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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

映画:「フェイス/オフ」~DVDで

2006-09-02-Sat
今さら記事にすることもないかも知れません。ある程度評価を得ている作品だと思います。地上派の洋画劇場でも放送されてますし。

簡単にストーリーを紹介すると、ニコラス・ケイジ扮するトロイは冷酷で極悪非道なテロリスト。トロイに目の前で息子を殺され、まさに人生のすべてを賭けて復讐に燃えるFBI捜査官アーチャー(トラボルタ)。多くの部下を犠牲にしながらも、アーチャーの作戦は成功し、瀕死のトロイを逮捕するのですが、トロイの一味によって大量殺戮の可能性のある悪質な時限爆弾がしかけられていて、その日まで時間がないことが判明します。生死の境をさまよっているトロイからは情報が得られず、尋問をしてもダメ。このままでは、最悪の悲劇になってしまいます。
フェイス/オフ 特別版
フェイス/オフ 特別版
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ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2006/01/25)
売り上げランキング: 1,293
おすすめ度の平均: 4
2 普通に面白い。
5 最高の一言
5 ダイハードを凌ぐ!?最高の娯楽映画!!

そこで考案されたのが、恐ろしく、そして奇妙な極秘作戦です。究極に進歩した医学のなせるわざなのですが、トロイとアーチャーの顔を互いに切り取って貼りかえて、トロイになりすましたアーチャーが牢獄に潜入、仲間と接触し自然な会話の中で爆弾の設置されている場所を聞き出そうと言うのです。これが表題の「FACE/OFF」に通じてくるわけですね。憎んでも憎みきれない息子の敵の顔になるということで、アーチャーは当初受け入れませんが、いよいよ時期が迫ってくるとほかに手段はなく、意に反してアーチャーはその作戦に乗り、牢獄に潜入します。ところが、事態はとんでもないことに……。

カッコイイ、チョイ悪女ジーナ・ガーションが出てきます。後半の銃撃戦でもがんばってるし、クライマックスでも、ベラ(妖怪人間ベムの)を思わせる目と唇で、相手を睨み倒しています。ま、なんども書きますが、ジーナ・ガーションは「バウンド」で!
バウンド
バウンド
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ジェネオン エンタテインメント (2002/03/22)
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おすすめ度の平均: 4.6
5 クールな女性バンザイ!
5 女が主人公だからと言って見くびるなかれ
5 細かいところまで良くできてます!

パッケージの向かって左がジーナ・ガーションです。あの「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟初監督作品です。見ろ!

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映画:「インサイダー」~DVD

2006-01-03-Tue
内部告発が騒がれたのはもう数年前のことでしょうか。いろいろありましたが、衝撃か大きく、記憶に残っているのは、例の牛肉偽装事件の冷凍倉庫会社の社長でしょうか。確か、BSEに関して政府が補償してくれるとなったら、輸入牛肉でもないのに輸入牛肉に詰め替えて補償の対象にしようとした、その詰め替えに使われた冷凍倉庫の社長が告発したのですね。ところが、その社長、正義の人であるはずなのに業界からは「信用がおけない」ということでしょうか、干されて、その後も苦労が続いているようです。

そのほかにも、原発のトラブル隠しなど偽装と内部告発の問題は続き、最近の殺人マンションについても、eホームズへの匿名の告発が発覚のきっかけだったと言われています。

このような、内部告発については、社会正義の観点から広く社会全体に有益かつ重要な性質を持ちながら、それが真実であればあるほど、関係組織については深刻であり、損害も大きいことが少なくありません。結果、組織からはその告発に関して、当然圧力がかかることになります。

eホームズが偽装問題を公開しようとした時には、公開の先延ばし工作や恫喝が行われたと藤田社長が語っているし、姉歯元設計士も「命の危険がある」と姿を隠していたと言われています。

さて、この「インサイダー」は内部告発の話です。実話が元になっています。主人公は、アメリカで莫大な利益を産んでいるタバコ関連企業の重要秘密を知りながら、営業方針から解雇になった重役(ラッセル・クロウ)と、その解雇の背景に大きな社会的な問題点を見るジャーナリスト(アル・パチーノ)です。

