の千秋楽まで謹慎です」とはっきりと言ってました。高砂親方は「謹慎」というのをきちんと朝青龍に教えることができるのでしょうか? 「二場所出場停止」と「11月場所の千秋楽まで謹慎」とはニュアンスが全然違いますから。またそんなところで足元をすくわれないようにしてほしいです。

そうして、朝青龍には初場所に全勝優勝してほしいです! ガンバレ、朝青龍!

あとですね、ちょっと気になる記事があったので、書いてみたいです。

北の湖理事長「ピンポン!」に激怒!!

日本相撲協会がTBSの昼の情報番組「ピンポン!」に抗議した。朝青龍を診断した三重県の病院が30日に広報部を通じてリリースした補足説明書を紹介した際、同番組は説明書を「日本相撲協会が修正した」と伝えたため北の湖理事長(元横綱)が激怒。TBSサイドは「修正したとの言葉が誤解を招いたかもしれません。対応は協議中」とコメント。同番組はハニカミ王子・石川が出場した関東アマでもトラブルを起こしている。

8月1日つけのスポニチです。30日の補足説明とはこの「所見」ってやつに該当するのだと思うのですが、これを「修正」と受け取った「ピンポン!」は、それならそれまでどういう報道をしていたのかってことなんですよ。

「肘と腰」と報道していたのなら、「修正」とは受け取らず、「補足」がすんなり入ってくるはずなんですね。まさか、スポニチみたいに「ヒザ」と報道していたなんてことはあるとは思いませんけど、でも、多くのメディアがそうであったように、あたかも「腰の疲労骨折」と腰だけであるかのように報道していたんじゃなかろうかと思います。そういう報道をたれ流して、なんというのかな、市民感情に働きかけていたわけですよ。

今回の処分は「ファンの納得」、「ファンの怒り」が大きく関係したたと思うのですが、そもそも、そのファンが納得いかなかったり、ファンが怒ったりしている状態は、繰り返し述べてますが、マスコミの恣意的な報道と、相撲協会(主として巡業部)の対応によって増幅していったのです。

たとえば「朝青龍、やはり症状軽い? 入院せず通院治療に」(iza)なんていう言葉が出てくるのですが、「手術の可能性」を言ったのは病院ですが、「入院させます」と言ったのは病院ではなくて、高砂親方でしたよね。それも、批判逃れの苦し紛れで~。その言葉が逆に「入院するほど悪くはない→仮病」という論調に、再び結びついていったりするのですね。

朝青龍にも非はあったし、親方のにも、もっとしっかりして欲しい点が少なからずあったと思います。それはもちろん認めています。同時に、相撲協会にもおかしな対応があったし、マスコミの報道にいたっては、果たして公正に報道したのだろうかと疑問に感じるふしさえあって、とっても後味が悪いです。

ですが、ま、いつまでも不満を口にしていたのでは、前に進めません。朝青龍自身にも考え直し、見つめ直して欲しい点はあるのですから、どうぞ、この機会にしっかりと振り返り、反省し、また、身体も治して、初場所を好成績で乗り切ってほしいと思います。ガンバレ! 朝青龍。

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「ひじ痛」を「ひざ痛」と報道された朝青龍

2007-08-01-Wed
どうも、納得がいかないので、ちょっと過去のニュースを見たら、たとえば、スポニチには過去の記事がちゃんと残っていて、こんな具合になってます。

朝青龍 腰骨折なのに元気にサッカー

 横綱・朝青龍に“仮病疑惑”が浮上した。名古屋場所で優勝した朝青龍は場所中に腰の痛みを訴え、25日に師匠の高砂親方(元大関・朝潮)が「腰の疲労骨折とひじ痛」の診断書を相撲協会に提出。診断書を受け取った大島巡業部長(元大関・旭国)は報道陣に全治6週間と説明し、8月3日から始まる夏巡業の休場を認めていた。

 ところが、朝青龍は既にモンゴルに帰国。関係者によると、母国に向かう飛行機内でサッカー元日本代表の中田英寿さんの関係者と遭遇。中田さんがモンゴルサッカー協会の要請で、現地の子供たちを訪問することを知り、25日に開催されたイベントに参加。短パン姿で元気に動き回っていた模様が、同日午後のフジテレビ「スーパーニュース」で報じられた。(以下略)
[ 2007年07月26日付 紙面記事 ]


ところが、同じスポニチの続報記事なのに、なぜか「ひじ痛」が「ひざ痛」になってます。

ナメるな!朝青龍に“強制帰還令”
 仮病疑惑が浮上した横綱・朝青龍(26=高砂)に26日、非難の声が集中した。「腰の疲労骨折とひざ痛で全治6週間」の診断書を提出した25日、母国モンゴルでサッカーに興じている姿がニュースで報じられた。身勝手な行動に夏巡業開催地でも怒りの声が噴出。朝青龍は“強制帰還”を命じられ、週末から週明けにかけて日本に戻る予定だが、協会内では厳しい処分を求める声も挙がっており、お騒がせ横綱が窮地に追い込まれる可能性も出てきた。 (以下略)
[ 2007年07月27日付 紙面記事 ]


これって、単なる事実誤認なんでしょうかね。とてもそんなふうには解釈できないけど……。

だって、26日ではきちんと「ひじ痛」と書いてるのですから。なんで、27日には「ひざ痛」となってるのですか?

記者の見落とし? デスクの指示? 校正のミス? それとも……?

この「ひざ痛」が、Yahoo!ニュース、アメーバニュース、gooニュースなどの巨大ネットニュースに流れて、今回のバッシングが一層拡大していったものとも考えられます。
 → Yahoo!で「腰の疲労骨折とひざ痛で全治6週間」を検索

 → Googleで「腰の疲労骨折とひざ痛で全治6週間」を検索

ほら、こんな具合に、この表現を元にした批判記事がたくさんヒットします。「腰の疲労骨折とひざ痛で全治6週間」という記事に合ったとおりのフレーズで検索してのヒット数ですので、これが「腰とひざが悪いにに」とか、「腰痛と膝痛」というような言い回しを考えるとその数は当然もっと多いでしょう。

で、この記事を元に、テレビ局が番組を造ればもっとひどいことになりますね。

たとえば「新聞にはこんなふうに書かれてます」と新聞を見せて、それをもとに市民に意見を求めれば、「え、ひざが痛いのに……、許せない!」ってことになりますよね。あとは、その批判の声を編集して批判の声だけを電波で流せば、どうなるのですか~。

どんどん朝青龍が被害者に見えてしまいます(泣)。

確かに朝青龍は軽率だったところもあります。しかし、こんな形で批判の声が膨らんで、マスコミに攻撃されたのでは……、もう、気の毒でなりません。

どうぞ、事実を元に、公正に、冷静に判断して下さい>相撲協会

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