FC2ブログ

David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

映画:「ナルニア国物語~カスピアン王子の角笛」~劇場で

2008-05-23-Fri
久しぶりに映画館に行き(GW以来です)、ナルニア2を見てきました。



おもしろいです。個人的には、第1章よりもおもしろいです。2時間半くらいの長めの作品ですが、展開が早く時間を忘れます。若者のラブストーリーにもできそうなところを、ルーシーやネズミの兵士にスポットをあてて子どもの視点を多くしてあって、子どもも一緒に楽しめる作品になっているというか、第1章よりもファミリー向けになっているかもしれないと思ったくらいです。思い出すのが、「ロード・オブ・ザ・リング」の第2作をスクリーンで見たときに、ほぼ全編にわたる重苦しさです。カスピアン王子のストーリーも、撮りようによってはそういう深刻な状況になるのでしょうけれど、暗さや、恐ろしさが緩和されて、まさにファンタジックな作りになっています。あるいは、人によってここが評価の分かれるところになっていくかもしれません。

第1章を見てないけれど……」という人には、誰かが友だちとかといっしょにいくなら、見てなくて行っても楽しめると思います。もちろん、第1章を見ないあなたを連れていった友だちの方が、3倍くらい楽しめると思いますけれども。ただ、ストーリーが全くわからないかというとそんなことはないので、この話はこの話で充分に楽しめます。

たとえば、ルーシー(二女)が崖の上に立って、アスランが見えたと言っても誰も信じてくれない時に「前にわたしを信じなかった時は後悔したでしょ」みたいなことを言うのですが、これは第1章の冒頭でタンスの奥の世界のことを兄弟たちの誰からも信用してもらえなかったことを踏まえているます。第1章を見ていないとそのことが気づかないわけですが、別に、それに気づかなくてもストーリのおもしろさに全く関係はありません。

また、冬の女王の件も、第1章でエドワード(次男)が冬の女王とどういう関係にあったかを知っていた方がおもしろい場面も登場します。しかし、それを知らなくても、物語には影響ありません。そうですね、大相撲でも、プロ野球でも、たとえばライバル対決とか、過去の対戦とか知っていた方が楽しめるのですが、それと、その対戦そのもののおもしろさとは、別と言えば別なのです。


→ 公式ページ

気になるのはエンディング。4人が現実の世界に戻るときに、アスランと交わす言葉です。不安と期待が広がりますね。



にほんブログ村 映画ブログへ
スポンサーサイト



DVD:「ゲド~戦いのはじまり~」~DVDで

2006-12-05-Tue
「エラゴン」の予習を兼ねてドラゴンが出てくる映画をいくつか見ておこうと思って、そういえばアニメ「ゲド戦記」にも出てから、こっちにも出てるからと思って、実写版の「ゲド~戦いのはじまり~」ってのを借りてきました。アメリカのテレビシリーズです(→Wikipedia:「ゲド戦記」
ゲド~戦いのはじまり~
ゲド~戦いのはじまり~
posted with amazlet on 06.12.05
日活 (2006/08/04)
売り上げランキング: 29438
おすすめ度の平均: 2.5
4 隠された名前を知れば、相手を支配することができる
3 まあまあって所かな
3 原作ファンは怒るかもしれないけど…。

Amazonのレビューとか読むと、原作者が激怒して「こんなの認めない」って言ってるようですが、申し訳ない、わたしは原作読んでないんではっきりとしたことはわからないのですけれど、そのお怒りを承知で、アニメ版(宮崎)と実写版(リーバーマン)とではどっちがまし? って聞いてみたいです。Amazonのレビューによると、テーマ性ならアニメ版、ストーリーなら実写版という感じらしいです。
ゲド戦記 2007年 カレンダー
 → 映画:「ゲド戦記」~コロナで