ラッセル・クロウは、タバコ産業の持つ闇の部分を指摘、広く社会に公表したいと考えながらも、会社との守秘義務契約(=秘密を守らねばならないという契約)との間で悩みます。契約を守ることもまた正義なのですから。

しかしながら、会社側は秘密漏洩が心配で、ラッセル・クロウを金やその他の手段で脅すわけです。しかし、契約があるから黙っているというのと、脅されたから黙っているとうのとでは、プライドの高い男の場合は意味が違うのです。解雇されたが契約があるから黙っているということは認められても、解雇された上脅されたから黙っているなどという惨めな自分は認められません。この作品でもそうでした。クロウは自らのプライドと、社会正義、そして何より家族のために告発を決意するわけです。

一方、その告発を聞き伝える側にまわるのがアル・パチーノです。彼にもまた、ジャーナリストとしての誇りがあります。そして、ご多分にもれず、企業としてのマスコミにもまた闇の部分があるのです。営業のためには、いくら社会正義であるからと言って報道できないこともある……ここでも、一人のジャーナリストと、組織との戦いが始まるわけです。これ以上書くとネタバレになりそうなんでこのくらい。

というわけで、この作品は、内部告発を巡って、告発する者がおかれる困難さや苦悩と同時に、伝える者がおかれる困難さや苦悩を扱っているところがおもしろいとも言えると思います。もちろん、本人だけでなく家族や同僚たちにもその影響が出てくるわけです。

さて、二人はどう戦い、どう傷つき、そして、どう解決していくか。非常におもしろい、社会派サスペンスになっていると思います。

また、この作品のもう一つおもしろいところは、「ジョンソン&ジョンソン(バンドエイドの会社ですね)」や「ファイザー(バイアグラの製薬会社ですね)」などという実在の企業がそのまま出てきます。パッケージの説明書きには「アメリカの実在の事件を基に作られ、登場人物、会社および団体等がすべて実在するという、全米に様々な波紋を投げかけた問題作」などと書かれています。おもしろいです。

インサイダー
インサイダー
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ポニーキャニオン (2003/06/18)
売り上げランキング: 15,030
おすすめ度の平均: 5
5 素晴らしい傑作
5 素晴らしい
5 実話に基づく社会正義


わたしがこのDVD買ったのは、例によって、ジーナ・ガーションが出てるからです。かなりちょい役。だから探すのがおもしろかったりして。

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映画:「NANA」~AMCで

2005-09-17-Sat
20050917031504

↑ポスターをモブログ

中島美嘉、宮崎あおいが主演の「NANA」見てきました。おっさんがみていけないってことはありませんが、おっさんの見る映画じゃありません。ちょっと泣いちゃいましたけど(笑)。→★「NANA」公式ぺージへ★

ナナ役の中島美嘉をみてるうちに、なんとなくジーナ・ガーションに見えてくるから不思議です。ジーナ・ガーションの姿が浮かんでくると、反応して笑っちゃいます(笑)。どこが似てるんだろうなぁと思っていると、まぁ、メイクもあるんでしょうが、ナイス・ガイなところなんですね。男言葉は嫌だけど(笑)。(ジーナ・ガーションは「バウンド」を見ろ。)

バウンド
バウンド
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ジェネオン エンタテインメント (1998/12/22)
売り上げランキング: 53,312

↑左側がジーナ・ガーションです。

やっぱり、おっさんには、ストーリーには関係なく、トラネスのボーカル「レイラ」が魅力的でした。伊藤由奈って新人(?)らしいんだけど(伊藤由奈のWebサイト)、歌うまいし、(映画の中では)悩殺だし……。

↓「ENDLESS STORY」REIRA starring YUNA ITOのCD。
ENDLESS STORY
ENDLESS STORY
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REIRA starring YUNA ITO
Dawn Ann Thomas ats- H∧L
Saeko Nishio daiki kasho Shinya Saito
ソニーミュージックエンタテインメント (2005/09/07)
売り上げランキング: 88
おすすめ度の平均: 4.2
5 見事に「レイラ」でした。
3 好みの問題か。。
4 素晴らしい歌声

 
これでは少しも映画の感想にもなんにもならないな。なんだろう、「青春と自立」、「恋愛と自立」あたりがテーマですね。おもに女の子の。ま、「電車男」が男の子の恋愛と自立をテーマにしてとらえると、現在の若者の恋愛像という意味では対照的に見ることができるかもしれませんね。

↓「NANA」のメイキングです。
NANA-ナナ-FM707
NANA-ナナ-FM707
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ビデオメーカー (2005/08/26)
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おすすめ度の平均: 5
5 まぢでそっくり!!


