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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

「11・19三冠ヘビー級・小島vs健介」

2005-11-20-Sun
決してプロレスを見るのが目的で上京したわけではありませんが、なんとなくネット見てたら、たまたま一泊する19日に小島vs健介の三冠ヘビー級があるではありませんか。しかも代々木で。なんじゃそりゃ~見たいなと思って、ヤフオクでチケット探してたのですが、なかなかゲットできず、その日、当日券あるかなと思って2時半頃会場の代々木体育館に行ったら、3人ぐらい並んでいて、3時から当日券売るってことでした。ちょっと寒かったけど、いいかなと思って並ぶことにしました。

新日派のわたしは、新日本以外を会場観戦するのはこれがはじめてです。全日本は武藤と小島、川田、淵くらいしか選手知らなくて、そもそもあまりフォローしてないんですね。ただ、健介と小島がメインで三冠戦するのなら、新日本と変わらないだろうと思って、ま、よくもわからず見に行きました。

会場のムードは、ちょっと新日本と違っていました。東西に巨大なスクリーンがおいてあって、最近のいきさつというか、今日のマットに関わるストーリーみたいのを放送していました。小島の健介戦にかける思いとか、健介の意気込みとか、あるいは、武藤とTARUの絡みの経緯などなどです。武藤とTARUのことなど全く知らず、グレート・ルタというムタのパクリがこんなに登場してくるとは知らなかったので、ああいう放送でストーリー教えてくれるといいと思いました。

あと、ムードで言えば名古屋の新日の試合と決定的に違うのは、選手とファンや観客の距離が近いということです。それは、物理的な距離のことではなくて、親近感というか心理的な距離のことです。

最初、エディ・ゲレロの追悼十点鐘で幕を開けました。そんな選手知らんぞ~って思っていたら、どうやら、チャボ・ゲレロの弟で2代目ブラック・タイガーだそうです。今月13日に急死したそうで、全日とどういう関係があるのか詳しく知りませんでしたが、そういう印象的なシーンからのスタートでした。
(→ ブラックアイ2:「エディ・ゲレロ、死去」
その後、TAKAみちのくが、すばらしいマイクパフォーマンスでRODという外国人チームの紹介をします。会場のスクリーンと合わせて、あまりなじみのないファンにも選手や、全体の構成などがわかりいい取り組みと思いました。これも新日にはないかな。少なくとも名古屋では。

試合はとんとん進み、印象的な4試合を書いておきましょう。

☆曙vsバーナード
巨漢同士の試合。曙バテバテ。バーナードに助けられて勝利。バーナードは曙よりも化け物です。でかくて強そう。曙の勝利に、全日ファンは大喜び。わたしも一応喜びました。

☆ジャマール&ディーロウvsババレイ&ディーボン
全日のナンバー1外国人チームRODのエースジャマールとそのパートナーディーロウと、WWEでロードウォリアーズの再来とも言われるチーム3Dのババレイとディーボンの対決。スピーディでおもしろい試合展開でした。3Dはリング上に長机をあげ、そこコーナーからパワーボムを決めるという危険な技を、一つの看板にしておるようなのですが(推測)、ちょっと昨日、それをいろいろな絡みから失敗しまして、もちろん、最後3Dがそれをディーロウに決めて勝ったのですが、長机の表面から垂直に背中があたって、机が壊れる形で決まるのがおそらく本来のすがたなのに、どういうわけか、パワーボムを食らった時のディーロウの後頭部が、長机の表面の縁に、斜めから激突する形になり、机も壊れずにリング上でバウンドするという展開で、関係者の表情がこわばりました。セコンドにいたTAKAみちのくも、冒頭のマイクパフォーマンスの時のクールさは全くなく、余裕が感じられませんでした。ちょっと殺伐とした終わり方。ディーロウは、かなりリング上でダウンしていたあと、ジャマールたちにかかえられるようにして控え室に。大事ないといいのですが。心配です。

☆グレート・ムタvsグレート・ルタ


セミファイナルです。ムタを会場で見るのは初めてでしたので、よかった。さらに。グレート・ルタという、へたくそな、ムタのコピーレスラーが出てきて、プロレスはともかく、出で立ちや毒霧までそっくりでしたので、おもしろかったです。ルタの正体はTARUという、どこかのインディの団体の選手ですが、試合途中から、関係の選手やバーナードが乱入、ムタをいたぶったあと、ロープで証明の支柱に首を縛り付けるというような暴挙に。さんざんいたぶったあげく、ムタを寝袋のようなものに閉じこめてしまおうという、まさにその瞬間、場内の照明が消えたかと思うと、場内がどよめき、次の瞬間、通路を移動する山のようなレスラー。そして照明がついたときには、リング上に痛めつけられたムタの姿はなく、立っていたのはすっぽりと頭巾をかぶった、巨漢レスラー、グレート・ボノ。頭巾をとると、顔面黄色のペイントをした、曙でありました。ボノの助太刀をえたムタが復活。ルタを倒して、会場は大拍手~。なんか、臭いと言えば臭い演出なのですが、そういう演出というか、予定調和を素直に喜ぶ全日ファンが、新日派のわたしには、むしろ新鮮でありました。こういう試合をやってもいいかもと思いましたよ。

