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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

映画:「ボーダーライン」~DVDで

2005-08-16-Tue
「ボーダーライン」というのは、精神医学的な専門用語らしいのですが、わたし自身よくわかりません。

「健康」と精神病の境界の状態かと思ったりもしたし、ネットで調べると「神経症と統合失調症の境界」という意味で使われることもあるようです。また、「境界性人格障害(Borderline Personality Disorder)」(境界型人格障害)という言い方もあって、最近ではこれが市民権を得つつあるのかなという感じです。

そんな精神医学関連用語をタイトルにしたこの「ボーダーライン」ですが、犯罪者や容疑者、受刑者の精神医学面を担当する刑務所勤務の精神科の女医を「バウンド」のジーナ・ガーションが主役を演じています。

ボーダーライン

サスペンスとしてはありがちな展開なのですが、原作はきっとおもしろいだろうと想像します。

刑務所勤務の精神科医ライラ(ジーナ・ガーション)は有能ながら、子ども(娘二人)の養育権を法廷で夫と争う立場です。その裁判で夫に敗れ、子どもが夫と婚約者の元に連れ去られた夜に事件は起きます。その夫と婚約者が殺害され、娘二人は不思議なことに安全に助け出されるわけです。

このタイミング、この不自然はないと、容疑は次第に主人公ライラにかけられていくわけですが、事件の捜査にあたる恋人の刑事、ライラの過去などをからめながら、ライラが身の潔白を証明しようとするのだが……という展開なのです。

これ、ライラの側から作ってしまったところに、構成をひとつおもしろくなくさせていると思います。「ライラが身の潔白を示そうとする」と説明してしまっては、この話の最大のおもしろさがなくなってしまうと思うのです。

むしろ、ライラに惹かれる刑事の立場でこの話を組み立てるとき、ありがちなのには違いないのですが、愛する女がやはり真犯人なのではないかという疑いと自らの愛と葛藤みたいのも描けるのではないかと思うのですね。実際、ほんとうはどうなの? ひょっとしたらライラが犯人なのでは? という疑惑も、ジーナ・ガーションは悪女の役もできそうなだけに、十分演じられると思うのですけどね。そういう意味で作りにちと不満です。

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