David the smart ass心のダイエット!~時には辛口メッセージを~ |
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県名の由来(愛知県)
2005-02-13-Sun
「愛知県」の「あいち」は、万葉集の
桜田へ鶴鳴きわたる年魚市潟潮干にけらし鶴鳴きわたる
(さくらだへ たづなきわたる
あゆちがた しほひにけらし たづなきわたる)
という短歌にも詠まれている「年魚市(あゆち)」に由来するとされています。「あゆち潟」は「名古屋市の熱田付近から北西に湾入していた潟」です。
この「桜田へ……」の歌は、万葉集の巻三に収められている、高市黒人の作です。黒人は漂泊の歌人と言われ、万葉集に旅の歌が多く採用されていますね。歌意は、
桜田へ鶴が鳴きながら飛んでいく。
あゆち潟の潮はひいたようだ。
鶴が鳴きながら渡っていく。
くらいです。桜田方面に鶴が飛んでいくのは、あゆち潟の潮が引き、餌となる魚や貝たちがとりやすくなったからです。恐らく、何羽もの鶴が鳴きながら飛び渡っていったのでしょう。青空をわたっていく鶴の姿と、それを見上げる黒人が目に浮かぶようですね。
さて、この「あゆち」が県名に採用されるまでですが、ご存じでしょうが、江戸時代までは尾張国と三河国の二国でした。明治4年の廃藩置県で、いったん尾張国は名古屋県に、三河国は額田県になります。それが翌年愛知県として統一され、このとき、名古屋県の県庁が当時「愛智郡」であった名古屋城内にあって、それが県名に採用され「愛知」になったのです
桜田へ鶴鳴きわたる年魚市潟潮干にけらし鶴鳴きわたる
(さくらだへ たづなきわたる
あゆちがた しほひにけらし たづなきわたる)
という短歌にも詠まれている「年魚市(あゆち)」に由来するとされています。「あゆち潟」は「名古屋市の熱田付近から北西に湾入していた潟」です。
この「桜田へ……」の歌は、万葉集の巻三に収められている、高市黒人の作です。黒人は漂泊の歌人と言われ、万葉集に旅の歌が多く採用されていますね。歌意は、
桜田へ鶴が鳴きながら飛んでいく。
あゆち潟の潮はひいたようだ。
鶴が鳴きながら渡っていく。
くらいです。桜田方面に鶴が飛んでいくのは、あゆち潟の潮が引き、餌となる魚や貝たちがとりやすくなったからです。恐らく、何羽もの鶴が鳴きながら飛び渡っていったのでしょう。青空をわたっていく鶴の姿と、それを見上げる黒人が目に浮かぶようですね。
さて、この「あゆち」が県名に採用されるまでですが、ご存じでしょうが、江戸時代までは尾張国と三河国の二国でした。明治4年の廃藩置県で、いったん尾張国は名古屋県に、三河国は額田県になります。それが翌年愛知県として統一され、このとき、名古屋県の県庁が当時「愛智郡」であった名古屋城内にあって、それが県名に採用され「愛知」になったのです

COMMENT
2007-09-09-Sun-11:41
参考にしていただきましたぁ

2010-07-13-Tue-21:10
そうだったんですか。^^;
とても勉強になりました
とても勉強になりました

ゆんさん
2010-07-23-Fri-12:49
コメントありがとう。
お返事遅くなりました。
平成の市町村合併で、もうなくなった町名や、郡名もあるんです。
この前では、ここいらは○○郡△△町だったんだよねって普通に言ったつもりが、
ひどく年寄り扱いをされるときが、遠からずくるとおもいますよ、ゆんさんご自身にもw
お返事遅くなりました。
平成の市町村合併で、もうなくなった町名や、郡名もあるんです。
この前では、ここいらは○○郡△△町だったんだよねって普通に言ったつもりが、
ひどく年寄り扱いをされるときが、遠からずくるとおもいますよ、ゆんさんご自身にもw
2012-08-26-Sun-11:10
宿題に役立ちましたぁー

★うさぎ娘さん
2012-08-26-Sun-13:37
ども コメントありがとうございました。
お役にたててよかったです。
最近知ったのですが、「あゆち」の「あゆ」には「水がわく」という意味があるそうです。「あゆちがた」は水が豊かで、餌も魚も、鶴もたくさんいたって感じですね。
お役にたててよかったです。
最近知ったのですが、「あゆち」の「あゆ」には「水がわく」という意味があるそうです。「あゆちがた」は水が豊かで、餌も魚も、鶴もたくさんいたって感じですね。
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