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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

「献血」って南の犬の血?/漢字の話

2007-05-22-Tue
先日、ある人が「プラスチックから血液を作ることがにできるようになったらしい」というような話をしていて、わたしは、そういうこともあるかもしれないが、そんなニュースは記憶がないなぁと思って検索してみた(→人工血液)。

英シェフィールドSheffield大学の研究グループが、プラスチック分子から人工血液を作り出したとBBCニュースが報じた。
  Yahoo!ヘルスケア:「プラスチックから人工血液を製造」を読む


「冷却の必要もなく、長時間保存に耐える」というのがメリットのようだ。それに血液型とかいろんな感染症などのリスクもないのだろう。だからといって、これで献血が必要がなくなるというのは、まだまだずいぶん先のことのようにも思われる。

知人との話はおぼつかない人工血液の話から、医療用血液の不足、血液による感染、献血がいらなくなるかというようなことに及んだ(※突然だけど、献血の日ってのがあって、8月21日)。

そして、わたしはこんな話をしている最中に、頭によぎったちょっとした疑問を口ずさんでしまう。

あれ、献血の「献」っておかしな字だよね

もう、知人との話はうわの空で、どうして「南」の「犬」と書いて「献血」や「献立」、「献上」「献体」「貢献」「献身的」の「献」なのかが気になって仕方がない。

というわけで、また検索。そのものズバリいいサイトがありました。
 → 大修館書店:「漢字Q&A」<その7>

このうちの「Q0316 「献血」の「献」は、「南」と「犬」とでどうして「ささげる」という意味になるのですか?」という質問がまさにそれです。詳しくはそっちを読んでもらうのがいいわけですが、要するに、

・「献」の字は新字体で、旧字体は「獻」と書いた。



・左半分は「容器の一種」を表していて(「こしき」「かなえ」などと呼ぶ)、「容器」と「犬」とが組み合わさってるできた字。
・一説に犬の肉を容器に盛って、神様にお供えするところから「ささげる」という意味になった。
・別の一説に、神様に供えものをする際、けがれをはらうためにまず容器に犬の血を塗った。

そういうところにあるようです(便宜的に引用タグを使っていますが要約です)。

もともとは、実際にお供えものをするのに犬なり、犬の血なりが使われていたということですね。ちなみに「器」という字の真ん中の「大」も、もともとは「犬」で、同じような事情を背景にしているようです(→藤和不動産:「漢字に見る人とすまい」

じゃ、どうして新字体になるときに「南犬」が採用されたのか? ということですが、ちょっとそれは今のわたしにはわかりません。また、わかったら追記します。新字体がどうしてできたのか? についてはここがわかりやすいです。
 → 小説新潮:漢字こぼれ話:「新字体はどうしてできたか?」



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