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「相撲は国技にあらず」by日本相撲協会

2007-11-30-Fri
今まで、「日本の国技は相撲ということになっている」もしくは、「厳密には決まっていないが、そういうコンセンサスを得ている」と思っていました。そして、ちょっと語弊があるかもしれません、「その背景としては、日本相撲協会がうまいことやってそういう認識を得ることに成功した」と思っていました。つまり、「相撲協会の陰謀」とまでは言いませんけれど、「国技館」という名称が奏功して、「相撲は日本の国技たる地位を得た」と信じていました。

ところが、こんなライブドア・ニュースを見て、あれ、どうなってるの?と思いました。

相撲はいつから、どういう経緯で国技と見なされるようになったのだろうか。早速、日本相撲協会の広報部に聞いたところ、驚愕の事実が発覚!

相撲は国技ではありません

なんと、当の日本相撲協会から否定されてしまいました! どういうことですか?
  → ライブドアニュース:「「国技」をめぐる日本と世界の不思議な事情

ほんとうです。驚愕ですよ。どういうことなんですか……。相撲協会の返事はこうだったようです。

「国技館で行われているために、そう思う方々が多いのではないでしょうか。国技館は、日本相撲協会が相撲を行うために建てた施設で、明治42年の6月に開館されたのですが、完成前までは『常設館』という名称の予定でした。しかし、完成した際に「国技館と命名しよう」という提案があり、それが了承されたため、現在の名称になったんです。そのあたりから、相撲は国技といわれてきたのでしょう」
  → (同)

はい、こういうおおよそのことは知っていました。で、事実はその通りにしても、「……こういう経緯で、相撲は国技と言われてきており、国民のコンセンサスも得られていると思います」と言ってしまうのかと思っていたのですが、そうでないのが、実はびっくりです。

※すでにライブドアニュースは削除されています。ライブドアニュースが参照していたのは、この記事です。
 → R25:「え、相撲って国技じゃないの?~「国技」をめぐる日本と世界の不思議な事情」(掲載日 2007.11.22) ※URL補正(2010/11/17)

もし、相撲協会に背負う気がないなら、わたしも「相撲は国技」っていう認識を捨て、今後はそういう方向で発言していきたいと思っています。ちょっと皮肉な言い方をすれば、島国根性的なナショナリズムの抜けない大相撲の現状を見ていると、むしろ「国技」と呼ぶにぴったりだと思うのですが、もし、相撲協会が引き受ける気がなく、日本の国技を見直すことが可能であるなら、わたしは「柔道」を押したいと思います。理由は、「日本発のスポーツであり、かつ、国際的な競技にまで広がっていること」、「老若男女(ちと「老」は苦しいかも)を問わず、広く愛好者がいること」、また、「国際大会にもそれなりの好成績を残していること」などが上げられます。

剣道や弓道あたりも、日本的な種目で「国技」とも言えると思うのですが、愛好者がひどく国内に限定されている感があります。また、相撲は「男女に等しく愛好者がいる(※「見物」でなく「実技」という点です)」とは言えないし、アマチュアでは国際大会がおこなわれるようになっているようですが、大相撲では外国人差別などが色濃く残っているようで、その点が個人的には嫌なんです。「国技」を決めるにあたって、なにもわざわざ、女性があまりしない種目を採用することもないでしょう。

それに比べたら、柔道は、男女とも愛好者(競技者)がいて、なおかつオリンピックなどの国際大会でも、近年多少ピンチの感がないでもないですが、まだまだ日本が活躍していると思います。

相撲協会に「国技」を背負う気がないようですから、わたしは今日から、「日本の国技は柔道の方がふさわしい」と言うことにしたいと思います(「野球」を推す人がいらっしゃるようですが、まだまだ女性の競技者は少ないし、柔道や相撲をさし置いてわざわざ西洋の球技を採用することはないと思います。強いと思いますけどね、日本の野球)。

参考:
「国技」(Wikipedia)

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