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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

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ほうとうを食べる/山梨

2007-07-28-Sat
先日、山梨に遊んだ。

メインは竹中英太郎記念館、湯村温泉郷に一泊して、横溝正史館、風林火山博なんてのも出かけた。
 → 「竹中英太郎記念館を訪ねて
 → 「横溝正史館も訪ねて

湯村温泉にも、山梨市内のあちこちにも「ほうとう」という文字が並んでいた。正直に書くと、わたしはこの「ほうとう」というのがわからなかった。

横溝正史館は山梨市の笛吹川フルーツ公園に隣接していて、そのぶどう園にも「ほうとう」の文字があったので、すっかりぶどうの最近人気の一品種の名前かと思ったくらいである。それにしては、どこかでみた「ほうとう鍋」というものの関連が今ひとつで、ブドウの王国山梨ではついに鍋にいれるブドウを開発していたのかしらんとまで思った時まであった。いや、マジで(笑)--だいたい、山梨近隣の人か、山梨に行ったことのある人でないと知らないでしょうほうとうなんて~。

どうせなら、このほうとうというのを食べて帰ろうということになって、二日目(帰る日)の昼食には、鍋でも、デザートでもいいからほうとうにしようと思ってクルマを走らせていた。なかなかタイミングがあわず、なかなか入る店が決まらないでいたが、食べようと思って沿道の看板や幟(のぼり)などを見るうちに、どうやらぶどうの一品種名というのはわたしのとんでもない勘違いで、なにか一品料理であるらしいということがしだいにわかってきた。それも、珍味とかいうのではなくて、日常生活で一般的に食べられているたぐいのものらしいということがわかった。

そして、ついに、河口湖班の、どうみてもうどん屋かそば屋に「ほうとう」らしき店に入ることに決めたのである。窓からは小雨にけぶる河口湖畔が間近に見えるいい席であった。もちろん「ほうとう」を注文した。
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まもなく出てきた「ほうとう」を見て思った。

--なんだのこれは、ただの味噌煮込みきしめんだがね~

正確に書くと味噌煮込みきしめんとも、味噌煮込みうどんとも違う。愛知で食す味噌煮込みきしめんも、味噌煮込みうどんも、汁がこんなにどろんと重い感じではない。もう少し、軽くてさっぱりした感じである。味の濃淡ではなくて、粘りが違うという感じだ。大きめのカボチャや芋などを入れるほうとうの方が、どうしても汁(味噌仕立て)が粘っこく感じられるのだ。

それは、麺もおなじだった。愛知で食べるきしめんはどっちかというと、つるつるである。味噌煮込みうどんようのうどんも、ちょっと固めで煮くずれとかしないようになっているのだ。それに比べてほうとうは、煮くずれというのではないが、麺の中までしっかりと味噌味が染みこんで、麺も重く粘っこい感じがした。ほんとうに、しっかりと煮込んであるというできばえであった。

食べているうちに思い出したことがあった。よく似たものが、昨晩泊まった旅館でも出たということである。あ、これ昨夜食べたな~。そうかそうか。そりゃ名物だから、観光客には出すよなぁと今さらながら腑に落ちた。

じゃ、楽天で購入できるようにリンク貼っておきます。

ほうとう←ほうとう
   味噌煮込みきしめん→きしめん


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