☆三冠ヘビー級選手権
☆チャンピオン小島聡vs佐々木健介(挑戦者)

メインです。三冠にPWFが入っているので、認定者としてハンセンがコールされたときは、会場はすごいことになってまいた。わたしも、もう、なんか舞い上がりました。まさか、ハンセンが見られるとは思わなかった~。よかったよ~。ハンセンは表彰もしました。小島とも健介とも握手してました。いいぞ~。


さて、試合ですが、そもそもタイトル移動はないと思っていました。となれば、「健介が攻勢をしかけ、小島がしのいで、苦しんで苦しみぬいての防衛」というシナリオですよね。それしかないと思いました。そのとおりでありました。そして、おそらく全日ファンはその結末に大満足であり、そこまで試合を持っていった両選手を、正直にたたえていたと思います。いい試合でした。

健介の攻撃は徹底していました。これは、ひょっとしたらいける(ベルト奪取)かもしれないと思いました。しかし、小島は粘り強かった。小島の成長ということでありましょう。7:3で健介が押していました。健介と小島って似ていると思います。激しいものをもっているし、それを直に表に出してそれでお客を引きつけることができる。二人のプロレスは、その心の中の熱い思いを、身体に一杯で表現し、そのまま相手にぶつかっていくことで、さらにそれを伝えていく。よく似てると思います。

そして、二人とも、求道者のような一途さというか、若々しいまっすぐさを持っています。それを全面に出して戦う限り、それは、新日本で健介がいつもやってきたプロレスなんですが、必ずいい試合になるのです。健介は天山とも、そういう死闘を繰り返してきたのです。

わたしは、そもそも新日派ですので、ガンガンに健介コールをしました。健介が押し気味だっただけに、なんとなく回りの全日ファンが冷たい視線を私におくっているように感じました。わかっているのですよ。みなさんが、小島を愛しているって。ですが、新日派のわたしからみれば、武藤だって、小島だって、健介だって、みんな新日の選手なんです。以前から応援してきた新日の選手なんですよ。

小島だって好きな選手だったんです。テンコジと言って人気タッグでしたからね~。そんな小島と健介がやるんです。小島のホームグラウンドで、健介がやる。健介を応援しましたよ。試合は7:3くらいで健介が押してたけど、声援は9:1くらいで小島だったじゃないですか。わたしは健介を、強く応援し、手をゆるめることなく攻めるようにヤジっていまいした。それこそが、試合をおもしろくすると信じていたからです。

いい試合でした。試合後、おそらく観劇して小島は泣いていたのだと思われますが、それが、とても爽やかで、感動的でさえありました。わたしも、ちょっとうるっとしました。健介はこういういい試合を組みたてることのできる、すばらしいレスラーなんです。徹底的にせめて、小島が立ち上がれなければ、小島はベルトを失うんです。健介はそういう、先輩でもあるのです。そして、健介越えを話して、小島はないていたのですね。こういうエンディングはちょっと新日では記憶にありません。

いくつか画像をとってきたので、うまく撮れてたらアップしたいと思います。今日は、帰ってきて急いで書いてます。とりあえず、20日のうちにアップしておきたいと思いまして。

健介vs小島は本当におもしろく熱い試合でした。(※小島の防衛です)

・「プロレス玩具箱」の小島vs健介戦観戦記事(写真など多数)。

・同じくランキングオンラインに参加しているえごいすとさんの観戦記事です。

ニッカンスポーツの試合詳報

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12・12新日本プロレス名古屋決戦

2004-12-12-Sun
12.12 新日本プロレス名古屋決戦を愛知県体育館に見に行ってきました。

プロレス観戦は、今夏のG1クライマックス(名古屋)に続き二度目です。あのときは、前日に高山が大阪で倒れ、入院中でした。

041212_1604~001.jpg


↑ケータイからとった画像。厳密に言うと、肖像権の侵害かも知れないし、あるいは著作権の侵害かも。ま、誰かわかりませんし、ま、大目にみてもらえるでしょう。

今日は、メインが「健介VS天山」のIWGPヘビー級選手権、セミが「ヒートVS井上」のIWGPジュニア選手権。それ以外にも、長州、天龍、鈴木ミノル、金本浩二と、「過激なプロレス」ができそうな、わたしのお気に入りの選手が多数出場。G1クライマックスの時よりも、わたしは楽しめました。ライガーや邪外が出たし。

