David the smart ass心のダイエット!~時には辛口メッセージを~ |
映画:「レッドクリフpart1」~劇場で
2008-11-02-Sun
「三国志」の赤壁の戦いに題をとった、「レッドクリフpart?」を見てきました。
▲予告編
→ 公式ページ
「レッドクリフ」の「クリフ(Cliff)」は「クリフハンガー」の「クリフ」で、「崖、絶壁」と訳されます。「レッドクリフ」はすなわち「赤い壁」で、赤壁という地名の直訳ということで、うまいネーミングだと思いますね。映画は、三国時代をきわめて簡単にナレーションで説明した後、魏の曹操が、勝手に漢王を名乗る劉備と、いっこうに帰順する気配のない呉(孫権)を倒して天下を完全に制圧しようという計画を、傀儡である献帝に認めさせる場面から始まります。
そして、その手始めは劉備の放逐でした。劉備は当時基点にしていた新野(しんや)を曹操軍に追われて、民をひき連れ命からがら逃げ出します。二人の夫人と一人息子の阿斗(あと)は逃げ遅れ、危うく曹操の軍に捕らえられそうになります。その危機を救ったのは趙雲。また、策を用いて無事民や劉備一行を逃がしたのは諸葛孔明、さらに、しんがりを守ったのが張飛で、長坂(ちょうはん)の地名をとって、「長坂の戦い」と呼ばれます。これが一つ有名な戦いとして出てきます。
こうして新野から長坂を経て、夏口(かこう)に逃げ延びた劉備に、軍師諸葛孔明は呉と連合して曹操と立ち向かうことを提案します。孔明は使者として呉に赴き、孫権に謁見し、協力して80万の曹操軍医に当たることを申し出ます。なかなか、踏ん切りのつかない孫権も、軍師周瑜(しゅうゆ)の薦めもあり曹操と戦うことを決意します。
こうして、80万の曹操軍。迎え撃つ連合軍は5万……。負けるはずのない大軍勢。それは幾多の戦いに勝ち進むことによって敗軍を飲み込んだ大きさであり、それゆえの脆弱さと油断があった。そこを、必死に結束して当たる5万の兵が打ち破ることになる。それが、赤壁の戦い。パート1では、曹操が軍を赤壁に進め、その北岸2000隻の大水軍を停泊させ、まさにその圧倒的な力を誇示するところまでが描かれる。
壮大なスケールで、また、剣や馬などのアクションも激しく、見るものがある。「三国志」の世界を知ってる者にはとてもおもしろい映画である。
感想としては、まず、曹操が必要以上に悪役に描かれている。もっと、見るものを惹きつけるような魅力的な男にしてほしい。たぶん、どちらも負けさせたくないというくらいの設定にしたほうが、映画的にはおもしろいと思うし。
ついでに不満を書くと、関羽が貧弱、張飛がマヌケっぽい、劉備が歳(これはしかたない……)。あと、小喬はきれいでかわいいが、孫尚香がちょっと……、もっとスリムで活動的で……。
それと、中村獅童のしている甘興(かんこう)というのが誰なのか、今一ピンとこなかったけれど、どうも、呉にいる元海賊の武将というと、鈴の甘寧だということに気づいた。
あと、黄蓋(こうがい)、龐統(ほうとう)はまだ~という感じ。あの白い鳩はてっきり龐統のところに飛んでいくのかと思った……。
三国志の好きな人にはとってもおもしろい映画だとは思うのだけれど、果たして、三国志の世界を知らない人がどのくらい楽しめるかは、全く想像できない。
小説で読むなら吉川 英治。
入門書はこれだろう
三国志。
読みだすととまりません!
面白い
日本人にとっての原典
漫画なら、「蒼天航路」。こっちは、どっちかというと曹操の方が中心で、この映画みたいに曹操が悪くかかれていません~。
ゲームなら、「真・三国無双」ですね。
面白いが合わない人には合わない
2〜4をプレイして
(゚∀゚)なんてベストな価格
キャラてんこ盛り!
廉価なのに何故・・・?