内容としては、アニメ版「ゲド戦記」が第3巻を中心にしていて、こちらの実写版は1~2巻を中心にしていまして、物語の時間で読むと、実写版(「ゲド~戦いのはじまり~」)を先に見た方がいいのです。鍛冶屋の息子ゲドが、見いだされ、一人前の魔術師に育ち、世の中に平和をもたらすまでの過程が描かれます。風吹ジュンが声をやったテナーが少女で、とってもかわいいし、ちょっとハリー・ポッターと似たような魔法学校の場面が出てきます。

わたしは、実写版でいいかなぁ(笑)。ストーリーがわかりやすい。若かった頃の高木美保に似たテナー役のクリスティン・クルックがカワイイし~。CGもそこそこよくできてると思いました。ファンタジーらしさも出ています。

お目当てのドラゴン(竜)もよくできていました。黒くて大きくて、顔はちょっとトカゲというよりはワニ(クロコダイル)を思わせます。人語を解し、博識で、邪悪でした。ただ、邪悪だからといって不誠実ということはありませんでした。「ドラゴンハート」「ドラゴン&ウォリアー」と出てくるドラゴンの中では、もっとも邪悪で恐ろしい印象の龍ですね(もっとも主役ではありません。脇役もいいとこ)。
 → 映画:「ドラゴンハート」~DVDで
 → DVD:「ドラゴン&ウォリアー」~DVDで

気になったのは、2つ。一つはなんで通称(ゲド)と真の名前(ハイタカ)を入れ替える必要があったのかってことですね。たぶん、原作者はここをとっても怒ってるんだろうと思います。意図がわからない。もう一つは、あのペンダントトップみたいなやつを「腕輪」としてるところです。あれが腕輪ってどういうことなのかなって。原作は「腕環」らしいんで、正確に言うと「腕環」をあんな形にしているのが謎です。これが腕環ってどうやってはめるの?って。

にほんブログ村 映画ブログへ

映画:「ドラゴンハート」~DVDで

2006-11-30-Thu
ドラゴンライダー三部作の第1部「エラゴン」が来月公開される(公式ページでは、ブログパーツなども公開されている。わたしのブログでも、さっそく設置して数日で100クリック達成し卵が孵った)。また、第2部「エルデスト~宿命の赤き翼」の書籍(小説)も発売をみて、人気のようだ。
ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼(上)
クリストファー・パオリーニ 大島 双恵
ソニーマガジンズ
売り上げランキング: 2149
おすすめ度の平均: 5.0
5 読み応えがある。下巻に期待している。
5 とにかく読ませます
5 エルデストとは誰の事か

「エラゴン」をみる前に予習を兼ねて行きつけのレンタル店で「ドラゴンものを借りてきた。こうして、ドラゴンを巡る背景というか、文化に触れておくほうが、おそらく「エラゴン」も楽しめるに違いない。比較してもいいし。

で、「ドラゴンハート」である。

ドラゴンハート
ドラゴンハート
posted with amazlet on 06.11.30
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2005/12/23)
売り上げランキング: 2837
おすすめ度の平均: 4.5
4 なかなか
5 時間が経とうと熱さは衰えない。
4 好き

広い意味ではファンタジーで、子どもむけというよりは大人のファンタジーだ。こういうことを書くと、いつも「大人の」といっても、いわゆる「アダルト」「成人向き」「18禁」という意味ではないと注釈をつけたくなるのは、わたしの品性の下劣さからだろう。

ファンタジーの世界がCGでどんなに魅力的な映像となるかは、「ロード・オブ・ザ・リング」「ナルニア国物語」などで充分に立証され、その世界観も決して単なる子ども向けのものでないこともわかっているが、「ドラゴンハート」はちょっと違う。

