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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

中国も格差社会なんですね~反日デモとロスジェネ

2010-10-20-Wed
書架の「ロスジェネ」って薄っぺらな冊子を手に取った。発行は2008年6月、新左翼マガジンなどと書いてある。



見出しは「秋葉原無差別テロ事件 『敵』は誰だったのか?」と、赤い字で書いてある。

2008年の6月8日、加藤智大が秋葉原であの事件を起こす直前に、ネットの掲示板に彼が投稿していた全文が掲載されているということに興味をもって買い求めたものだった。当時の感想は、短すぎて文章になってないじゃん…ってなものでしかなかった。劣等感というか、コンプレックスと焦りみたいのは感じたのだけれど、文章というよりは、つぶやきの羅列みたいな、短く、表層的な言葉のような気がして、わたしのような長文書きには、正直なところ、ここから何かを読み取るのは、ちと難しかった。事件が起きた後から、いろいろ結びつけるようなことは、それなりにできるのかもしれないけれど。

いかなる事情があろうとも、無差別テロ、無差別殺人は容認できないということに変わりがないが、この事件をめぐって。派遣社員や非正規雇用、そしてニートなどの存在がいっそうクローズアップされた。不況下の格差社会が生んだひずみに生きる現代の若者たちは、ロスとジェネレーションであり、本人の責任というよりも、時代的、構造的な原因によるところが大きい。そういう意味では社会全体に責任があるという一つの指摘は、おそらく正しいと思う。しかし、だからといって、誰かが救いの手を差し伸べてくれるかというと、どうも、そういうことにもなっていないようである。

だからと言って、無差別殺人、無差別テロは絶対によくない。

今頃になって、なぜ、こんなことを書き出したかというと、中国である。一見尖閣列島の問題で反日デモをしているようだが、その実、都市部と地方との格差からくる、民衆特に若者の抗議の表明であるという解釈もなされているようだ。

破壊を伴うデモを賞賛してよいものかどうか迷うところもあるが、どうだろう、鬱々とするあまり無差別テロとして暴走するよりは、何倍も健全であり、何倍も強力であり、何倍も素敵だなという見方も成り立つような気もするのだが。

日本の若者は、デモはしないのだろうか……。


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