全試合書いてもいいのですが、べたべた書くよりも、記憶に残っているところだけ、書きましょう。

まず、矢野通。長尾っていう、若手の長身選手と対戦。まるで、「上田馬之介対ジャイアント馬場」を見ているよな気持ちになった。矢野が、往年の上田を彷彿とさせるコスチュームになったのは今年のことだと思うのだけれど、わたしは、これをすごく評価している。アマレスの基本的な技術はあったが、真正直で、なんかいつも正面からあたって、どんくさく砕かれていた印象のある矢野が、よくぞ踏ん切りをつけ、ヒールに徹したものだと。これぞ、プロだ。

番傘と下駄、一升瓶(とっくり?)、天狗の面などの小道具を揃え、中でも「酒」を霧のように吹き、相手レスラーに無理矢理飲ませるという、いかにもプロレス的な反則。それに対して、恵まれた体躯ながらまだまだぶきっちょな面がめだつ悩める大器長尾。キャリアも思い切りも、矢野が数段上という感じ。不器用に大技を繰り出そうとして、あざとい矢野の反則に崩れる……その姿から若き日の「上田対馬場」を連想したのは、たぶん、わたしだけではあるまい。


次に長州力。誰がなんと言おうと、長州が好き。カリスマがあるし。今日は、リングアナのコールの前に真壁がふっかけたので、お得意の片手を突き上げてコールに応える姿が見られない。そのせいで、わたしの周辺の客は、いっぺんに真壁を敵視(笑)。「なんだぁ~まかべ~」ってなもんで、みんなで長州の応援。真壁も結構かってるんだけど、なんというかな、もう少し空気読めよ~。自分のことだけ考えてるんじゃないよ~。すぐおわっちゃったじゃないか~。

中西は今日はがんばってたね。個人的なは、矢野のようなイメージチェンジが必要だと思うけど。今の野人キャラ、しかも、頭の悪い野人キャラはおもしろくない。ブロディのようなインテリジェントモンスター路線は無理だし、なにかこう、中西のパワーが生きるキャラに変えないと、今のままではなと思う。今日も、鈴木ミノルに挑発され、愚弄され終わったって感じ。中西とくんだライガーもどうかと思った。ヒートもそうなんだけど、アニメとかゲームの世界では、やはり正義のヒーローってはずが、リングでは、CTUっていう軍団で。どっちかっていうと敵役って感じ。そうなってくるとあの入場曲もかなり陳腐だし。お子様向けキャラのはずがCTUって、もうキャラにアイデンティティがないんだよなぁ。

セミファイナルは、IWGPジュニア王者ヒートに、井上亘がベルト初挑戦。会場のあちこちから「わたる~がんばって~気をつけて~だめ~ダメ~」ってな、黄色い声援が飛び交う。まるで、ジャニーズかなんかのコンサートののりなのかな。人気レスラーだなって、しみじみとわかる。キャリアでも、返し技でも、ヒートが一枚も二枚も上。いいところまでいったが攻めきれず、結局、ヒートの前に力尽きる。もっと井上が攻めて、ヒートが受けてって展開かほしかった。井上よ、遠慮するな。

メインは「健介VS天山」のIWGPヘビー級選手権。開始ゴングの直前、放送席の逆サイド、プレス席に、全日本に行っている小島が来場。この時点で、今日の政権交代の予感。ここで天山へ王座が移動し、小島が挑戦って展開がシナリオとして浮かぶのは自然なこと。しかし……。

展開だけれど、力は互角。ただ、夏の大会でも感じたことだがインサイドワークで健介の方が上。わたしとしては天山も決して嫌いじゃないが、この二人が闘うなら、かなり健介派。がっぷり四つのいい試合。お互いに攻防を繰り返す大熱戦に。この二人は意外に粘り強く、またプロレスの見せ場と対応のしかたを心得ているからおもしろい。で、劣等生天山がまた感動的な試合をするから好き。

結果は天山の勝ち。その意味では最初の目論見通りなのだけれど、どういうわけか、小島は試合終了を見届けて、無言のまま立ち去ってしまう。プロレスラーなら、このあたりでマイクパフォーマンスを見せて欲しいんだけど、そういう意味ではなんのためにやってきたんだか全く意味不明。


それと、永田はもういい……。

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