▲予告編
→ 公式ページ
「レッドクリフ」の「クリフ(Cliff)」は「クリフハンガー」の「クリフ」で、「崖、絶壁」と訳されます。「レッドクリフ」はすなわち「赤い壁」で、赤壁という地名の直訳ということで、うまいネーミングだと思いますね。映画は、三国時代をきわめて簡単にナレーションで説明した後、魏の曹操が、勝手に漢王を名乗る劉備と、いっこうに帰順する気配のない呉(孫権)を倒して天下を完全に制圧しようという計画を、傀儡である献帝に認めさせる場面から始まります。
そして、その手始めは劉備の放逐でした。劉備は当時基点にしていた新野(しんや)を曹操軍に追われて、民をひき連れ命からがら逃げ出します。二人の夫人と一人息子の阿斗(あと)は逃げ遅れ、危うく曹操の軍に捕らえられそうになります。その危機を救ったのは趙雲。また、策を用いて無事民や劉備一行を逃がしたのは諸葛孔明、さらに、しんがりを守ったのが張飛で、長坂(ちょうはん)の地名をとって、「長坂の戦い」と呼ばれます。これが一つ有名な戦いとして出てきます。
こうして新野から長坂を経て、夏口(かこう)に逃げ延びた劉備に、軍師諸葛孔明は呉と連合して曹操と立ち向かうことを提案します。孔明は使者として呉に赴き、孫権に謁見し、協力して80万の曹操軍医に当たることを申し出ます。なかなか、踏ん切りのつかない孫権も、軍師周瑜(しゅうゆ)の薦めもあり曹操と戦うことを決意します。
こうして、80万の曹操軍。迎え撃つ連合軍は5万……。負けるはずのない大軍勢。それは幾多の戦いに勝ち進むことによって敗軍を飲み込んだ大きさであり、それゆえの脆弱さと油断があった。そこを、必死に結束して当たる5万の兵が打ち破ることになる。それが、赤壁の戦い。パート1では、曹操が軍を赤壁に進め、その北岸2000隻の大水軍を停泊させ、まさにその圧倒的な力を誇示するところまでが描かれる。
壮大なスケールで、また、剣や馬などのアクションも激しく、見るものがある。「三国志」の世界を知ってる者にはとてもおもしろい映画である。
感想としては、まず、曹操が必要以上に悪役に描かれている。もっと、見るものを惹きつけるような魅力的な男にしてほしい。たぶん、どちらも負けさせたくないというくらいの設定にしたほうが、映画的にはおもしろいと思うし。
ついでに不満を書くと、関羽が貧弱、張飛がマヌケっぽい、劉備が歳(これはしかたない……)。あと、小喬はきれいでかわいいが、孫尚香がちょっと……、もっとスリムで活動的で……。
それと、中村獅童のしている甘興(かんこう)というのが誰なのか、今一ピンとこなかったけれど、どうも、呉にいる元海賊の武将というと、鈴の甘寧だということに気づいた。
あと、黄蓋(こうがい)、龐統(ほうとう)はまだ~という感じ。あの白い鳩はてっきり龐統のところに飛んでいくのかと思った……。
三国志の好きな人にはとってもおもしろい映画だとは思うのだけれど、果たして、三国志の世界を知らない人がどのくらい楽しめるかは、全く想像できない。
小説で読むなら吉川 英治。
三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)
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売り上げランキング: 94
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売り上げランキング: 94
おすすめ度の平均: 






漫画なら、「蒼天航路」。こっちは、どっちかというと曹操の方が中心で、この映画みたいに曹操が悪くかかれていません~。
ゲームなら、「真・三国無双」ですね。
真・三國無双4 PlayStation 2 the Best
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売り上げランキング: 697
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おすすめ度の平均: 







COMMENT
おおお 観られたんですね~
2008-11-13-Thu-22:52
☆コブタさん
2008-11-13-Thu-23:30
コメントありがとうございました。
いろいろネットの評価を見ると、コブタさんのおっしゃるように、三国志をよく知ってる人間はむしろ違和感があって、知らない人がアクションを楽しむ映画だというような評価をいくつか読みました。
ほんとうに三国志を知らない人間でも楽しめるのか、わたしには正直なところ謎ですし、あのアクションがすばらしいというのは、ははは、無双シリーズ(KOEIのアクションゲーム)をやってるわたしには、へぇそうなんだと思います。
いずれにしても、二部構成のうちの前半しか見てないので、決定的な評価はしにくいのですが、もっと魅力的な曹操にしてほしいという気持ちは強くあります。
・FC2ブログ、調子悪いですか?
あまり長引くようでしたら、こちらのボードへ情報提供の意味も併せて書いてみたらどうかと思います。
いろいろネットの評価を見ると、コブタさんのおっしゃるように、三国志をよく知ってる人間はむしろ違和感があって、知らない人がアクションを楽しむ映画だというような評価をいくつか読みました。
ほんとうに三国志を知らない人間でも楽しめるのか、わたしには正直なところ謎ですし、あのアクションがすばらしいというのは、ははは、無双シリーズ(KOEIのアクションゲーム)をやってるわたしには、へぇそうなんだと思います。
いずれにしても、二部構成のうちの前半しか見てないので、決定的な評価はしにくいのですが、もっと魅力的な曹操にしてほしいという気持ちは強くあります。
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あまり長引くようでしたら、こちらのボードへ情報提供の意味も併せて書いてみたらどうかと思います。
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ジョン・ウー好きなので、この監督らしいアクションを堪能できたことでは満足したのですが、曹操のキャラにはちょっと(゚ペ)ウーンと私も思ってしまいました。
彼という天才が居たからこそ、三国志って盛り上がっていたというのに、ここをもっと格好良く描いてほしかったですよね~(><)
話は変わりますか、、出人のブログは無事なんですね、、
私のサーバーか私のブログがオカシイのか、管理画面が表示されるものの何も動かないという状態で使い物にならなくなってしまいました。
うーん 困ったものです、早くなおってほしいですか、、。