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David the smart ass

心のダイエット!~時には辛口メッセージを~

映画:「サヨラナCOLOR」~DVDで

2006-12-29-Fri
監督は竹中直人です。竹中直人のちょっと気味悪い(おもしろい)身体のくねらせ方って、やっぱりシャイというか、恥ずかしいというか、もじもじした感じからきてるんだなってのが改めてわかる作品です(って、そういうことがわかってもしょうがないかもしれないけど)。

サヨナラCOLOR スペシャル・エディション
ハピネット・ピクチャーズ (2006/04/28)
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おすすめ度の平均: 4.5
4 自分がいて、相手がいる
4 サヨナラCOLOR
5 色んな意味で懐かしい


切ない作品で、すごくいいです。★★★★★

ネタバラシにならない程度に書いておきますと、佐々木(竹中直人)は医者で、かつての同級生未知子(原田知世)が入院していきます。佐々木はすごく未知子について思い出があるようなのですけれど、未知子の方は全く覚えていないのですね。というか、むしろ、思い出して話が合うのが嫌って感じでさえある。

ところが、今は医者と患者の関係でして、ちょっと深刻な病気の未知子にとって、医者である佐々木は避けては通れない相手というか、嫌でも頼りにしなければならない状況なんです。

そういうシチュエーションです。簡単に言うと、未知子がかつての佐々木に気づき、また、今の自分にも気づくということになってはいくのですが、そこに、未知子と長く同棲中(だと思うけど)の雅夫(段田安則)とか、佐々木の援助交際の相手の女子高校生がからんで、コミカルな感じで話が進んでいくのですけれど、内容的には切ない恋のものがたりにできあがっています。

おそらく、男性の多くは佐々木の視点で、女性の多くは未知子の視点でこのドラマを見ていくのだと思いますが、「医療における公私混同は許されるか」なんてことではなくて、「好きってことをどういう形でどう伝えるか、そして、いつ」ってことになってくるのかなと思います。

キャストとしては、うっちゃんなんちゃんの内村がちょっとふっくらして、あれ? これひょっとして? って感じで出ています。そして、この女医はひょっとしてって、意外な大物シンガーソングライターが出演しています。それも楽しみかも。

原田知世が、よすぎ~。BLENDYのCMよりもいい。
 → 原田知世CM動画リンク集



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映画:「姑獲鳥の夏」~DVDで

2006-12-27-Wed
昭和20年代末の東京という設定のようなんですね。わたしは、このころの匂いがけっこう好きですね。ま、学生時代は大正ロマンチシズムが好きなどと、わけのわからない言葉を言っていたのですけど(笑)京極夏彦の名前はもうずいぶん前から知っていたのですが、実は一度も読んだことありません。これでも、むかしは推理小説大好きで、京極夏彦の世界なんて、おそらく若い頃のわたしだったら飛びつきたくなるような設定だと思うんですけどね。人の好みは変わるものです。
姑獲鳥の夏 プレミアム・エディション
ジェネオン エンタテインメント (2005/11/25)
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おすすめ度の平均: 2.0
1 やっぱり映像化不可能だった
3 実相寺マニアのみ楽しめる
1 姑獲目の夏、日本の夏

実相寺昭雄が亡くなって、「ウルトラマン」と一緒に借りてきたのは、やっぱりどこかで気にしたいた作家だったからでもあるのでしょう。

タイトルにある「姑獲鳥」というのは妖怪なんですね。映画の中で説明されるのですが、本来は「産女」などと書いて、お産で死んだ女の霊が化けたえ妖怪ということになっているようです。下半身が血まみれだと。そして、その産女は、夕方、道ばたや川辺に現れて、通行人に赤子を抱いてくれと頼むそうです。
 参考:記憶の森~昔が原「産女の礼物」

このページにも書かれていますが、中国の「姑獲鳥(こかくちょう)」と結びついて、「姑獲鳥(うぶめどり)」と呼ばれるようにもなり、は、姑獲鳥は青白い炎に包まれて空を飛ぶ鳥の妖怪で、地上に降り産女になるんだそうです。そういう妖怪の背後にある、母子の問題というか、不妊の問題というか、中絶の問題とぴいうか、ま、子どもを失う問題が、この作品にの根底に流れているのですね。

ストーリーは昭和20年代末の東京の大病院です。この病院の全体図が画面に映るときに、なんとなく崩壊を予感させるのですが、その病院で、生まれて間もない赤ん坊が次々と行方不明になるという怪事件が起きます。「子どもを帰せ」という争議が置きかねない状況です。あるいは、妊娠20か月になろうというのにまだ出産しない院長の娘の噂とか、そして、その夫である婿養子の医者が突然の失踪とか、あるいは、関係があるのかどうか、元看護婦の変死とか、おどろおどろしいような、怪しい謎があふれています(こういうおどろおどろしさってのは、ま、実相寺なんでしょうか。怪奇性にはよくても、ミステリーにはちょっと向かないかも~)。

そして、その婿養子の行方を捜して欲しい、病院の娘の涼子(原田知世)が探偵事務所を尋ねることになるのですね。事件の謎に挑むのは、古本屋であり陰陽師である京極堂(堤真一)と小説家の関口(永瀬正敏)、そして私立探偵の榎木津(阿部寛)の凸凹トリオです。

ところで、ちょっと気になるところに、京極堂が関口に「偽善者ぶるな」っていうところがあります。え? 偽善者ぶる? それはおかしいでしょう。「善人ぶる」ことを「偽善者」っていうわけだから、「偽善者ぶる」っていうのは、「あえて偽善者のふりをする」ってことになっちゃいますよ。いちおうそういう使い方が全くないということはないんだろうけれど、どうなんだろ。

あと、「他人事」のことを「たにんごと」と読んでいたのもちょっと気になって、なんだかアレ。

・原田知世がかわいいなぁ。ニヤニヤしたくなるくらい~。



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