David the smart ass心のダイエット!~時には辛口メッセージを~ |
Title List
- 04/20 映画:「バタフライ・エフェクト」~DVDで - シアター
全記事一覧 |
映画:「バタフライ・エフェクト」~DVDで
2007-04-20-Fri
ブログの巡回先でけっこう評判いいので、期待して見ました。見てからの評価はいいと思いました。Amazonのレビューの評価どおりの好評価です。ただ、見る前はタイトル自体が何をいってるのかさっぱりわからなかったのと、ジャケット(パッケージ)のデザインがどうも今一つで、正直レンタル棚に手が伸びませんでした。
僕が彼なら
エンディングのせつなさがとにかく尾を引きますね・・・思いっきりはまりました!!
観て損はなし!
タイトルの「バタフライ・エフェクト」ですが、これは「バタフライ効果」という言葉の方が知られているようです(わたしは知りませんでしたけど)。詳しいわけではなくて、ネットなどで検索して得た知識では、どうもカオス理論の一つの例らしく、要するに「初期条件はささいな差でも時間の流れとともに大きな差となっていき、結果的にはかなりの違いが生じる」というようなことを意味する言葉のようです(→Wikipedia)。ああ、つまり「風が吹けば桶屋が儲かる」ってことねと、そんな話を連想するのですが、「風が吹けば……」ほどご都合主義ではなくても、バタフライ効果の方はもうちょっと因果関係が濃いものの結びつきをいっているのでしょう。もちろん、偶然の要素も大きいのですが。
さて、作品の方ですが、この文字通り「バタフライ効果」がテーマですので、「あるものをほんの少し変えるとその未来は大きく変わる」ということを作品化しています。あんまりネタバラシをしないというのが、うちのブログのやり方なんですが、主人公とその3人の仲間、そしてその親たちを使って、まさしくバタフライ効果を映像化するというのがこの作品です。この事件がこういうふうに展開してたら主人公や彼らの将来はこうだったってのが、いくパターンか紹介されるのです。
そしておもしろいのは、主人公がこういうことがあるんだということを発見していく過程が描かれていることですね。ま、具体的には書きませんけど。われわれは緻密に計算された伏線を、いちいち納得する形で見ていくことになります。それがまたたまらない~。その点は先日見た「デジャヴ」などよりも何倍も細部まで練られているような気がします(「デジャヴ」がおもしろくないというのではなくて、好みの問題もあります。細部など気にせず、ざっくりと味わう、「デジャヴ」の方がおもしろいという人がいてもなんら不思議はありません)。
→「デジャヴ」の時間的な矛盾を指摘したコブタさんの記事(ネタバレあり)。
あと、類似ジャンルに入れていいと思われる最近の作品としては、「ジャケット」もあげられるでしょう。正直ちょっと「ジャケット」には入り込めませんでしたけど……(→感想記事)。
とても哀しい物語ですが
湾岸戦争の負傷兵士の描く、悲しく美しい幻想世界
深い
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション
posted with amazlet on 07.04.20
ジェネオン エンタテインメント (2005/10/21)
売り上げランキング: 1421
売り上げランキング: 1421
おすすめ度の平均: 




タイトルの「バタフライ・エフェクト」ですが、これは「バタフライ効果」という言葉の方が知られているようです(わたしは知りませんでしたけど)。詳しいわけではなくて、ネットなどで検索して得た知識では、どうもカオス理論の一つの例らしく、要するに「初期条件はささいな差でも時間の流れとともに大きな差となっていき、結果的にはかなりの違いが生じる」というようなことを意味する言葉のようです(→Wikipedia)。ああ、つまり「風が吹けば桶屋が儲かる」ってことねと、そんな話を連想するのですが、「風が吹けば……」ほどご都合主義ではなくても、バタフライ効果の方はもうちょっと因果関係が濃いものの結びつきをいっているのでしょう。もちろん、偶然の要素も大きいのですが。
さて、作品の方ですが、この文字通り「バタフライ効果」がテーマですので、「あるものをほんの少し変えるとその未来は大きく変わる」ということを作品化しています。あんまりネタバラシをしないというのが、うちのブログのやり方なんですが、主人公とその3人の仲間、そしてその親たちを使って、まさしくバタフライ効果を映像化するというのがこの作品です。この事件がこういうふうに展開してたら主人公や彼らの将来はこうだったってのが、いくパターンか紹介されるのです。
そしておもしろいのは、主人公がこういうことがあるんだということを発見していく過程が描かれていることですね。ま、具体的には書きませんけど。われわれは緻密に計算された伏線を、いちいち納得する形で見ていくことになります。それがまたたまらない~。その点は先日見た「デジャヴ」などよりも何倍も細部まで練られているような気がします(「デジャヴ」がおもしろくないというのではなくて、好みの問題もあります。細部など気にせず、ざっくりと味わう、「デジャヴ」の方がおもしろいという人がいてもなんら不思議はありません)。
→「デジャヴ」の時間的な矛盾を指摘したコブタさんの記事(ネタバレあり)。
あと、類似ジャンルに入れていいと思われる最近の作品としては、「ジャケット」もあげられるでしょう。正直ちょっと「ジャケット」には入り込めませんでしたけど……(→感想記事)。
松竹 (2006/10/28)
売り上げランキング: 30210
売り上げランキング: 30210
おすすめ度の平均: 





スポンサーサイト