ドラゴンスレイヤー(龍退治)を職業とするボーエンと、そのボーエンのすさまじい狩りのために、ついに地上最後の竜となってしまったドレイゴ。この二人(一人と一頭)は、なんと協力して一儲けしようとたくらみます。ドレイゴが村を襲い、ボーエンが村に出向き「龍退治をしよう」と働きかけ一芝居打つ。いかにもボーエンが竜を倒したように見せかけて村人から報酬を得ようと言うのです。そういう、詐欺師が主人公なんです。こういうおもしろさが、ちょっと大人の感覚かなって思うんですね。

ボーエンが龍退治を始めた重大なきっかけは冒頭に示され、ドレイゴとの関係なども非常におもしろい。もちろん「ドラゴンハート」の真意が、そんなイカサマ根性を指すのでないこともわかります。「竜の心臓を巡る竜の魂を持つ者の物語」だと思います。

「エラゴン」は読んでないのでわかりませんけれど、ドラゴンが単なる悪役ではなく、むしろ聖獣というか、人語を解し、思想も心も持つものであることがよくわかります。

にほんブログ村 映画ブログへ

「ベルセルク」31巻

2006-10-05-Thu
ベルセルク」の31巻を買った。隔週刊の青年向きマンガ誌(こなれない言い方)「ヤングアニマル」に連載中の作品。作者は三浦健太郎。隔週刊だから2週間に一度は載ってるはずなんだけど、ときどきというか、しょっちゅう休載する。わたしの家族の中のマンガ好きは「この絵で月2はきついでしょう」と、まったくもって通ぶったことを言うが、それが当たっているので不思議だ(笑)。なにしろ「ベルセルク」の魅力の一つは、この細密画のような、銅版画のような、線描画というのか、細かな線で描写されるところにもあるのだから。
ベルセルク 31 (31)
ベルセルク 31 (31)
posted with amazlet on 06.10.05
三浦 建太郎
白泉社

31巻のそれも後半になって、新たなる展開が生まれてきた。やや冗長に感じられていた、ガッツ(ベルセルクの主人公。ひどいネーミング(笑))たちの、グリフィスを求める冒険旅行に、おおきな転換が生まれてきたのだ。

それは、新たなる強敵の登場である。つまり、「敵の敵は味方」という構図が、宿敵を組ませるという形で展開することになりそうだということである。これはわくわくする展開である。凶暴で、おそろしく強いゾットとの共闘が果たしてほんとうに実現するのか? そういう期待をうかがわせて31巻は終わる(あ、書いちゃった(笑))。

思うに「新魔王を追い求める狂戦士」というのが、おそらくこの物語の安定的世界だろうと思っている。狂戦士は安らぐことなく、永遠に魔王を追い求める。新魔王は不適に君臨し、野望の達成をめざす。二人の直接対決など永遠にない。新魔王は新魔王であり続け、狂戦士は狂戦士であり続ける。それが狂戦士の物語であり、作者が一番書きたいところだろうと、わたしは思っていた。それは壮絶なマンネリだ。だが、ゴルゴ13はいつまでたっても退職しないし、のび太はいつまでたってもドラえもん頼みなのだ。

そうは言うものの「ベルセルク」がきちんと「ベルセルク・ビギンズ」から書き始められ、明確な一人の敵がいて、それを求めるのが旅の目的である以上は、どういう形でか二人の対決は避けては通れない。結末が見たいのだ。そして、ぼちぼち読者も待ちきれなくなっているのではないだろうか。わたしも、もう数年間ガッツの苦しみにつき合っている。

「ビギンズ」に相当する黄金時代は単行本14巻まで。現在が31巻。3部構成ならば、量的にもぼちぼち結末シリーズへと向かっていてもいいのだけど。

ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 聖魔戦記の章 通常版
サミー (2004/10/07)
売り上げランキング: 588
おすすめ度の平均: 3.82
5 EASYで1回クリアしたところ
4 前作同様かなりいい出来なんですが・・
5 ぐーっど!!


→ wikipedia「ベルセルク」

<ひとりごと>ハリウッドで映画化してほしいです。</ひとりごと>

ブログランキング・にほんブログ村へ
HOME NEXT