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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

映画「GOEMON」出演でチェ・ホンマンにバッシングって。

2009-05-04-Mon
映画「GOEMON」は、予想外に楽しく見たのですが、こんな記事を見つけました。

映画『GOEMON』出演のチェ・ホンマンが韓国で大バッシング! スーパーハルクトーナメントにも批判集中!? [ kamipro.com | 韓国格闘技の最新情報をお届け『韓流MMAニュース』 ]

 韓国のあるメディアは「チェ・ホンマンが『GOEMON』に出演することに対して、韓国のネチズン(NETとCITIZENの造語)は『壬辰倭乱(豊臣秀吉の朝鮮出兵)を引き起こした豊臣秀吉を守るなんてもってのほか!』『いくら映画だからといって、豊臣秀吉の武士を演じるとはどういうことだ』『韓国の歴史を少しでも理解しているなら、絶対この役割だけは受けてはならない』といった批判が相次いでいる。

 この映画、歴史的背景が監督独自の解釈で描かれてるらしい。CM見てると、日本には全然見えない(笑)。
 → BLACKEYE2:「映画「GOEMON」出演でチェ・ホンマンが韓国で大バッシングされている

へぇ、韓国の人ってそういうふうに考えるのですね。

豊臣秀吉の「壬辰倭乱」ってのは「文禄の役」(1592年)のことなんですね。そもそも明を攻めるために朝鮮半島に出兵し、4月に釜山に上陸した日本軍は、5月には首都・漢城(現在のソウル)を占領してしまったんだそうです。あ、こういうことほとんど知りませんでした。韓国の教科書には数ページを費やして掲載されているそうです。これに対して、わたしの理解では「秀吉は朝鮮出兵をして失敗した」という理解です。この理解って、なんでしょう、他国を侵略したことに対する日本人の責任を感じる……なんて発想は全然なくて、「秀吉はやらなくてもよい海外進出をやろうとした」というような、秀吉への批判としてわたしの中にあるような気がします。いずれにしても、もう、遠い過去の話として。
 → Wikipedia:「文禄・慶長の役
 → 「その他の日韓歴史問題」のページ

ところが、韓国のチェ・ホンマンへの批判は、よりによって朝鮮出兵をする豊臣秀吉を守る兵士の役として出るとは何事かというもののようです。確かに、「GOEMON」に出ている俳優で、一瞥して韓国人とはっきりわかるのはチェ・ホンマン一人です。他にもいるかもしれないし、いないかもしれない。それはわかりません。また、秀吉役の奥田瑛二が初日の舞台挨拶で

「ここにいる人(共演者)は全員僕の敵。味方はチェ・ホンマン(秀吉の家臣役)だけですが、今日は来ておりません」と笑いを誘った。
 → シネマトゥデイ:「「GOEMON」初日で10万人動員、天下統一へ好スタート

とあるのですが、チェ・ホンマンは、「よりにもよって秀吉の、ただ一人しかいない味方」を演じていることになります。そんなことを考えてみると、映画の中では、まさに、朝鮮出兵に向けていざ出港という場面で、妨害を謀る勢力が登場、船に爆薬をしかけたり、秀吉の命を狙ったりするわけですが、よりにもよって、チェ・ホンマンはそんな中で命がけで秀吉を守って戦うんですね。う~む、考えていけばそうなんですけど、単なる映画の役の話ですよ。う~む。製作サイドもここまで計算したのでしょうか……。

ついでなんで、キャストを引用しておきましょう。三成に要潤、信長に中村橋之助、千利休に平幹二朗、家康に伊武雅刀、秀吉:奥田瑛二の豪華キャストです。中村橋之助の信長は良過ぎです。こんなに信長がよく描かれているのも珍しいのではと思います。

* 石川五右衛門:江口洋介(少年時代:広田亮平、青年時代:田辺季正)
* 霧隠才蔵:大沢たかお(青年時代:佐藤健)
* 浅井茶々:広末涼子(少女時代:福田麻由子)
* 猿飛佐助:ゴリ(ガレッジセール)
* 石田三成:要潤
* 又八:玉山鉄二
* 我王:チェ・ホンマン
* 吉野太夫:佐藤江梨子
* 夕霧太夫:戸田恵梨香
* 小平太の母:鶴田真由
* 五右衛門の母:りょう
* 才蔵の妻・お吉:藤澤恵麻
* 三成の妻・おりん:佐田真由美
* 小平太:深澤嵐
* 蕎麦屋の店主:蛭子能収
* 紀伊国屋文左衛門:六平直政
* 遊郭の番頭・弥七:小日向文世
* 織田信長:中村橋之助
* 服部半蔵:寺島進
* 千利休:平幹二朗
* 徳川家康:伊武雅刀
* 豊臣秀吉:奥田瑛二

 → wikipedia:「GOEMON (映画)

そういえば、このWikipediaの一覧には、光秀の配役が書いてありませんね。これっていちおうネタバレを配慮した結果なんでしょうか?

いろいろと、話題が仕込んであるもんですわ。「GOEMON」。


→ 公式ページ



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