現代の若者に人気の映画って感じで見てみるのもいいかもしれません。以前はかっこつけてるのって、かっこわるかったと思うんですけど、やっぱ似合うとかっこつけるのも、かっこいいんだね。

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映画:「ジャングル・フィーバー」~DVDで

2005-08-17-Wed
これ、騙されて買いました。騙されたというか、正確にいうと、自分が勝手に間違えただけなんですけど。

ジーナ・ガーションが出てると思って買ったんです。出てません!
え? どうして? ほらここに出演作リストがあって……。意外にいろんなサイトに「ジャングル・フィーバー」があるんですよ。こことか、ここにも。
ジャングル・フィーバー
だったら買うでしょ。でも、出てないんです!

どういうこと? 

検索していくと、なぞが解けます。ここに載ってるんですけどね、

TTTTTTTTTT
City of Hope (1991) .... Laurie
Jungle Fever (1991) (scenes deleted) .... Angie's Neighbor
Out for Justice (1991) .... Patti Madano
LLLLLLLLLLLL

1991年の出演作は「希望の街」「ジャングル・フィーバー」「アウト・オブ・ジャスティス」の3作品なんですが、「(scenes deleted) 」なんだって……。おいおい……。そんなのないよ~。なんだよ。

ただ、だからといって、作品的にダメかというと、これまた悔しいんですけど決してそういうことはありません。とても興味深く見ました。

ストーリー的には、まだ人種差別が色濃く残る20世紀末のアメリカで、そこそこ成功しているアフリカ系アメリカ人(黒人)の建築家フリッパーが、妻子がありながら、職場でイタリア系アメリカ人(白人)の女性秘書アンジーと不倫するわけです。不倫といって、かなりマジな愛です。ところが、それが双方の家庭にバレて、ふたりとも家から追い出されるような形でアパート暮らしをはじめるわけなんです。

この両者の住む社会は、典型的な黒人社会であり白人社会なんです。つまり、黒人は白人に差別されてきたがために、白人に対する敵対意識を持っているわけなんですね。白人の女性との恋愛なんてのは、自分たち黒人への裏切りなんです。一方、白人女性の家庭の方では黒人と恋愛するなんてのは、堕落であり、穢れでさえあるという感じなんです。

それはもちろん、親たちの世代にそういう感覚が強く残っているのですが、当代の若者でもその意識というのは少なからず残っているのです。それは白人からの黒人差別だけでなく、黒人からの一種の白人差別でもあるわけなんですね。同じ「人種主義」の表裏であって、日本におけるさまざまな差別問題にも通じるものはあります。

そういう、人種差別の中で二人は純粋愛し合っているかのようなんですが、フリッパーは妻や子が捨てられないとう家族の問題や、あらたに混血の子を持つことへの不安、麻薬漬けで人生を放棄してしまっている兄とそれに悩む厳格な両親、自立できない青年の成長、そしてまたやはり人種問題、宗教問題など、現代社会にあるさまざまな面を絡めながら、ドラマは展開していきます。

結末にあるのは解決ではなく、二人の男女やその家族、厳格な父、自立できない背年などそれぞれが出したひとつの「答え」にすぎません。それが正解であるかどうかは誰にもわからない、混迷した現代に生きるというのは、成功とか正解とかではなくて、こうして苦しみながら「答え」を見つけていくだけなんだと痛感させられます。

いわゆるハッピーエンドのハリウッド映画ではなく、「問題作」的な作りになっています。

今、現実に悩んでいる人には、「答え」は与えてくれなくても、「答え」を見つけることの大切さに気づかせてくれることでしょう。おもしろいですよ。

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